昨日のマニラ湾
我家で毎朝繰り返される愛猫との駆け引き、ドアを開けると間髪を容れずに雄のジローが部屋へ入って来る。ドアが開くのを待っているのか、それとも気配を読まれているのか。実にタイミング良く、ジローのためにドアを開けていた。
雌のキナ 雄のジロー
東京で飼っているマルチーズとロングコートチワワ。2匹とも躾けをシッカリしたので、何か物を置くとか仕切りを付けると、乗り越えては来ない。ま〜犬に比べて、大きさは倍以上あるペルシャ猫、とは言っても生後8ヵ月と9ヵ月では、躾けられそうにない。
5ヵ月振りに猫を見た家内は、これは何て言う種類の猫と聞く。いくらペルシャと答えても、ペルシャは白いと思い込んでいる。3〜4キロの大きさになった猫を見て、ペルシャは、こんなに大きくなる訳は無いともいう。
気になったので、ペルシャ猫の体重を調べて見たら、平均で3.5キロから5.5キロ。東京で飼っている2匹は、どちらも2キロ以下。普段小型の犬に囲まれて生活している家内、倍近い猫に接して、驚くのは理解できた。
元々は犬を飼いたかったけど、糞尿の躾けがマニラでは難しい。その点、猫は手が掛からず、機嫌を損ねなければ、トイレで済ましてくれる。ただ、執念深さだけは怖い物を感じていて、私の部屋へ入るのだけは諦めない。
何回か酔って、猫を部屋に入れて寝たことが。朝方、雌のキナに足の指を舐められ、ジローは手に額を当ててくる。人間の数倍ザラついた舌で舐められたら、野獣に食べられそうな夢を見てしまいそう。2匹の猫と共存するため、朝、部屋へ入って来るのは大目に見ることにしていた。
一番得意なポーズ
昨日は13日の金曜日、キリスト教では忌み嫌う縁起悪い日。友人から13か14日に成田・マニラのJALを取ってくれと頼まれ、カレンダーを見たら13は金曜日。1も2もなく14日に席を取ったが、友人も私もキリスト教でなく、どちらかと言えば仏教徒だった。
昨日は体調も悪かったので、12時頃から昼寝。幾ら13日の金曜でも、家に居たら災難は無いだろう。とは言っても、そのまま、翌朝まで寝れる訳もないので、KTVへ飲みに行くことにした。
そこに入って来たのはTEX、それもグローブでなくスマート。KTVのGROへ教えているのはグローブ、滅多にスマートの方は教えていない。番号を見ると何時もの番号、約2ヶ月間毎日数度入って来るTEXなのに、相手のGROが思い付かない。
文面はHeiio po now are you?が多く、自分の名前も店の名前もない。誰だか判らないので無視したいが、13日の金曜だからでもないが。何となく電話を掛けて名前を聞いたら、KTV・YOKOと言われ、行って見ることにした。
入り口の案内嬢には、ジローは一緒じゃないのかと言われる。YOKOは個室なので、たまに猫連れで行くけど、ジローの人気には負けそうだ。ジローを誘惑する雌猫GROが多いから、連れて来ないと冗談でかわしていた。
誰だか覚えていないGROキャットを、今日は指名してYOKOへ来たとも言えないので、緊張しながら相手を見ると、全く覚えていない。店長から前に一度だけ指名したと言われ、考えても思い出せなかったが。ヒョンな一言で思い出しただけでなく、2度と指名しなくなった経緯も判った。
その一言は、土日券を上げるから、来てくれないかと頼まれたこと。初めてKTVへ入った時、一番最初に付いた客が私。それから暫く経ってYOKOで指名した?らしい。指名したのは覚えてないが、土日券を上げる云々は覚えていた。
土日券を貰って飲みに行くのは、遠慮があって好きになれない。それも初めて指名した子に、もし言われたら、彼女の時と同じで指名しないだろう。背後霊の様に何時も付き纏われそうな怖さを感じ、TEXを無視続けようと思った。
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KTV、13日の金曜日と猫・背後霊「フィリピン・マニラ」
マニラ暮らし、ラーメンを出せないラーメン屋「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
発展途上国のフィリピン・マニラで過ごす病み上がり、貧血改善には食べるしかないが、何を食べたいと言う物が出て来ない。そこで家内が日本から持って来た貰い物、山口・宇部の蒲鉾と静岡のマスクメロン、美味しく食べて残りは少ない。
ソウル土産の辛子明太子やチャンジャ、日本のスーパーで買って来た納豆は冷凍庫の中。御飯を炊くのが面倒に思えるのと、米を持って来るのを忘れ、マニラで買った日本米では喉を通らないので、まだ解凍してない。自炊と言っても、野菜と蒲鉾に冷凍チャシュー、生卵で作るタンメン、たまに味噌ラーメンと麺類ばかり。
御飯を食べるより麺類の方が病み上がりには食べ易く、マニラへ帰って来て御飯より麺類が多い。久し振りにソーロンタンでも食べようと、マリオロサスの専門店へ行き、テーブルに座った途端、出て来た言葉は冷麺。スープの中に入れても、御飯は食べる気になれない。
それと、ここの御飯は最悪でボソボソ、スープに入れなければ食べられた代物でない。ソーロンタンとキムチは美味しいので、ふやけるまで待って食べている。裏メーニュー的存在なのが冷麺。スープを凍らしている時はマニラ一の美味しさなのに、氷を入れられたら旨さも半減、昨日は氷を入れられてしまった。
韓国人が居ないと従業員は手抜き、規律が乱れ適当になって来るのは、24時間営業の弊害だと感じる。冷凍庫から氷を持って行った時に、ソ―ロンタンにすればよかったと後悔して、納得のいかない冷麺を食べてしまった。
車で自宅へ帰る途中に、初めて見る看板のラーメンおもてなしに笑う。流行語大賞にもなった言葉が、はや店名に使われていた。表の入口辺りに座っているのはスタッフなのか、白の長靴に白いエプロンがバッチリ、日本のラーメン屋で見る格好に興味が湧いた。
物足りない冷麺の足しに、ラーメンか冷やし中華も悪くない。店へ入って見ると何か可笑しい。ラーメン屋と言うよりバー、失敗したかも知れない。そこへ女性スタッフが出て来て、ラーメン類は出来ませんと言われてしまった。
もう一度メーニューを眺めて見れば、豚骨・牛骨のスープが売りの店。その店でラーメンがないなら何が在るのか聞くと、サイドメニューのチャーハン・餃子・焼きそば類なら出来ると言う。チャーハンを見ると250ペソ(590円)、ブログネタにもなりそうなので注文して見た。
中途半端な時間なのは良く判るが、店の中はフィリピン人スタッフの懇談会。さっき入口に居たのが日本人でなかったら、最悪なラーメン屋になりそう。それはそれでブログネタで我慢するか、半分食べられればオンの字だと考えた。
そこへ出て来たチャーハンは、何となく日本風の味。調味料を見ても、ひと通り揃っていて、本格的なラーメン屋。可笑しな雰囲気に戸惑っていたら、さっきの人は、やはり日本人。サーモンの刺し身をサービスに持って来て、ラーメンが出来ないことを謝っていた。
話しを聞くと、思った骨が入らないので、今日はラーメンは出来ない。無理して作っても臭いだけなので、入って来た骨を捨ててしまったと言う。何時からオープンしたのか聞くと10月末、開店して1ヵ月半も営業している。それにしては、誰からも聞かない名前だった。
