マニラ湾風景
昨年の11月に東京の車を処分して、それからはタクシーか電車、処分した理由は無論
経費節約も有るけど、当時乗っていた車の寿命を?考え、これ以上乗っていたら修理費が
掛かりそう、そこで新車を購入しようか悩んだ。
車を買い替えるべきか考え、車が有るのと無い場合の計算をしてみて、月に1週間の滞
在では割が合わない、大きい出費は駐車場で月に4万円以上、年間50万円に保険を入れ
ると75万円、ガソリン代やその他を入れると100万円以上掛かっていた。
東京滞在中タクシーや電車で移動すると、成田の往復を入れて3万円前後、その中の一
番の出費は自宅から成田へのタクシー代、ギリギリ最安値の墨田区で1万3千円、100メー
トルも行けは3千円高い中央区、ネット予約の千円引き高速代を入れて1万3950円。
中央区と比べ3千円安く、ネット予約で千円の計4千円得した気分、MKタクシーのスタッ
フはハイヤー並みのサービスで、恭しく迎えられ荷物の出し入れも安心でき、車種もレクサス
だったり、それ以上の車の時もあるので快適、日本のインフラを満悦して成田に向う。
これをケチって成田から帰って来る逆コース、バス利用で空港へ行けば1万1千円浮く、
そこまではケチりたくないので、マニラへ帰る日はMKタクシーに自宅まで迎えに来て貰い、
車の中にはWiFiが完備され、インターネットを楽しんでいる。
私に取って割安に感じる自宅・成田空港間の均一タクシー料金、このタクシー料金をペソ
に直すと6300ペソ、韓国ウォンなら16万5千ウォンになるけど、それだけ現地で払えば何
処まで行けるのか、成田間の距離なら幾らになるのか考えてみた。
トリップアドバイザーより
先ずは韓国のタクシー料金、基本料金2400ウォン(203円)で日本と同じ2キロ、144
メートルに付100ウォン(8.4円)、時間メーター35秒でやはり100ウォンなので、100メー
ター100ウォンと計算して約160キロ、実際は180キロ近くまで行ける。
自宅から成田空港まで70キロ、韓国のタクシー料金なら半額以下の6万ウォン(5100
円)、これがフィリピンになると初乗り40ペソ(350メーター)で250メーターごとに3.5ペソ、
70キロの距離でメターなら980ペソ(2200円)前後の計算になり、高速代を抜いた1万2千
円(5340ペソ)なら、380キロ先まで行ける。
それでいて燃料費は日本と余り変わらない韓国、シワ寄せは運転手の収入減になり、収
入はコンビニの店員並みかそれ以下、最低賃金ギリギリで100万ウォンから120万ウォン
(8万円〜10万円)、コンビニの店員も100万ウォンから110万ウォンなので変わらない。
フィリピン・マニラに至っては、車のリース代1000ペソ〜1500ペソ(2200円〜3400
円)と燃料費1000ペソで、1日働いて残るのは200ペソ〜250ペソ(440円〜550円)、
最低賃金500ペソの半額稼げるかの世界、観光客が乗ればボッタクリか、雲助になるのも
判る気がする。
この収入なら良い人材が集まる訳もなく、元々真面目に働く気の無いフィリピン人、仕事
が無ければ見付かるまでタクシーでも、そんな感覚で働く運転手は多い、最低賃金以下の収
入では長続きはしない。
よく知人から相談される話に、車を買ってタクシーで儲けようか、事情が判っていれば考
えが甘いと言えよう、計算上では新車を買っても2年で元が取れるタクシーオーナー、それに
は運転手の人材確保が難く苦労する。
世界一高いタクシー料金といわれ、運転手になるにも資格が必要な日本、韓国の3倍・
フィリピン20倍の収入を得る運転手、収入の格差を考えれば良い人材が集る日本のタクシ
ー運転手と、同じ運転手でも程度は違いすぎることを、理解したほうが良いと思った。
追伸、今朝の午前7時に自宅を出て、JAL741便でマニラへ帰ります。
リコメが遅くてすみません、マニラで頑張って書きますのでお待ち下さい。
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マニラ暮らし、タクシー料金と運転手の収入「フィリピン・マニラ」
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