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ＨＩＶ（Ｈｕｍａｎ Ｉｍｍｕｎｏｄｅｆｉｃｉｅｎｃｙ Ｖｉｒｕｓ・ヒト免疫不全ウイルス）に感染したＧＲＯのリスクを書いてきたが、毎月マニラ・マラテへ来ている友人に言わすと、何も怖くないという。結婚をしたことがなく子供もいないので、感染したとして迷惑する親族はいない。これだけ発病を遅らす薬が開発されていると、友人（６０才後半）の齢で感染しても、発病するより寿命のほうが早く尽きそうだと笑う。
例え親族がいたとして、薬を飲んでいれば二次感染は無いらしい。そんなことを言って強がっているけど、完治しない病気なら、怖くないと言うのは考えられない。誰も好き好んでＨＩＶに感染するリスクへ挑む人は、いないのも確かだと思う。
私がバンコック（タイ）へ何故行かないのかと言えば、タイのＨＩＶ感染者とエイズ発症者は、統計で１％〜２％いる。先日、マニラへ１年近く滞在していた日系ＫＴＶの責任者、今度はバンコック勤務になって赴任したが。彼と交わした最後の言葉は、安全で遊べるところを探して置いてくれだった。
今回のＨＩＶ感染ＧＲＯ話も、統計で１万２５００人に１人（日本）と１００人で１人〜２人（タイ）では受け止め方が違う。マニラなら多くても数千人に１人なので、大ショックを受けたが、バンコックなら日常的な話しかも知れなかった。
今までマニラの性病話は淋病が主、旅行会社時代はウエルカムマニラは下痢・食あたり、淋病のことをマニラ風邪と隠語で呼んでいた。ただ、たった１錠で完治する薬がマニラで売られていて、それを旅行客に買わせたことも何度かある。
最後に淋病の話しを聞いたのは、４〜５年前、大阪の従弟がマニラへ来て、トレーダースホテル近くのクラブで、ダンサーと遊んだら貰ってしまった。最後の日に感染したので、日本へ帰って苦労したという。日本の治療薬を飲んだら、中々完治しなかったと苦笑いをしていた。
その時は、マニラで感染したら、フィリピンの薬しか治らないと笑い話にしたが。ＨＩＶなら笑うどころか深刻な話で、酷い所へ連れて行かれたと恨まれそうだ。
私がクラブのＧＲＯやＧＯＧＯダンサーと遊ばなくなったのは、家内と結婚する１〜２年前の話（３０年前、結婚後のことは書けない）。昨日書いた元置屋のオーナーに、田舎から出てきたばかりの子を紹介して貰ったので、マニラで性病に感染したことは、それ以後無かった。
田舎から来たばかりの子は若く（１７〜１９才）、無論言葉（英語・日本語）も判らない。そんな子と遊んでいた癖で、ＫＴＶへ行っても１８才１９才の子を好む。その上、業界新人の子を呼び、マニラ・マカティ・パサイ出身地の子は敬遠していた。
そうやって考えてみると、危険を避ける遊び方を自然と行なって来たのかも知れない。業界新人で１８〜２１才の子で、阿婆擦れが多いマニラ・マカティ・パサイ出身者を避ける。無論、業界新人なので、前職にマカティやパサイのＧＲＯはいない。
昨日の記事で、ホステスからソープ嬢になる子はいても、ソープ嬢からホステスになる子は居ないと書いたが。このところの日系ＫＴＶ乱立で、ＧＲＯの日当が高騰し始めたのが逆流の要因と感じる。エドサコンプレックス辺りでも、連れ出されるのは良くて週２〜３回しかないと聞いた。
そうなると３００・５００ペソの日給のＫＴＶと、稼ぎは変わらないようだ。客に釣られて一夜を共にする方が、彼女達の見入りは良くなるはず。新人だから安心とは言えないので、後は会話と洞察力で判断するしかないと思った。
追伸、今回の帰国中（３０日まで）は、ゴールデンウィークが近いので、ＫＴＶの楽しみ方と危険回避を書いて行く予定です。ただ、私のＫＴＶ遊び方なので、独断と偏見に満ちているかも知れない。参考にしても割り引いて、ＫＴＶ遊びを楽しんで下さい。
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ＫＴＶ、危険を避ける遊び方「フィリピン・マニラ｣
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