サービスで出されたサーモンの刺し身、切り口を見ると素人ではない。チャーハンの味付けも悪くないので、拘りのスープのラーメンが食べて見たい。まてよ、サービスの刺し身は店名のおもてなしなのかも。それなら今日でも、ラーメンと餃子にトライして、味を報告する価値は在ると思った。
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マニラ暮らし、横浜家系ラーメンおもてなし「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
朝から晩までジングルベルのメロディーが、嫌でも聞えてくるロハス通りで寝起きしていると、クリスマスソングにアレルギーが起きそうだ。目の前のベイウォークで昨日は花火、ガスパニック(旧ソシアリスタ)の出店か有るので、行って見たい気もする。ただ、道路一本渡るが面倒でなのと、クリスマスソングで敬遠した。
マニラの何処かへ行く時は、車が横付け出来るに限る。その点ベイウォークは、反対側で車を降りるしか無さそう。結局、夕食は纏のカツサンドで済ましたのは、昼間ラーメンを食べたから、何となくラーメンは大盛を注文していた。
纏のカツサンド
前日に、好い骨が入らないからと言われ、ラーメンを食べそこなったので。知人・友人に評判を聞いて見たら、2回行って2回とも、ラーメンを食べられなかった話が。へ〜幻のラーメンなのか、それなら食べに行くしかないと、昨日も店へ行って見た。
前日、話しをした日本人が店に居て、今日は食べられますかと聞いたら、今日は大丈夫ですよ。この言葉でラーメンは食べられるが、豚骨・牛骨、二つのスープに迷う。そう言えば、牛骨をぶら下げているラーメン屋が在ったな、無難なのは豚骨かな。面倒なので、店の日本人に聞いたら、豚骨を勧められた。
午後1時頃に行って客は私1人、場所が悪いと言えばそれまでの地域。まして不特定に営業していたら、食べに来る客は少ない。大盛のチャーシュー麺(320ペソ・750円)と、餃子(150ペソ・350円)を注文して、日本人とラーメンの話しをした。
聞くところによると横浜家系で修業した話、出されたラーメンを見て、確かに雰囲気は家系。期待して食べに行ったので、何と写真を撮り忘れ。ま〜大盛のチャーシュー麺では参考に成らないので、他の人が注文した醤油ラーメン(260ペソ・610円)を撮らして貰った。
醤油ラーメンとチャーシュー麺の差は10ペソなので、何となくチャーシュー麺を食べてしまう。味はサッパリ系で、豚骨スープは悪くない。大振りの海苔が家系の特徴か、麺のコシもシッカリしていて、食べ応えが在った。
前に、上海でも店を開いた話しをしていて、醤油ラーメンに拘りを持っている。餃子はイマイチ勧められないが、飲んだ後の〆のラーメンならサッパリしていて好い。マニラでの食材の仕入れ方に苦労している話、その辺が慣れれば、もう一つ旨くなりそうな予感がする。
それまで我慢して続けて行けるのか、彼が居なくなったら終わってしまうと思った。
場所は612Nakpeel st.Malate Manila 電話554-0824 ラーメンおもてなし
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マニラ暮らし、楽しみと悩み「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
今年の11月4日に4年連続更新と、閲覧数(PV)500万達成してから、何か張り合いが抜けてしまう。後のレイテを襲った超大型台風や、11月末には大腸憩室出血で緊急入院、東京で1週間の闘病生活を経験し、それらをネタにブログを更新して来た。
散々だった11月が終り、マニラへ帰って来ると、ブログネタに明るさがない。15日はKTVのカットディなので客入り良かったが、それまでと、昨日は何処へ行っても閑古鳥が満員御礼。そんなことをブログに書いても詰らないので、何を書こうか悩む。
そろそろ日刊ブログでなく、隔日ブログにしようか。昨日の訪問者数1823人、観閲数は5098在っても、ブログ村のランキング・バナーを、クリックしてくれた人は56人。100人中3人しか応援してくれてない。
そこで考えたのは特別なサイトを作り、取って置きの情報を、応援してくれる人だけに知らせること。ま〜そんな面倒なことをしてまで、ブログを更新する気も無く。何をブログ記事にしようか悩んでいて思い付いた。
楽しみと、それに纏わる悩み。楽しみなら自分の好きな事なので、ブログネタに不自由しない。ただ、自慢話に成ってしまいそうなので、今までは少しだけネタにして、後は敬遠してきたが。応援者の少なさを考えれば遠慮することもない。それなら、こちらも取り上げて行こうと考えた。
今、一番の楽しみは、ブログの訪問者で知り合った人と、好きなウィスキーを飲むことかも知れない。先週一緒に飲んだしょーさん、この時のウィスキーは大当たり。スコッチ通のブロ友に有り得ない名前と言われる、珍品のスコッチだった。
オークションで2本同じ名前のスコッチを落札、それをスコッチ通のブロ友に調べて貰うと、辞典には載ってないし、可笑しな名前と言われた。そのウィスキーはIan Macleod社のISLE OF SKYEだ。
可笑しな名前、有り得ないと言われたのは、ISLEをアイルランドの略と勘違いしたからで。ISLE OF SKYEを晴天のアイルランドでは、スコッチの名前に相応しくない。ところがISLEを小島か島に訳して調べたら、スカイ島(英: Isle of Skye)という、スコットランドのインナー・ヘブリディーズ諸島、最も北方に位置する最大の島の名前と判った。
現在売られている物 私が持っている特級表示の物
その線でウィスキーを調べたら、現在も売られているけど、全て在庫切れ。8年物で1600円、12年物なら2500円ぐらい。今回しょーさんと飲んだのは、酒税改正(1989年)前の商品。輸入元は大阪船場の商社で、リーベルマン ウェルシェリーエンド コンパニー エス エイ。
ウィスキー特級表示なので、最低でも25年前には売られたスコッチ。残りの一本を良く見たら、現在売られている物とは全く違う。これを誰と飲もうか、やはりスコッチ通のブロ友かな、楽しみでも有り、悩みでもあると思った。
次は、たかさんと陽子ママが好きなカナディアンかな。
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マニラ暮らし、太毛シャンプー・オークション開始「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
私のブログ記事から人気になったシャンプー、色々発送を試して見ても、フィリピンから皆さんの自宅へ送るのは難しい。効果が何で在るのか、製造メーカーですら判らない。偶然の産物なのか、配合されている成分を調べても良く判らない。
男性なら1セット2ヵ月は持つと言われ、価格はシャンプーとコンディショナーセットで400ペソ。日本円にしたら940円にしかならない。これを欲しくてマニラまで来れば、1本幾らに付くのか、評判が好いだけ、欲しい人はイライラしていると思う。
