昨日のマニラ湾夜景と今朝を載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。(笑)
川崎レストラン改装のために、昨日もチャイナタウン(ビノンド)へ内装の材料を買いに行く。タイル類に関しては、マカティのウエルコムの方が、商品も豊富で値段も変らない。ただ、内装の素材としての品揃えは少なく、チャイナタウンへ行かないと買えない物もある。
内装工事の人間に買いに行かすのは、逆に高く付くので、内装を頼む方が材料を揃えるフィリピンスタイル。前回、ステンデス板を買おうとしたら、マカティまでの配送は有料で、1400ペソ(3400円)と言われた。3000ペソ前後のステンデス2枚で送料は1400ペソ、何か勿体無い気がして、自分の車で運ぶことにした。
調理場の壁に張るステンデスなので、厚みは要らないが。上級品0.6ミリ(2380ペソ)を注文すると、その上の商品(3050ペソ)しか、今は在庫が無いと言われ、仕方なく0.8ミリを買う。それにしてもビノントの道路は混雑していて、一方通行のオンピン通りでさえ、通り抜けるのに30分以上掛かっていた。
これだけ混雑している要因は、コンドの建設ラッシュだ。小さな家や3階建てのビルが犇めいていた一画に、アレヨアレヨと言う間に、大きなコンドが3棟建った。それだけでなくデビソリアも建設ラッシュ、チャイナタウン周辺が今一番人気と言われている。
マカティ・グローバルシティ・アラバンより、何でチャイナタウンのコンド需要があって、一番高いのかと不思議に思っていたら。コンド販売業者の販売方法を知って、呆れたというより感心してしまった。何とコンド販売の景品がフィリピンの退職者ビザ(SRRV)、50才以上には無条件でSRRVを付けていた。
但し、ファミリータイプで100平米以上、1000万ペソ(2400万円)のコンドを購入すると、2万ドルのSRRVが付いている。そこで販売スタッフへSRRVを持っているなら、その分値引きをするのかと聞いたら。答えはフィリピン国籍を取らないかと言われ、意味が分からずにその場を離れた。
確かにフィリピンで暮すなら、フィリピン国籍を持っていた方が有利だ。現にフィリピンへ帰化して、二重国籍を持っている日本人や、韓国人を何人か知っている。日本や確か韓国も二重国籍は犯罪になるが、フィリピンは二重国籍を認めているので、堂々と国籍の斡旋をしている。
それにしても、土地の購入や事業でも初めない限り、フィリピン国籍を取得する意味はない。老後をマニラのコンドで過ごすなら、SRRVだけ持っていれば良いはずだ。何故、セールストークで国籍取得を持ち出すのか、不思議な気持ちでいたが、一昨日のニュースを見て何となく納得した。
【シドニー、北京時事】「オーストラリア政府は、腐敗撲滅キャンペーンを展開する中国の習近平指導部に協力し、不正蓄財した資産を持って豪州に移住した中国系の元「腐敗官僚」の摘発に乗り出す方針を決めた。連邦警察幹部は20日付の豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドに対し、数週間以内に摘発に乗り出すと明らかにした。中国政府は7月、国外逃亡を図った経済犯罪容疑者の摘発作戦「キツネ狩り」を開始した。豪州は米国やカナダと並び、賄賂や詐欺で不正蓄財した中国人富豪の逃亡先になっているという。」
SRRVを維持する条件には、有効なパスポートが必要になる。パスポートの有効期限が切れると、SRRVの更新は出来なくなる決まりだ。中国系の元「腐敗官僚」は、本国を逃げるときに有効なパスポートを持っていても、パスポートの更新はできない。有効期間が5年か10年かは知らないけど、何時かはSRRVの更新で有効なパスポートが必要になる。
これを免れるために、一番手っ取り早いのはフィリピン国籍取得だった。中国から逃亡先として人気は、豪州・米国・カナダらしいが。今回のように何時情勢が変わり、摘発されるか分からない。その点、中国と領土問題で敵対するフィリピンなら、簡単に国籍を取得してしまえば、万が一でも摘発され追放されることはない。マニラのチャイナタウンは言葉も通じ、キツネの逃げ場として最適な地域だと思った。
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