写真は昨日のマニラ湾
大型台風は、マニラをチョット外れた様子。
それでも大型なので注意が必要。
今の気温は２７度、曇り・雨
中心気圧８９５ｈｐａの台風３０号（比名ヨランダ）、今朝ビサヤ地方のレイテ・サマールを
襲う。毎年台風の被害に苦しめられているフィリピンと、生れ故郷の日本。その地で暮らした
ら、台風慣れしているはずが。今回の台風は、生れて初めての経験になりそうだ。
最大風速６５ｍ/ｓ・最大瞬間風速９０ｍ/ｓ、救いは早さの３５ｋｍ/ｈ。フィリピンへ近づく
台風で、時速３５ｋｍはマレ。ノロノロした台風の大雨なら、風台風より死者は倍か数倍に膨
れてしまうが。この速度で通過しても、今回は大きな被害になるだろう。
マニラだけでなく、フィリピンへ暮らすとしたら、避けて通れないのが自然災害。先日、車
の任意保険へ加入する時も、自然災害を入れるか入れないかで悩む。約４万２千ペソ（９万
５千円）の保険額、内自然災害で７５００ペソ（１万７千円）。
駐車場や移動を考えれば、必要無さそうに思えた。ただ、この国では突拍子も無いこと
が、何時起きるかも判らない。道路を走っていて土砂崩れや鉄砲水、安心料の心算で加入
することに。ところがチョットの大雨でも、間違いなく洪水（バハ）になる地域が存在する。
私が行動する範囲でも、市役所とイントロモロスの間は。チョットの大雨でもバハ、台風な
ら間違いなしに１ｍ以上浸水。長期滞在する上で、バハにならない所を探すしか。マニラで
生活することは、思った以上に難しい。
１５万円以下で生活するとしたら、車を持つのは難しく。オートバイや自転車は、駐輪す
るのに苦労するし、自転車何かは盗られやすい。安全面を考えれば、徒歩圏内で全てが揃
うところ。そう考えると、ショッピングモールの近くになる。
例え月２０万円以上の収入があったとしても、土地勘や経験が少なければ。ショッピング
モール近くへ住むのが無難、間違っても郊外に暮らそうと考えたらイケない。交通インフラが
発達してないことを、嫌っと言うほど思い知らされる。
バハで怖いのがレプトスピラ症、免疫の無い外国人は感染し易いと言われる。それでは
バハの無いところを、何処か聞かれたら。道一本でも違いがあり、何処と言えない。簡単に
見極めるには、玄関・入口の高さを測るしか無い。
それと中心になる道を見れば。大きな道路から、枝の道や中に入るほど、道は低くなって
いる。前回マニラを襲った台風の時も、私の住むコンドは被害が無い。同じ通りでもハイヤッ
トホテルへ、道は傾斜していて。どっと流れた水で、駐車場冠水の被害も出た。
これはマニラ市だけでなく、マカティやオルテガスも似た様なモノ。バハに苦しめられない
所は、家賃も高く。月１５万円どころか２０万円でも生活できない。生活するなら、自然災害を
在る程度覚悟して探す。マニラ暮らしのキーポイントは、地を知ることが大切と思った。
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マニラ暮らし、長期滞在のすゝめ・地を知る「フィリピン・マニラ｣
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