そこで、在る人からオークションに出したら、制約が少なくて好いかも知れない。そんな言葉を真に受け、今回ヤフオクへ出すことにしました。開始価格は2セットで2500円、内訳は2セットを2000円、500円は梱包料と出品料に落札後の手数料。
もし2500円以上か収益が出たら、私が儲けるのでなく。全て台風30号の被災地、レイテ州タクロバン市にある知り合いの病院へ。個別に、何か寄付をしようと考えてます。何たってフィリピン、赤十字やタクロバン市に寄付しても、100%はあり得ません。
開始価格の2500円で落札したら、Yahoo!かんたん決済の手数料と、自宅までの送料を入れて、東京なら3100円ぐらい。地域によって送料は変わりますが、それでも3500円を超すのは、沖縄か北海道ぐらいかも知れません。
今、考えられる最安値の価格で、日本で受け取れるはずです。落札するのは得意ですが、出品したことは余り有りません。手違いが在るかも知れませんが、その辺はブログの中で応えて行けると考えてます。
最初の出品数は10の予定で、ブログを書く前に何点か出品して見ました。ただ、落札日を私が帰国する12月 22日午後9時台に設定した心算が、1点だけ12月21日の朝8時37分に成ってしまいました。
ヤフオクでシャンプーを探す場合、「フィリピンブログで人気の太毛シャンプー&コンディショナー」、これをコピペして、ヤフオクの検索に張って下さい。今回、家内がマニラへ来ているので、旨く行けば40セット20点ぐらい、出品できるかも知れません。
商品説明には、
商品説明はブログを見て下さい。
出品商品の内訳はシャンプー2本
コンディショナー2本のセットです。
開始価格の内訳、
シャンプー250cc 2本
コンディショナー250cc 2本 計2本は・間違えで4本・・2000円
出品料・梱包料として・・ 500円
スタートは2500円にしました。
収益は全て台風30号被災地へ寄付にします。
Yahoo!かんたん決済だけの取引になります。
落札後のクレーム・返品はご遠慮下さい。
旨く書いた心算が、計4本か2セットにするところ、計2本と書いてしまいました。この辺も愛嬌ですね、知っている人しか入札しないと思いますので、最初の分は修正しません。なるべく沢山の人に試して貰いたいので、御願として、複数の落札は遠慮して下さい。
このシャンプー&コンディショナーだけは、試してみる価値は在ると思った。
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マニラ暮らし、カナディアンを楽しむ「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
カナダのウィスキーに興味が湧いたのは、40数年前に立川米軍基地で、バーテンのアルバイトをした頃にさかのぼる。働いたのは将校クラブで、目的はR&Bのレコードを、基地内のPXで買いたいから、空きが開くのを待って働いた。
給料も悪くなかったが、支払われるのは日本円。PXで物を買うなら米ドルが必要な時代で、赤いドル(軍票)か緑のドルでしか物は買えない。無論、タバコや酒は闇になるので、買えても持ち出せば警察か米軍に捕まる。
バーテンの空きを待つとは、密輸で捕まりクビになるのを、待っている様なモノだ。私の場合は、R&Bのレコードなので、厳密には密輸になるようだが、警察も米軍からも何か言われたことはなかった。
将校クラブへ働くことが決まった時、小さなアドレス帳を買い。その中へカクテルのアンチョコ作り、まの欄ならマティーニとか、マンハッタンの調合割合を書き込む。満を持し構えて将校クラブへ行ったら、最初のオーダーはC7。
C7ってカクテル有ったかな、オロオロしていたら先輩が、カナディアンクラブのボトルと、セブンアップを寄こしてくれる。エーC7ってカナディアンクラブのセブンアップ割り、他にもセブンセブン(カナディアン7とセブンアップ)の注文が多く、カクテルなんか誰も注文しなかった。
それにしても米兵はカナディアン好きが多い。飲んで見ると確かに飲みやすいけど、当時は酒税が高い頃なので、基地以外では飲めない。今はカナディアンよりスコッチを好むが、面白そうなカナディアンを見付けては、オークションで落札していた。
瓶が貴重なので落札したのは、Captain’s Table(キャプテンズテーブル)というカナディアンウィスキー。海外のオークションでは空き瓶が人気で、20ドル(2000円)前後の値段がつくらしい。ウィスキー特級のシールが貼られた未開封を、1710円で落札したり。
左は旧ボトル Captain’s Table
右は正規輸入元のカナディアンクラブ 20年
変ったのでは、カナディアンクラブの2000年記念ボトル、これはたかさんと飲んでしまう。現在残っているカナディアンクラブは、新旧ボトル2本の20年物。旧ボトルは特に珍しく、同じ物はオークションでも、落札した以外では見たことがない。
オークションで珍しい古酒を落札てしまうと、嬉しい半面、何時飲もうか悩む。これを飲んでしまうと、次は無いよな。そんな感覚で、サイドボードの肥やしに成っていた酒を。オークションで落として、また同じ感覚に成るのは、ミイラー取りがミラー。
そこで特別な日や人を勝手に作って、開けてしまうことにしていたが。さすがに開けられそうもないのが20本ぐらい溜まる。珍しい古酒が増えるので、飲めそうもない飾りに成りそう。また、飲んでも年数が経ち過ぎていて、美味しい保証がない。そんな訳で、飾りになってしまう。
昨日、ヤフオクへ出品した太毛シャンプー&コンディショナー。こちらの方は順調に入札が入り、現状11点全て入札中。ウォッチリストに入れた人が70名、アクセス数は500を超えて、入札価格も最高は3600円まで跳ね上がっている。
高く売るのが目的で無く、収益をチャリティと考えているので、あまり高額になるのは戸惑。本当は、いますぐ落札の即決価格を決めようと思ったが。一部の人に買い占められても困るのでセリにし、台風被害地へ収益を、見える形で送ろうと考えた。
第一候補は、レイテ州タクロバンの病院で、第二候補はフィリピン大学レイテ校、第三候補はタクロバン市内の公立学校。一点落札してくれれば、500円くらいの収益が見込めるので、数カ月溜めて2〜3万ペソが目標だが。この分では、予定より多くなりそうだ。
22日に帰国後、在庫を確認して、年内発送できる第二弾や。また、高額になり過ぎた場合、送料を値引くことも考えてます。ただ、来月から持って来れても20セットか24セットなので、オークションには10〜12点しか出品出来ません。
落札商品は約3〜4ヵ月分なので、欲しい人に行き渡らないのも確かです。そんなことで、シャンプー&コンディショナーの購入が。年末年始、マニラへ来る理由になれば、台風30号の被災後は自粛ムードで暗いマニラも、華やぐと思った。
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マニラ暮らし、あっかんベー「フィリピン・マニラ」
今朝のマニラ湾
飲み辛い酒の一つに、意味の判らないのと貴重だと思える物がある。昔はサイドボードの飾りの定番で、高級ウィスキーやコニャックは存在感を持っている。ただ、好い酒が置いて有っても、飲ましてくれと言えない威圧を感じた。
