昨日のマニラ湾風景。
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どうしようか？な〜、と悩む時も在るし、先に行けば良かったと、悔やむ時も人生には在る。何かが有って躊躇い、時間を延ばしてしまうと、後で大きく後悔することが多い。それが切っ掛けで考えが変わってしまうことも、何度か経験している。
ヒョンなことで見付けたシャンプーとコンディショナー、英語のＧｏａｔ'ｓ Ｍｉｌｋを羊ミルクと読めたら、シャンプーとコンディショナーの発見はない。生牛乳と間違いミルクを購入する過程で、序でに買ってしまったので、シャンプーとコンディショナーを皆さんに紹介することが出来た。
そうしたら一度使って見たいと言う声が多く、使った人の喜びの声に有頂天になってしまい。普通のシャンプーを買う値段より安い商品なので、シャンプーとしても気軽に紹介できる。一度は日本で売ることも考えたが、リタイヤしたのに商売するのか、ましてフィリピンは商売に馴染めない。苦労しそうだから止めよう、なら皆さんへ紹介を、プロクのマニラ記事にした。
フィリピンの法律で、液体及び化粧品類の輸送をＯＫする会社がない。日本へ送れないので、運び屋さんへ頼むか悩んでいたら。在る人からオークションへ出したら好いと教えられ、利益が出たら如何しよう。丁度、史上最大の台風がレイテ州タクロバンを襲ったので、寄付金にしようと考えた。
何でもチャランポランな国フィリピン、どうせ寄付するなら皆さんに見えるモノにしたい。チャリチィーと言えるほどの金額で無くても、何処へ行ったのか判るようにと考えた。そう考えると、政府や教会・学校ですら、行き先が見えなくなってしまいそうだ。
色々考えているなかで、毎日新聞の記事で見付けたのが邦人の被災、私の１２月２３日記事で「１１月１６日の毎日記事から引用、「台風３０号で壊滅的な被害を受けたフィリピン・レイテ島パロ町で、自宅が大波にのまれて首まで水につかり、奇跡的に命を取り留めた竹内正勝さん（７５）が１５日、がれきの山となった自宅跡で毎日新聞の取材に応じた。水没した自宅の窓枠にしがみつき、根元から折れたヤシの木が空高く舞うのを見ながら、「この世の地獄と感じた」という。
竹内さんのご冥福を祈ります。
竹内さんは東京・向島出身。２３年前、レイテ島の中心都市タクロバンの隣町パロへ移住し、妻ルチェールさん（４２）と共に美容室を経営してきた。・・・・中略・・・・自宅と店は全半壊し、２３年間フィリピンで築き上げた財産を失った。妻らはマニラの実家に避難し、自分はパロの日本人の友人宅に身を寄せる。「いつ死んでもいいと思って生きてきたので恐怖や悲しみはないが、ただ神の怒りを感じている」。険しい顔でつぶやいた。」
この竹内さんへ見舞金を上げたくなったのは、２３年前に５２才で１９才のフィリピーナと移住し、美容室を経営している。何か男のロマンを感じてしまうのと、シャンプーの利益と美容室は因縁が有りそう。個人的には、自宅がある両国と同じ東京・墨田区出身。７５才の齢にめげず、もう一度頑張って欲しいと考えた。」
何か連絡が入るかと待っていたのは、寄付・見舞金予定の５万ペソ（１１万４千円）にまだ達してない。現在の収益は約４万円しか無いが、尋ねて行って先に５万ペソ渡そうかとも考えた。（１２月２７日記事） そんな話をブログ記事にしたら、竹内さんの友人の方から纏へメールが入った。
メールの内容を抜粋すると、竹内さんとは１０年以上の付き合いの人で、台風３０号災害の時に、毎日新聞の記者やカメラマンが泊った家の持ち主。写真を取った経緯も全て知っていて、後に竹内さんが身を寄せた先でもある。
竹内さんの消息は、残念なことに１月２６日に亡くなられ、２月１日に葬儀と書いて有ったが。私が受け取ったのは昨日で、何も出来ません。例え前以って葬儀が判っていたとしても、全く知らない人の葬儀には出れない。
メールの文中に、「奥さんのルチェールさんがレイテ島に帰られてから、改めてご支援をお願い出来れば嬉しく思います。」。今のところ何時帰れるとは記入されてないが、竹内さんの御子さんもいるし、思い入れの強い美容院再建なら、冥福を祈り見舞金でなく、再建費用の一部として寄付をしたい。
マニラ暮らしの中で、友人・知人や色んな方の悲報は聞くが。全く知らない人の悲報でも、前以って生前に会えなかったのは残念だ。気苦労が祟ったのか、見舞金を渡せたら、もう少し長生出来たかも。身体の不調が無ければ、探せたかも知れないと思った。
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マニラ暮らし、タクロバンから悲報「フィリピン・マニラ｣
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