昨日のマニラ湾夕昏を載せてます。美しいと思った人、思わない人でもフィリピン情報をクリックして下して下さい。（笑）
何処の国へ行っても通貨は在るが、慣れ親しんでしまうと新紙幣に戸惑う。こんな色だったかな、そんな違和感から新紙幣は玩具に見える。何か貫禄ないよね、本物と判っていてもイチャモンを付けたくなって、新紙幣の裏表を丹念に見てしまった。
最近フィリピンの１００ペソ紙幣も色を濃くする発表が、１００ペソ札（２３４円）と１０００ペソ札（２３４０円）の色は、紙幣が古くなると似てきて、間違う恐れがあるという。誰が間違えるのかな、１０００ペソ札や５００ペソ札を出したら、お釣りが無いと言われる国でと、友人達との笑い話になっていた。
パサイの友人は年金を貰う前にリタイヤしたので、今でも年払いで年金を払っている。そこで日本口座へ円送金しようとしたら、フィリピンペソか米ドルしか持ってないので円送金を頼まれた。彼の口座（日本）へ私の口座（日本）から送金して上げることにしたら、当然友人から受け取るのは米ドルしなかい。
先日、リタイヤメント永住権（ＳＲＲＶ）の更新に、手持ちの米ドルを使ったので、海外やフィリピン国内旅行用に米ドルを持っていても悪くない。そんな気持ちで受け取ったら、青み掛かった新紙幣の１００ドル札を持って来る。え〜これが１００ドル札なのか、見慣れない新紙幣に戸惑っていた。
私が初めて米ドルを手にしたのは、立川基地の米軍将校クラブ。臨時雇いのバーテンとして働いた時のチップ、コインは別として紙幣はレットと呼ばれる軍票だったが。基地で両替すると１ドル３５５円、基地の外なら闇で３００円。ところがグリーンと呼ばれた紙幣は、闇レートで４００円以上していた。
日給と言うより時間給１００円でも、当時の待遇としては破格で、その上、毎日入るチップは日給の数倍になる。１ドル３６０円の頃に初めて接したので、ドルに対しての思い入れは他の通貨より強かった。それが今でもトラウマになっていて、何と無く１万円札より１００ドル紙幣のが立派に見えていたが、今回だけは玩具に感じ笑ってしまった。
フィリピンへ観光に来るなら、日本円を持って来た方が好い。日本で米ドルへ両替する手数料の３円を考えれば、フィリピンへ持って来て、マニラやセブなどの大都市で両替した方が得だ。ただ、一部例外としては、地方都市や観光地へ行くなら、米ドルを持って行った方が両替で損をすることは無い。
私は米ドルへ両替するのをマニラと決めていて、マニラで両替したら１米ドルの両替手数料は、円・フィリピペソ・米ドルと２回両替しても５０銭から７０銭。日本の３円と比べたら４分の１から６分の１、１００米ドルを受け取るのに日本とマニラで２３０円は違う。
１２年前、ＳＲＲＶを取得するために持って来た５万ドル分の日本円（６６０万円）、今なら２０％近い為替損になるが。それでも日本で両替することを考えたら、１０数万円の違いになる。それらを考慮したら、フィリピン生活でも米ドルは重要だと思う。
７ヵ月前の２０１３年１０月８日に発行された新１００米ドル札を、ニッコウマートで見掛けたことはある。ただ、手にしたことや自分の物にしたのは初めてで笑う。不思議なことに新札と言う物は、持ってしまうと使いたくなっていた。
今、現金で持っている米ドルも、ドル預金から引き出したのは１年近く前、円をマニラ暮らしの生活費にしていると、ドルを使う機会少ない。バンコク（タイ）やカトマンズ（ネパール）へ行くのに取って置こう、それとも直接ドルを使うなら、従妹が居るニュージャジかマニラに近いグアム・サイパン。間違っても日本では使いたくないと思った。
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マニラ暮らし、新紙幣１００ドルに戸惑う「フィリピン・マニラ」
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