香港滞在中につきマニラ湾風景
３５年前、初めてマニラへ来た時に感じたのは、自然に包まれた開放感と、生活のレベル
による優越感、青空に入道雲も雄大に見え、輝くような星空も美しい。車の通行量も少ないの
で、排気ガスに悩まされることもなく、空気が旨く感じていた。
今のマニラと比べて何が変わったのか、世界でも有名になったエドサの交通渋滞。それに
よる排気ガスは、自宅コンドで見る景色でも確認され、青空と白い雲の下に、スモックのピンク
系灰色、２２階で暮らしても感じる排気ガスの匂い。
美しかったロハスブルーバードの沿岸線も、今はホームレスの溜り場と化し、車道はデコボ
コのオフロード状態。あれほど憧れていたマニラ暮らしも、今では他へ移ろうかと悩み、ここよ
りはマシな所が在るはずと、考えてしまう。
こんな気持ちにストッフを掛けてくれるのが香港、一度はリタイヤ生活の拠点と考えた地。
毎年正月休みを利用して、家族と一緒にオーシャンパークへ行くと、香港島へ住むのも悪くな
さそう、何Ｙ島の海鮮料理屋の旨さと安さ、マニラでは絶対食べられない。
昨日、羽田発１０時３５分ＣＸ５４３便香港行で、香港へ着陸したのは、定刻より５４分早い
午後１時３１分。たった４〜５時間のフライトで、一時間近く早く着いたのに戸惑う、何なのか判
らないだけ不気味、ま〜台風の影響なのかも知れない。
何時もは仏頂面のキャセイ航空スタッフ、羽田のスタッフは日本人なので和やか、不愉快
な思いをしないで乗った上、一時間も早く到着して最高な気分、ホテルは新装になった帝京酒
店（ローヤルブラザホテル）、案内された部屋もキングサイズベットで禁煙。
旺角にあるホテルの中では高級で、それでいてコスパは良い。今回２年振りに滞在してみ
て、前回より内装が新しいので気分もよく、何といってもインターネット無料は大きい。窓から
見えるのはテニスコート、前面に何もないので開放感がある。
前回泊まった時と全く違う内装で、戸惑ってしまったのは浴室・トイレ・シャワールーム。こ
れでは連れ込みホテルに見えてしまい。一人で泊まる分には、浴槽からＴＶも見えて気楽な部
屋だが、この歳になると、家内と一緒でも泊まれそうもない。
最高な気分でスタートした香港、旺角の女人街を歩き。夕食はカレーと決めて、インド式か
ベトナム式か悩む。結局選んだのは、あっさりしたベトナム牛筋カレー、ジャガイモが大きく入
っているのも、何となく日本と似ていて馴染めた。
女人街では差込プラグの違いでコンセットを購入、ベトナム式カレーを食べてコンセットと、
コンビニでビールを買ったころには、香港に住まなくて正解と感じ、２泊香港へ泊るのは無駄
と感じてしまった。
最高の気分から最悪な気分へ変わったのは、たった、４〜５時間の買い物散歩と食事、レ
ストラスのウエートレスは婆で、メニューをポンと音がするように置かれ、英語で注文すると面
倒くさそうな態度、如何にも中国語が判らなければ、食べに来るなと仏頂面。
差込プラグのコンセットで、面白いのを見つけたので値段を聞くと、何と１２０ＨＫドル（１５０
０円）、呆れて立ち去ろうとすると、１００・８０・６０・５０ＨＫドルと下がって、結局は５０ＨＫドル
で購入したが、客の顔を見て値段を付けるのには、気分が良いものではない。
２つ買おうと考えていたのが、１個は平凡な物を電気屋で買い１０ＨＫドル、これでも１２０
円するのかも疑問に感じ。観光客有っての香港、フィリピンの方がボラれても、何故か憎めな
いし、味は不味くてもウエートレスが可愛いと思った。
フィリピン情報は１位、海外生活は２位、どちらも微差で順位を下げそう。
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マニラ暮らし、香港で知るマニラの良さ「フィリピン・マニラ」
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