昨日のマニラ湾夕昏を載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
還暦を過ぎるまで生きていると、世の中を旨く渡る術は自ずと分かる。私の場合は食わず嫌いをモットーにして、あえて面倒な物は食べないし、気の合わない人とも交わらない。合わないと感じる全てのモノから、近寄らず遠ざかってしまう。一度面倒だと思うと例え息子でも、何年も口を聞かない癖がある。
それが私の処世術になっていて、口を聞かずに遠ざかっていれば、相手と揉めることも無ければ、嫌われないだろう。嫌だと思っている物を食べなくても、代用する食材は多い。そして無暗に寺院や神殿へ参拝しなければ、神様も私のことを知らないので、罰が当たることも無いはずだ。
そんな考えから避けて来たのが、イスラム圏と共産主義国だ。アラー・イスラム・ムスリムと聞けば、直ぐに首をはねてしまうイメージが残る。また、共産主義国には、人の命が大切にされないと感じている。何も難しいところへ、危険を感じて行くことも無いだろう。
ワザワザ行って異教徒扱いされたり、仏頂面の公務員や官憲に嫌な思いをすることもない。私が行った共産圏は、返還後の香港とマカオしかなく。ムスリムと口を聞いたのは、マニラの商業施設の買い物ぐらいしかない。これも全て食わず嫌い、君子危うきに近寄らず、触らぬ神に祟り無し精神だった。
そんな考えの中、家内の旅行先はベトナム・トルコと続く。共産圏と言っても、ベトナムはチョット違うかもしれない。何たって南北に別れていたころは、半分は民主主義国家だ。また、トルコにしても、世界三大料理の国だし、ＥＵと接している。その上、大の親日国家として有名だった。
イスラム教徒が人口の９６％と聞いて、トルコを最初から避けて来たが。イスラム圏デビューとしてなら、トルコは最適かも知れないと思うようになった。そんな矢先に、フジテレビのマネースクープ１３日放送で、「月１０万円で海外移住できる。最新穴場都市を紹介」を、ＩＰＴＶの録画で観る。
ま～１週間分の過去放送が、全て自動録画されているので、１４日に１３日放送の番組が見られるのは便利だ。月１０万円で海外移住のタイトルに興味を持ち、共産圏か、もしかしてフィリピンか。そう言えば１０００ドルで快適に暮らせると、ドマゲッティやベトナムが紹介されていたな。その辺の放送かと興味を持って観た。
ところが何とシンガポールの内容に驚く、１０万円じゃ無くて１００万円の間違いじゃないのか。ミネラルウォーターが３００円以上して、レストランで食事をすれば、安いのでも２～３千円の地域だ。部屋を借りれば１０万円以下はあるのか、それなのに月１０万円には驚いた。
途中で気が付いたのは、マレーシアに住むことだな、ジョホールバルならシンガポールの４～５分の１の物価で暮せる。それなら何も、シンガポールを最初に持って来るのはおかしい。幾ら近くても月１～２度シンガポールへ行けば、月１０万円では生活出来ないことになるはずだ。
シンガポールで暮せると行ったら物価の違いで、マレーシアから一歩も出られない内容に呆れた。これなら最初から、ジョホールバルを紹介した方が、まともな紹介番組に思える。引っかけ見たいな番組でも、ジョホールバルは良いとこだな感じつつ。イスラム圏の食わず嫌いが頭をよぎり、マニラは比べられなくても、セブかダバオの方が良さそうだと思った。
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