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マニラ暮らし、円とペソの価値観・1万円「フィリピン・マニラ」

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  海外で暮らしていると1万円の価値観で迷う、戸惑うのは通貨の単位で、何を基準で計算するかで違って来る。一番面倒なのはマニラ・東京・ソウルでの現金、今は1万円に対し、フィリピン4260ペソ、韓国10万ウォンに当てはまり判り易い。

  こうやって文書にしてしまえば計算し易いが、実際に払うとなると瞬時に計算し難いモノを感じる。マニラ暮らしでは計算し辛いと言うより、それぞれに価値感が在って一概に割り切れない。つまり日本で使う1万円には1万円円の価値が有り、4260ペソには4260ペソの価値感で判断する様になると、フィリピンに溶け込んだと言えよう。

  初めて観光でマニラへ来た時は1ペソ40円(35年前)、その時感じたのは、ペソの価値は何て高いんだろう。その後、センタボスと言うペソ以下の硬貨が在ると知り、何だ100センタボスで40円なら1センタボス0.4円。ペソが日本円より高く感じたのは、銭の単位の硬貨がないからだと気付く、ついつい流通している1円を基準に考えていた。

  為替レートだけで判断すると、今の様な答えになる。果たして計算だけで割り切れるのか、日本とフィリピンの金銭感覚と暮らし。これらを不定期なシリーズにして、色々考え書いて行くことにした。先ずは現金に対しての感覚から、日本人の財布の中に、一番多くは入っているのは1万円札と言われる。次は千円札で、東京滞在中は千円札と1万円札しか使用しない。

  元来日本人は現金主義の人が多く、クレジットカードやプリペイド型電子マネーの利用は少ない。そこで最高額紙幣の1万円札が多く持たれ、現金の利用だけを見れば後進国と言えそうだ。ただ、円の価値が高いので、世界で一番高額な現金を持ち歩くとも言われていた。

  私もマニラ暮らしが長くなる前の東京生活は、2〜3万円以下の支払いは現金にして、それ以上はクレジットカード。ピッピの電子マネーを利用するようになったのは、車を処分した1年8ヵ月前から、電車やタクシーで利用している。クレジットカードと電子マネーを頻繁に利用すると、現金を持ち歩くのは以前の3分の1になった。

  実際は1〜2万円在ればまに合う、それなのに何となく現金がないと寂しい。そんな性格なので、マニラ暮らしでも常時財布の中は3万ペソ(7万円)。クレジットカードは飾りの様な存在になり、主だったショッピングしか使わない。夜のKTV遊びもカードで払うことはなく、専ら現金で支払っていた。

  こんな考えが大きく変わったのは、首の椎間板ヘルニアになってからだ。何処を歩いていてもフラフラする様になり、財布や貴重品を持ち歩かなくなる。落とす盗られることを警戒していて、KTV廻りのときも、5千ペソ(1万1800円)ぐらいしか持たない様になった。

  無論カードも持って行かないので、足りなくなったら払えない。その時はその時で、知らない店で無ければ後で届ければ好い。そんな考えで4ヵ月が過ぎ、まだ一度も不足したことは無かった。ま〜日中は買い物も在るので、1万ペソ以上を持ち歩くときも在るが、それでも病気を患う前と、金銭感覚は全く違っていた。

     

  日中の買い物や夜のKTV遊び、自宅へ帰って来ると釣銭の小銭を財布に入れる。それも折りたたみながら整理するので、汚い紙幣のシワを延ばす。20ペソ(47円)や50ペソ(118円)のボロボロを見て、これが50円や100円と思えばバカバカしくなっていた。

  そこでフィリピン人は幾ら持ち歩くのだろう、一般の人を対象にすれば、200ペソ前後になると思うが。月収4〜5万ペソ以上の中堅クラスを見れば3千〜5千ペソ、プラスクレジットカードを持っている。つまり、フィリピンには格差社会より大きな、違う世界が存在していて、どちらを見るか生活するかで、現金に対しての感覚は大きく変わって来る。

  収入の格差だけで判断できないのは、彼らが購入するどちらの物で満足できるか。日本の感覚で見れば中堅クラス以上の価値感で、それらの物を購入しすると、生活費は異常に高い。市場(パリンケ)とショッピングモールの格差で、現金の感覚は変わってくる。4260ペソ(1万円)が日本の1万円と同じに感じるときと、それ以上に高いときも存在して、彼らの収入を考えれば戸惑う。

  ではフィリピンで1万円の価値は幾ならのか、日本の生活費に置き変えて言えば、日本的な生活をしていれば変わらないと言えよう。フィリピンは物価が安く生活し易いと言うのは、安物を買いながら暮らす、我慢しか無いと思った。

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