今、ヤフオクなどのオークションへ出品される古酒は、それらサイドボードの残骸で、何年置いて有ったか判らない一品が多い。出品者を見ても買取り業者か、家具等のリサイクル屋が序でに引き取って来た物、中には子供の代になって、酒を飲まないので出品して来た物もある。
この子供達から出された品に、見たこともない名酒が有ったり、何なのか首を傾げてしまう物も在る。去年の10月に落札したバーバリーのシングルモルトウィスキーで、1968年の物、俗にバーバリー1968と言われる酒が、 Burberry’s singlemalt oak since 1968だった。
この酒をヤフオクで見付け、8〜9万円まで追いかけて見たが。終了日に10万円を超したので、さすがに諦めてしまう。一本のスコッチに10万円以上出すのは抵抗がある、まして45年前に売られた酒、保存状態も気になった。
そでもバーバリー1968は気になる、何となく楽天オークションで検索して見ると、驚いたことに同じ物が出品されていた。それも開始価格のままで、誰も入札してない。幾らとは書けないけど、落札するのに気に成らない金額で悩んだ。
誰も入札してないのには要因が、一つは楽天オークションの人気。それにウィスキーの分類を、スコッチでなく、その他で出品していた。これでは幾ら名酒でも気付かない。今、入札してしまうと、他人が気付くかも、悩みながら終了日時まで待ち、開始値で落札できた。
ヤフオクの終了値は16万円だったか、20万は越してないと思う。それを最安値で落札できた喜びに、手元で眺めると、価値はヤフオクの価格に成ってしまうから不思議、安く落札できたからと言って、気楽に飲めなくなってしまった。
オークションで古酒を購入する様になって、一番得した痛快な思い出。その思い出が終わらないのは、まだ飲んでないから。今回、緊急入院して、退院したら一番に飲んでしまおうと考えた酒。退院して見ると、体調が良くなるまで待とうと躊躇った。
この酒に関しては、ヤフオクの高額落札者にあっかんベー、ざまあみろの心境だが。退院してマニラへ帰ってから、毎日鏡に向かって、本当にあっかんベーをするとは情けない。何故かと聞かれら、退院後の体調管理で笑ってしまう。
必ずチェックするのは、トイレの後の出血と瞼の裏の色。便に血が混ざっていたら、直ぐに病院へ、飛び込んでくれと指示されている。それと瞼の裏が、前日より白ければ。これは貧血が改善されてないので、安静するように言われていた。
そこで毎朝、瞼の裏をチェックして、何処かへ出掛けようと考えるが。何となく白っぽく見えて敬遠してしまう。行動範囲が極端に狭くなってしまい。確実に出掛けるのは、友人達と喫茶店の雑談に、夜のKTV周り。
これでは、入って来る情報も少なく、大した話題は無い。パンパシ三越の経営者が代わり、それまでの会員証が無効になった話を聞いて。新しい経営者も全くの素人なのか、馬鹿なことをするモノだと笑った。
何年か前、1000ペソで会員証を売りだし、毎回10%割り引くだけが特権の会員証。友人はパンパシを利用するので、入会して贔屓にしていたが。先月経営者が替わったので、会員証は無効と言われてしまった。
馬鹿な話で、これでは今までの常連を失くしてしまう。彼が利用することで、滞在中は毎日1000〜2000ペソの売り上げ。気分を害したことで、それもあっかんベー。仲間達も話しを聞いて、同じく利用しないので、売り上げはゼロになってしまったが。10%の割引を嫌い常連を無くす、喫茶店としてはマイナスだと思った。
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マニラ暮らし、古・古・古・古米を食う「フィリピン・マニラ」
今朝のマニラ湾
女房と味噌は古いほうが良いと言いますが。私の場合は古酒好き、ウィスキーの古いので美味いのに当たると、この世の幸せを実感する。ただ、スコッチ・バーボン・カナディアンに比べ、日本のウィスキー古酒で、美味いのに当たる確率は少ない。
今までに美味しかったのはサントリーやニッカでなく、本坊酒造のブレンデッドウイスキーでマルス アンバー。30年以上前の一級ウィスキー、度数は40%。美味しかったので空き瓶を取って在るが、現在の売られている物とは瓶の色が違う。
左30年前の旧ボトルで右は現在売られている物
現在持っていて、楽しみにしている日本ウィスキーは、サントリーの山崎と響。山崎の方は10年くらい前に、古参ガイドから誕生日の貰い物。持って来た人に聞いたら、随分昔に日本人観光客から貰ったけど。誰もウィスキーを飲まないので置きっぱなし、何年前かも覚えてないと言う。
あれから10年は経っているので、15〜20年前の物と思う。ラベルの違いを調べて見たら、裏のラベルにHPアドレスがない。HPを作る前とは考えられないが、チョットの違いでも楽しみ。響の方は酒齢がないので、1989年発売当初の17年物。これはこれで、どんな味に成っているのか興味がある。
古いのが好きでも、さすがに躊躇うのは食品。それでも、冷凍庫の中で忘れられた物を、捨てるに捨てられない。そこで昨日、調理して見たのは、3年間冷凍庫に眠っていたおでんと、冷蔵庫に在った21年度産の新潟コシヒカリ。
21年度産新米と書いて有るので、21年は新米。それから4年経っているので、古・古・古・古米になる。食べようと考えた切っ掛けは、周りの人から食べて観想を書いてくれと言われた上に。纏の社長から、計量カップを貰ってしまった。
間違いなしに冷凍焼けしているおでん、冷蔵庫の中と言え、5年近く鎮座していた新潟こしひかり。見る度に捨てようと考えていた物で、今回日本米を買って来たら、間違いなく捨てていた米と。冷凍庫のスペースが在ったので、生き延びたおでんだった。
自炊を始めるなら、古い物を処分するのが先。意を決して米を炊いて見たら、米を研ぐ段階から浮いてしまう米が。それらを取り除いて、ガロンウォーターの水を使い米を研ぐと。炊き上がった米は、驚くような白さで旨い、さすが日本米に感激した。
おでんの方は、おでんで食べるのには抵抗が在るので、練物と考えて甘辛く煮ることにした。S&Rで買って来たニュージランド産の牛肉と、おでんの具を一緒に煮込む。盛り付けて見ると、何となく様に成って来た。
これに韓国土産の辛子明太子と、大粒の納豆。広島・呉のますやみそで、味噌汁はカボチャとキャベツで作る。食器が余りないので、出来上がりは見せられないが。思いの外好しく出来上がり、古食材も捨てた物ではないと満足した。
食べ終わった後に、ガスパニックの陽子ママから電話が入り、ランチ食べに行くのか聞かれる。そう言えば美鈴のランチを約束していて、自炊するので忘れていたが。220ペソ(520円)の日替わりランチが、今マラテで評判と聞いた。今日誘って陽子ママが行けば、明日のブログネタは美鈴のランチで、決まりだと思った。
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マニラ暮らし、日替わりランチは日本の文化「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
