昨日のマニラ湾夕昏と今日の朝焼けを載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。(笑)
今までの人生を振り返って見れば、働いていた頃や経営していたときでさえ、収入は右肩上がりで増えている。ま〜何回か年収ペースで、去年を下回ったことは在るが。5年単位10年単位で見たら、収入は格実に上昇して来た。
1971年のニクソン・ショック、1973年原油価格が上昇したオイルショックも経験した。当時は働いていたけど、収入が下がるとは夢にも思っていない。その後の安定成長期(1973年12月よりバブル崩壊の1991年2月まで)を過ごし、バブル崩壊したと言っても、うまく乗り越えられた。
1ドルが360円の時代から生きているので、物価上昇はあったが、収入の上昇を考えれば微々たるものだ。失われた20年は物価上昇もなく収入も安定していたので、逆にデフレーション(デフレ)を謳歌している。20年近く物は上がらない時代を過ごすと、物価上昇への免疫がなくなっていた。
消費税5%から8%、近時か10%になると言われる日本。円安の影響も在って、物の値段が急騰している。ただ、上がったと言っても10%以上は少ないはず。日本で騒いでいる物価上昇何かは、マニラなら毎年のことで何も珍しくない。
途上国へ暮らすということは、経済発展によるインフレーション(インフレ)を覚悟しなくてはならない。海外在住者に取って、円安に追い打ちを掛けているのは、慢性的な物価上昇だ。物価の上昇に比べ、低いと言われている賃金でさえ、13年前(退職者ビザを取得したとき)の最低賃金は日給300ペソ前後(マニラ首都圏)、今は500ペソに上昇している。
13年前と比べたら、賃金は70%上昇していて、物価は80%〜90%上がっている。つまり13年前、10万円で生活していた人なら、現在は最低18万円無くては、同じ暮しは出来ないことになる。この流れをウヤムヤにして来たのが、急激に上昇した円高だった。
イザ30%の円安になってしまうと、円収入しか無い人は負担が大きくなる。今までの物価上昇を、ここで一辺に受けては、海外生活は成り立たない。丁度今のマニラ暮らしは、円高によって感じなかったモノが、一度に押し寄せた様な状況だ。
昨日、日本から連絡が入り、所有している物件で、二番目に家賃の高い店舗へ借り手が付いた。考えて見たら家賃収入で暮していて、傍から楽に見えると思うが。借り手がいなければ、税金や管理費だけ出て行き赤字になる。
家賃収入でマニラへ暮らしていると言っても、昨年の暮れから空きが目立ち、収入は40%少なくなっている。消費税増税によるマンション購入や、物件が古くなってしまったので、新しいところへ移る人もいた。
そうは言っても歳と共に新たな収入は望めない、今の収入は格実に目減りし始めた。年金生活をしている人だけでなく、日本へ収入を依存している人は、海外で暮し難くなっているのが、全ての人に置いて現実かも知れない。
現在マニラへ暮らしている人でも、日本の収入を糧にしている人は多い。このまま円安が続き、物価が同じペースで上がっていけば、海外生活破綻する人が続出しそうだ。現実に暮らして行けなくて、日本へ引き揚げている人も多い。
途上国が発展するということは、先進国に近付くと言えよう。バカにしていた物価は、今や日本より高くなり、逆に生活し辛くなって来た。温暖な気候と安い人件費の魅力で暮らしてきたが、円安・物価高に呆れる。生活費が安いと言う観念は、考える時期に来たと思った。
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