台風１６号が去った昨日のマニラ湾夕昏を載せてます。天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
人間の妊娠と違い動物は、何時妊娠したのか判らない。愛猫キナが妊娠していると感じたのは半月前、お腹を撫でていると腫瘍が見つかる。もしかしたら妊娠かな、そう言えば体重も増えていそうだ。慌ててＰＣへ猫妊娠と検索して、妊娠中の猫の写真をチェックした。
探して見ると妊娠中の猫はお腹が目立つ、それらと見比べて早くて１ヵ月、最長なら２ヵ月と判断した。正常な子猫の出産時の体重は８０ｇ以上、手に伝わる感触は半分（４０ｇ）以下に感じている。早ければ来月、遅ければ来月の帰国中かも知れない。
そんな判断が間違っていたのか、昨日、キナが異常に泣きだす。何と言っても昨年の６月２１日に、カルテマで見付けて購入した牝猫。ペルシャの三毛猫でトーティブラウン、と言われる種類だ。３６年前の昭和５３年（１９７８年）８月に盗まれた猫と、そっくりな猫を見付けて衝動買いしてしまった。
飼う切っ掛けは色々在ったが、飼って見ると一匹では可哀想だ。そこで翌月には黒のヘルシャを気に入り、牡と牝の２匹と一緒に暮して来た。どちらも子猫から育て、他の猫との接触はない。それでも本能で交尾はする様で、何時かは子猫が生まれることを覚悟した。
考えて見れば、キナは１年と５ヵ月（購入時生後２ヵ月と言われる）、牡のジローは１ヵ月遅れなので１年４ヵ月。出産まで６３日〜６８日と言われているので、その頃の歳を考えても、十分妊娠する可能性は高い。
ただ、子育ての経験何かないキナが、果たして旨く育てられるのか。もしものために人口哺乳を考え、今回の帰国を利用して、日本で購入してこようと予定した。ところが何と昨日産けずく、一匹目は産道に問題在ったのか、死産として生れて来た。
２匹目が生まれた時に撮りました。
今朝撮影、２匹は元気に育っています。
やはり初産は難しいのかも、これなら２匹目も駄目かも知れない。そんな思いでキナを見守っていたら、５分後くらいに大きな泣き声で子猫が生まれる。キナは一生懸命子猫を舐め回し、胎盤などを子猫から引き離そうとする。
元気な子猫が生まれたのに感動しながら、元気に育ってくれるには授乳しなくてはならない。ところがキナは子猫へ乳を上げる気配はない。頭に過ったのは人口哺乳、来月（勝手に予定している）の心算だったので、何も買ってないことを忘れていた。
慌てて運転手へカルテマの馴染みの店へ行かせ、ミルクと哺乳瓶・栄養剤を買いに行かせる。ここから大騒動が始まり、２匹だと思っていたのに、３匹目が生まれた。この３匹目は微かに動くだけで、何となく未熟児に見え慌てる。
ま〜一匹だけでも生き残ってくれれば、そんな願いでキナが入り込んだ小屋へ、子猫を放り込んで様子をみたら、キナが乳を上げ始めてホッとする。２匹目に乳を上げなかったのは、３匹目が生まれるからだと判る。一番大きな１匹目は死産、２匹目は大きな泣き声で元気だ。
問題の３匹目（未熟児？）も今朝は元気な泣き声が聞こえ、２匹が順調に育っていることが判る。当初予定していた今日の帰国を、２３日に延ばしたのは大正解だ。もし、キナが乳を上げない育児放棄をしたら、２７日に帰国を延ばすことも考えていた。
ま〜これなら人に預けても問題ないだろう。そこから考えは飛躍してしまい、２〜３ヵ月後に里子に出せるか悩む、年に２回は出産可能と言われる猫だ。今回は３匹でも次回は多くなりそう、子猫の出産を喜べるのは、今の内だと思った。
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マニラ暮らし、子猫が生まれる フィリピン
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