旅行会社を経営していた頃、旅行業界の笑い話に、パリの一流レストランはオーダーを取にも決まりがある。日本人観光客へ、その日の特別料理は教えない。勧めるのは材料が余ってしまった昨日の不人気メニュー、だから日本人観光客用メニューが存在る。
これだけ聞いて笑ってしまうのは業界人だけ、他の人が聞いたら、日本人をバカにしている話に聞えてしまうだろう。実際の日本人観光客は、パリのレストランでも最上の客で、マナーも良く大歓迎されているが。一つ笑われてしまうのは、オーダーに個性がない。
何にしようか迷っている時、店の責任者かチーフから、特別料理が在ると聞かされれば、ほぼ全員が特別料理を頼んでしまう。幾ら一流レストランでも、特別料理は20人分と作らない。全員に頼まれてしまうと売り切れ、それでは常連客に怒られてしまうようだ。
レストランへグループか複数で行って、何にを食べるか迷った時。誰かが無難な物を頼むと、右へ倣えで意見が一致してしまう国民性。俺も私もと同じ物を注文するのが良しとされ、変った物を注文し辛い雰囲気になっていた。
昔、先輩達とランチへ行ったとき、1人変わった物を注文したら。それだけが遅く出て来て、早く食べた先輩達に睨まれたことが。こんな経験は誰しも有るはず、ま〜一緒の物を頼んで置けば、無難だと誰もが考えてしまう要因かも知れない。
何を食べようとレストランへ行く人より、レストランへ行って考える人が多く。その人達に救いなのが日替わり定食で、特にランチは日替わりを頼む人が多い。ところが、マラテだけでなく、マカティでも日替わりランチを出している店はマレだ。
私が知る限り、マラテで日替わりランチを出したのは、昨日食べに行った美鈴だけかも知れない。何故、日替わりランチを出せないか、簡単な話は作れないから。フィリピン人コックを主体にすれば、誰が和風料理を考えられるか。決まった料理でも、まともに作れないのに、日替わりなんか誰も作らそうとはしない。
左は昨日の日替わり定食220ペソ(520円)
右は美鈴定食330ペソ(780円)
と言うことは、美鈴は日本人コック、板前が作るの。無論、たなべや他の店も日本人板前は居る。ただ、大箱だったりして、日替わりまで手が回らないのが実情。その点、美鈴ぐらいの客席なら、やる気になれば難しくないが、今までランチに日替わりを出す店がなかった。
観光客が多いマラテなら、決まった料理を作るなら面倒がない。日替わりを作っても、既存の料理の組み合わせ、変った物を作るのには食材探しが難しい。そんな考えで新しいメニューを考えない店や、特別な料理は夜だけの店もある。
そんな中、日替わりが在ると助かってしまうのは、マラテ周辺の日系・韓国系・中華へ食べに行って、毎回同じメニューを舐め回し、何度も食べた料理の中から、注文する物を考える日々。そんな時日替わりが在ると、新鮮な気分で注文できる。
上の写真を見れば判るが、日替わりと言っても簡単な物。小さくて薄いとんかつに鶏手羽大根がメイン、厚焼き卵・ポテトサラダ・野菜サラダは毎回同じらしい。定番メニューの美鈴定食は、真中にある鮭の腹身焼が、脂が乗っていて旨かった。
220ペソの日替わり定食、520円と考えれば、日本で食べても似た様なランチ価格かも。何処へ行っても、日替わりの美味しい店が在る日本へ、今日帰ったら。明日はランチを食べに、チョット豪華な銀座かリーズナブルな新橋へ行って、日替わりランチを堪能しようと思った。
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マニラ暮らし、太毛シャンプー・オークション結果「フィリピン・マニラ」
東京滞在中なのでマニラ湾風景
昨日のJAL742便で午後8時成田着の予定が、幸運にも18分前に着陸して、午後8時5分発東京駅行きの京成バスに乗り、自宅へ帰ってきたのは午後9時25分。片道900円の格安バスを利用するようになって、最速の帰宅で驚いた。
普段と比べて1時間は早い計算になり、帰宅して最初に見たのは、ヤフオクへ出品したシャンプーとコンディショナー。21日終了で1点、22日終了で10点の計11点出品していたが。落札金額を見ると最高値5500円、最安値5250円で平均5341円。ほぼ、皆さん同じ金額で落札していた。
今回のヤフオク出品は、金儲けでなくチャリティーオークション。なるべく安くシャンプーとコンディショナーを、皆さんに使用して貰いたいのと。利益が出たら台風30号の被災者へ、見舞金でもなればと考え企画したもの。2500円で落札されても、送料を入れれば、マニラで買うより1.5倍になった。
とは言っても、シャンプー・コンディショナーセットの評価は気になる。今回の落札金額から見ると、送料や振込み手数料込みなら6000円前後。1セット3000円なら使って見ようかと、値段が自然に決まったようだ。
ただ、趣向はチャリティーでなく、皆さんに安く試して貰いたいので始めた企画。そこで考えたのは、落札金額が5000円を超えたから、送料は貰わない。それでも十分チャリティーになるし、数ヶ月間で4〜5万ペソ(約10万円)になりそうだ。
それともう一つ、チャリティー先と考えた病院や学校は、どれだけ役に立つか判らない。それよりも被災した邦人へ、見舞金として渡した方が良さそうだと考えた。被災したフィリピン人へ救済は有っても、外国人である邦人へ何か援助が有るのか。その辺を考えていて、気になった人がいる。
毎日新聞の11月16日の記事から引用、「台風30号で壊滅的な被害を受けたフィリピン・レイテ島パロ町で、自宅が大波にのまれて首まで水につかり、奇跡的に命を取り留めた竹内正勝さん(75)が15日、がれきの山となった自宅跡で毎日新聞の取材に応じた。水没した自宅の窓枠にしがみつき、根元から折れたヤシの木が空高く舞うのを見ながら、「この世の地獄と感じた」という。
フィリピン・レイテ島のパロで2013年11月15日、武市公孝撮影
竹内さんは東京・向島出身。23年前、レイテ島の中心都市タクロバンの隣町パロへ移住し、妻ルチェールさん(42)と共に美容室を経営してきた。・・・・中略・・・・自宅と店は全半壊し、23年間フィリピンで築き上げた財産を失った。妻らはマニラの実家に避難し、自分はパロの日本人の友人宅に身を寄せる。「いつ死んでもいいと思って生きてきたので恐怖や悲しみはないが、ただ神の怒りを感じている」。険しい顔でつぶやいた。」
この竹内さんへ見舞金を上げたくなったのは、23年前に52才で19才のフィリピーナと移住し、美容室を経営している。何か男のロマンを感じてしまうのと、シャンプーの利益と美容室は因縁が有りそう。個人的には、自宅がある両国と同じ東京・墨田区出身。75才の齢にめげず、もう一度頑張って欲しいと考えた。
ただ、面識はないので、竹内さんへ連絡しようがない。ブログの訪問者で面識のある人がいれば好いが。なければ日本大使館か、毎日新聞へ聞くしかなさそうだと思った。
追伸、太毛シャンプー・オークション第二弾、年内発送を考え、終了日時を明後日の深夜1時台(26日)に設定して出品しました。5000円以上の落札金額なら送料無料、商品名は「ars333、シャンプー&コンディショナー」に変えました。多分、2セット10点の出品です。来月からは2セット、10点〜12点のになります。
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マニラ暮らし、仏教徒のクリスマス感「フィリピン・マニラ」
東京滞在中なのでマニラ湾風景
人生の中で忘れられない月日が有るとしたら、私の場合は昨日。この齢になれば、自分の誕生日は忘れてしまうこともあるが。12月23日だけは母の命日なので、前日までに帰国して墓参りをする。
墓参りと言っても、墨田区両国の自宅から、寺は台東区下谷と近い。タクシーで往復しても4千円、花や供え物を入れて7〜8千円で済む。この浄土宗の寺と関わりは古く、私の幼稚園を紹介してくれたのも、先々代の住職だった。
今は新宿6丁目らしいが、昔は抜弁天と言われた地域にある西光庵。尾張・徳川家所縁の尼寺へ、58年か59年前通う。無論、徳川系列だから浄土宗、朝から南無阿弥陀仏を唱えれば。誰が聞いても生粋の浄土宗信者、でも家の宗旨(菩提寺)が浄土宗で、私は仏教徒と言うだけ。誰かに何の宗派と聞かれたら、仏教徒で無神教者と答えている。
これがマニラ暮らしの中で、好い意味で逃げ口上になっている。22日のマニラ空港第一ターミナルで、大量のシャンプーとコンディショナーがエックス線に引っ掛かり。警備担当の職員に中を見せろと言われ、山羊のシャンプーを見てイチャモンを付けて来た。
大量と言っても、日本の税関では問題にならない数量。機内への手荷物でなく、預ける荷物なので疚しくない。何が問題なのか反論すると、警備員は笑ってメリークリスマス。俺はブッディスト(Buddhist・仏教徒)だから、クリスマスは関係ないと突っぱねた。
ブッディストと言えば、ボンティス(腹ボテ・妊娠)と怪訝な顔。もう一度ブッディスト言うと、判ったのか諦めた。少しは良くなったと言っても、貰い癖の付いている第一ターミナル。直ぐに地が出てたかろうとする、来年のワースト空港1位も間違い無さそうだ。
笑ってしまうのは、私にメリークリスマスと言ってきても、メリーの意味すら判らない。メリーさん(羊)のクリスマスと、子供の頃は思い込み。PCで調べて、Merryは楽しいとか、陽気の意味合い。楽しいクリスマスをお過ごし下さいらしい。
それにしても、何でメリークリスマスになるのだろう。それも調べたら「Merry Christmas」は、 I wish you a merry Christmas(楽しいクリスマスをあなたにお祈りします)の略だと判る。こんなことを知らないのでは、 間違ってもカトリック信者でない。
母の命日と長男の誕生日が12月23日なので、我家でクリスマスを祝うことはない。大体、親が苦労して買ったプレゼントを、サンタクロースの手柄にされる。如何考えても割が合わないし、カトリックの一番判らな祭日と感じていた。
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18日に出品して、22日終了したオークション。落札された方と連絡が付き、今日か明日配送できそう。今月だけは家内にも運んで貰えたので、昨日、第2弾で10点出品しているが。来月から出品できても、月に10点か12点しか出来ない。
リピーターになってしまう物なので、毎月購入するとしたら、40人〜48人しか行き渡らない計算になる。この辺が悩みなのと、昨日、台風30号(ヨランダ)被災者の竹内正勝さんへ、収益を全て見舞金にしようと提案した。
ところが、竹内正勝さんとは何の面識もない。もし、竹内正勝さんを知っている人が居たら、コメントで連絡して下さい。前回のオークションで約3万円ぐらい、今回や来月・再来月を入れて、目標5万ペソ(11万8千円)に達したら。貯まった時点で送金する予定です。
5万ペソ送って何になるのか判りませんが、多少でも見える援助にはなりそうです。もう一度頑張って、美容室を再開して欲しい。23年の美容室を終わりにして欲しくないと、40年間マニラで美容室を続け、何年か前、知人に譲った家内も感じてます。
それと前回、出品名を「フィリピンブログで人気の太毛シャンプー&コンディショナー」にしましたが、ウォッチリストやアクセス総数・入札件数が多く。ビューティー、ヘルスケア> ヘアケア> シャンプー> その他の部門で目立って、何も知らない人から、商品の質問が入ってしまいました。
商品説明はブログを見て下さいから、商品を知らない人は入札しないでくださいに変更して。出品名からフィリピンブログで人気の太毛を消して、「ars333、シャンプー&コンディショナー」へ。これなら太毛とかフィリピンブログも入ってないので、後々他の人から質問や、間違って入札することも無いと思った。
追伸、来月のシャンプー&コンディショナー出品は、1月20日頃に2セット10点を予定してます。
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マニラ暮らし、ANA初就航便を予約「フィリピン・マニラ」
東京滞在中なのでマニラ湾風景
1978年5月に成田空港が開港、と言うことは初めてマニラへ行ったのは羽田空港か。一緒に行った相手は覚えているのに、羽田か成田なのか思い出せない。東京からPALに乗ってマニラへ行き、マニラから台北は中華航空、台北・ソウルは大韓航空で繋ぎ、最後はJALで帰って来た。
旅行の思い出は、皆さんも一杯あると思う、私に取っては忘れられない正月旅行。一緒に行った元観光バスガイドが、元の上司に頼んで、特別安く調達した周遊チケット。マニラから台北・ソウルと寒くなっていくたびに、マニラだけにすれば良かったと後悔した。
次に忘れられない旅行は、やはり東京・マニラのチャーター便で、運航したのはANA。これも30年以上前の話で、当時のキャビンクルーの胸には、「でっかいどう、北海道」のワッペンが。食事を出した経験がないのか、手際が悪いのだけ覚えている。
来年の3月30日は、35年ぶりに羽田・マニラ線が復活する。それもJALでなくANAが就航、予約の受付は12月17日からと知っていたが。成田・マニラの初就航便も乗ったので、ミーハー過ぎると躊躇っていた。
大体、JALを主に利用してきたので、ANAへ乗ったのは1万8602マイル。ANA+パートナー航空会社で9万7257マイルしかない。それに対してJALは、JALだけで28万6675マイル。ANAのスーパーフライヤーにしても、アシアナ航空でマニラ・ソウル・東京を利用して取得していた。
ANAの航空券を買った覚えはない、マイルが貯まるのは他社か、買い物などの陸マイル。貯まると無料航空券に交換していたが、今月で2万3214マイル無効になる。続いて無効になるのを見たら、1万マイル近くあり。今年使うか来年か考え、やはり羽田・マニラのビジネスを、無料航空券で予約した。
座席を聞かれて考え、選んだのは前回と同じ1D。成田・マニラの初就航便の時は、右はロペス駐日大使夫妻、左は運輸省のお偉いさん。2−1−2の配列なので、真ん中のDは気楽だけど。今回も多分、隣は大物なので悩む、それでもブログネタになると予約した。
今までJALとANAの違いは、座席のユッタリ感とターミナルの違いしかなかったが。最近家族に不人気なのは無料手荷物許容量、エコノミークラスだと23キロ、1個しか預けられない。JALの2個に比べると半分の量で、海外旅行なら少なく感じる。
ビジネスにしても32キロ2個でJALの3個に比べたら少ない。その代わりステータスを持っていればJALと同じで、1個余分に預ってくれる。ANAの32キロ3個とJAL32キロ4個、そこまで多く運ばないので私は気にしてないが。三辺の荷物・トランクの大きさは、ANA158cmに対しJAL203cm、これは大きな違いかも知れない。
マニラからANAのアップグレードを利用する場合、JALなら総額800ドル前後(3ヶ月有効)なのに対して、ANAは半年か1年有効で940ドルと1070ドル。期間は長いけど使うのを考えてみたら、羽田線しかメリットはない。
最低で140ドルの違いなら、成田と羽田、自宅間の交通費の違いか。それにしてもセコイ料金設定をするものだと感じる。荷物と料金プラントを見れは、ANAは高級LCCと考えれは判り易い。文句タラタラのJALに比べても、ANAを好きになれない要素と思った。
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追伸、第一弾のシャンプーオークション、昨日、落札者へ全て発送しました。何分にもフィリピン製、一部キャップが甘いので、セロテープで留めています。第2弾の方も順調に全て入札され、落札金額は前回より安くなりそうですが。全て購入される見通しが付きました。
落札された方へお願い。29日早朝にマニラへ帰るので、28日までしか発送は出来ません。それ以後に入金されると来月になってしまうかも、お忙しいと思いますが。明日26日中の連絡と入金をお願いします。
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マニラ暮らし、サイレント・クリスマスと買い物「フィリピン・マニラ」
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静かなクリスマスを東京で過ごしていても、それまで騒音のクリスマスをマニラで体験していると、耳にジングルベルやクリスマスソングが離れない。日本へ帰って来てホットするのは、住まいの両国は相撲の街だから、サイレント・クリスマスになっていた。
両国の駅から回向院までの木々にイルミネーション、白とブルーの電飾は寒々している。これがクリスマス用なのか正月用か、どちらにしても静かな日々を過ごせそう。クリスマスで賑わうマニラから一週間の逃避行、後3日で騒音の世界へ戻って行く。
日本のクリスマスは静かで好い、昨日、買い物で池袋のデパートへ行くと。クリスマスギフトのコーナーより、正月飾りの売り場に人が。今度、マニラで使う食器を選びながら、三段の重箱を見て、マニラへ持って行こうか悩んだ。
これを持って行っても、中身を揃えるのは難しい。マニラで三段重おせちを作るとしたら、蒲鉾・伊達巻・昆布巻きなどは、日本から持っていくとして、他の食材で三段を埋めきれるか、海老はあっても他は思い付かない。
フィリピンで作れるとしたら、チャーシュー・鶏のアドボ、豚角煮と肉料理しか考えられず、ま〜中華風のおせちになりそうだ。年越し用の蕎麦と正月の餅を買って行き、USB・TVで紅白を観るしか、日本の正月雰囲気は味わえそうにない。
海外生活での体調や栄養バランスの維持に、来年はマニラで自炊を始めようと考え。活用しようとしているのは電子レンジ、これまでも電子レンジ用調理器を揃えて来たが。今回見付けた炊飯兼蒸し器は優れもの、序でにあきたこまちの無洗米も購入した。
一人暮らしの自炊で、料理を作るのは30分が目安。それ以上長いと億劫になって、毎日なら長続きはしない。そして料理器具はシンプルなものが良く、今までのヒット商品はスパゲッティ茹で器。決められた水と塩に乾麺を入れて、電子レンジでチンするだけなのに、理想の硬さで麺が茹で上がる。
購入したスケーター社の1合炊き用、冷御飯やシュウマイも蒸せる。2合炊き用もあったけど、3合炊きの炊飯器を持っているので1合にした。レトルトの御飯でも好いが、料理を作る時間を考え、30分以内で炊けて、好きな量が食べられ無駄がない。
それにしても、電子レンジの値段はマニラでも安く、5千円〜7千円で手に入る。別な電子レンジ専用調理器を使えば、魚や肉が焼け、蒸料理や煮物まで出来る。これが有れば、フィリピーナの家族と同居する人には重宝。オカズは一緒の物を食べても、一人だけ日本米を食べられる。
日本人は日本の米が一番旨い、確かにジャポニカ米の中で、日本米より旨いのは食べた事がない。ただ、フィリピン人からすると、日本米は旨くても管理が難しい。フィリピンのインデカ米なら、炊飯したあと皿に盛って置けば好い。
ご飯を保温ジャーか炊飯ジャーに入れて置く日本と、皿に盛って置くフィリピン。固まっていても簡単に解れ、それが食生活になっている。日本人から見たら屑米の冷や飯、これを毎日食べさせられたら根を上げてしまいそうだ。
フィリピンで暮らすと言うことは、旨い日本米を食べられないことかも。日本レストランへ行っても、品質に疑問が残る中国米を使ったり、良くてカリフォルニア米。ご飯だけ美味しければ、後は我慢できるという人へ。手軽に調理できる無洗米と1合炊き用は、必需品だと思った。
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マニラ暮らし、太毛シャンプーのヤフオク「フィリピン・マニラ」
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ヒョンな成り行きから見付けたシャンプーとコンディショナー、何で見付けられたか考えて見たら、効き目・効果を早く実感できる。これが数ヶ月先、又は2本目3本目以降なら、気付く前に次を購入したか疑問、多分止めていた。
人気になったのは、纏に置いて貰った事も大きい。あのまま、デビソリアのLucky Chinatown(美加廣場・LCT)のA館2階で、金曜〜日曜販売なら、買いに行ける人も少なく、私のブログネタで終わっていたかも知れない。
友人に聞かれるのは、何故、纏に置いて貰ったか、簡単な話24時間営業で年中無休。何時から何時までとか、何時が休みと知らせなくて好い。前以て予約しておけば、LCCの早朝や深夜便でも買いにいけて、地方在住者でも時間の無駄がない。
こう言う物を店に置くのは、日本なら簡単に見えても、フィリピンでは信頼を考えれば難しい。商品の管理だけでなく、売り上げを別にしなくてはならず、何と言ってもフィリピーナの計算能力、間違えてしまうのを覚悟しなくてはならない。
今のところ大きな間違いがないのは、シャンプー価格195ペソ、コンディショナー価格205ペソのところ、どちらも200ペソにして、管理する子達に無駄な計算をさせない。5ペソの違いで勘違いするのがフィリピーナ、200ペソにして管理が楽になったと、纏の社長に言われた。
マニラでの人気は高くても、日本で販売するのは難しい。そこで今回ヤフオクへ出品してみようと考え、実行したのは。これなら薬事法に抵触しないと言われたから、ま〜指導を受ければ止めて、別な方法を考えるしかない。
今月は計21点42セット出品できたが、来月からは半分の10点〜12点。この数量なら、欲しい人に行き渡りそうもないが。それでも出し続けて行こうと、今回経費なども考え、発送まで全て1人で行なって見た。
商品を入れる箱を郵便局から購入し、梱包材 プチュプチュを倉庫から持って来るのに、貧血気味でフラフラになり。第二次弾を昨日発送の予定が、堪らず昼寝をしてしまった。今回の件で、体調が戻るのに数ヶ月掛かるのと、思考能力が乏しいのも実感している。
今回落札して頂いた皆さんに勇気付けられたのは、シャンプーが欲しいだけで入札したのではなく。30号台風被害の寄付目的の人が多かったことです。中には、コメントの遣り取りで、年末年始フィリピンへ行く予定が有ると聞いて驚きました。
寄付をしたくても、何処へ寄付をしたら好いのか。フィリピン情勢に詳しければ詳しいほど躊躇い、色眼鏡で見てしまいます。私は寄付金を預る資格も、また、有意義な寄付先を探すことも出来ません。
30号台風で被害に有った美容室兼自宅前に立つ竹内正勝さん
撮影・武市公孝カメラマン
今回、最初の寄付先・見舞金として、フィリピン・レイテ島パロ町の竹内正勝さん(75)を選びましたが。タクロバン市の隣町パロ町へ、23年前に美容室を何故開いたのか不明です。奥さんはマニラ出身なので、実家でもありません。
選んだ理由、1. 全て無くなる大きな被害を受けても、邦人には何の援助もない。2. 23年間コツコツと美容室を経営してきた。3. 生き方に共鳴できる。4. もう一度頑張って欲しい。そして、直接竹内正勝さんへ渡すので、100%有効に使え、皆さんに報告できる。
そこで考えたのは、5万ペソ貯まるのを待つのでなく。足りない分は、私の立替と寄付でまかない、早急に探そうと決めました。マニラへ帰ったら大使館へも行って、竹内正勝さんを探したい。知り合いの方がおられましたら、コメントで連絡をお待ちしてます。
それでも見付からなかったら、タクロバンの友人の見舞いも兼て、パロ町へ行ってみるしかないと思った。
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マニラ暮らし、嗜好品は極端に高い国「フィリピン・マニラ」
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今朝のニュースを見て驚く、円は対ドルで105円を突破、ペソも1万円は4200ペソを切りそう、韓国ウォンに対しても安くなっている円。11月末にソウルへ行き、ウォンから円に両替したら、1ヵ月で5%違う計算に唖然。撤退時期が早すぎたのか悩み、これでも良かったと自分を慰める。
円安でも日本に居ると衝撃は少ない、消費税が5%から8%・10%になろうとも、負担が増えて3%か5%。何が高くなっているのかよく判らず、光熱費が上がる話が出ても、金額にすれば大した事はない、
日本で円安を実感するのは、変動が大きいガソリン価格ぐらい。120円台から150円台で20%の円安を実感するのに、他の物なら10%の円安を実感するのが少ない。マニラへ持って行く食料品を購入し、何って日本は安いんだろうと感じる。
安いと実感するのは食料品だけでなく、洗剤などの日用品でも大きい。フィリピンとの生活水準、収入の違いを考えてしまえば、物価の違いは数倍になる。全てに置いて日本の方が、円安になってから計算すると安い。
マニラ暮らしで考えてみると、普段値段を気にしないで物を買っているが、翌々考えて見たら何で高いんだろうと悩む。愛猫の餌や用品で、チグハグナ価格差を感じるのは、キャットフードは日本と変わらないのに、猫砂やトイレシーツは日本の倍以上する。
ヤンチャナ牡のジロー 人懐っこい牝のキナ
猫に買っている物で気付いたのは、大量に出るものは安く、小量なものは高い。高級キャットフードでも需要があるから、日本と変わらないか安い価格で売られていたが。需要の少ないペットシーツや猫砂は倍以上、と言うことは嗜好品扱いになる。
確かにキャットフードで購入する、ロイヤルカナンの説明書は日本語で書かれ、日本から持ってきたか輸出される物だろう。それに対して猫砂は台湾製かシンガポール製、日本で販売されているのに比べたら、数段落ちるのに値段は高い。
ブロ友に頼まれ日本から持っていく、犬用ペットシーツに比べ、重量が有り過ぎて持っていく気は無いが。5L(5キロ)の猫砂が300ペソ〜400ペソ(715円〜950円)、日本は7L(2.5キロ)の紙砂が480円。軽量で出来ているオカラや、紙の猫砂を見るたびに持って行こうか悩む。
犬用ペットシーツに至っては日本の数倍から10倍、ブロ友との話でも高すぎると嘆く。前に犬を飼っていて、ペットシーツが自宅にあったとき。当時のメードがペットシーツを欲しがる、犬を飼っているとは聞かないし、飼っていたとしても2〜3枚では意味がない。
何に使うのか聞いたら、子供の背中へ入れて汗取りに好いという。ショッピングモールで見掛ける子供で、背中にハンカチを入れている子が多い。ペットシーツが代わりになると聞かされ、複雑な心境になった。
考えて見たら、メイドはペットシーツなんか知らない。自宅で実際にペットへ使っていても、紙オムツメーカーの高級品に見えるらしい。猫砂を買うより海岸に行けば砂はタダ、犬にペットシーツを使わす家庭は、フィリピンでは極少数で、猫砂を買う人より少ない。
そうやって考えると、私が買っているのは高級洗剤や石鹸になるらしい。間違い無しにティッシュペーパーは、嗜好品になるのだろう。洗剤・石鹸を安いローカルで間に合わし、高いティッシュペーパーはトイレットペーハーで代用していた。
日本では一般的な必需品・生活用品でも、フィリピンでは嗜好品扱いになる物が多い。この感覚・境目を理解しないと、マニラの生活費は高くなり過ぎて暮せない。日本では何でもない物でも、どのランクのフィリピン人が買えるか、考えたほうが好いと思った。
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マニラ暮らし、私の重大ニュース「フィリピン・マニラ」
東京滞在中なのでマニラ湾風景
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、私の場合、マニラへ帰るまでと言えそう。1年を通しての気候を考えると、マニラより東京が過ごしやすいのは、4月・5月・10月・11月の4ヵ月。後は酷暑と寒波で悲鳴が出て、逃げるようにマニラへ帰っていた。
今朝もガスストーブで暖をとりながら、7時に迎えに来るタクシーをウキウキした気分で待つ。そうです、寒い東京とも暫しの別れ、寒い日ほど成田へ向う喜びは格別。早くマニラ湾を望む部屋へ戻り、冷たいシャワーを浴びたい。
年末年始の買い物も全て済んで、後何日も無い今年を振り返ってみると。1年の速さを実感しながら、私の重大ニュースを考える。世界十大ニュースの第1位は、フィリピン・レイテを襲った台風30号が上げられていた。
私にしても気圧が800台の台風なんか生まれて初めて、当時を振り返って今なら笑い話なのは。ガスパニックの陽子ママとの会話、私「逃げようと思うんだけど」、ママ「何で逃げるの」、私「強烈な台風がマニラへ来そうだから」、ママ「マニラへ来たら逃げられないでしょう」。私「国内でなく、マカオか香港か、チケットが取れなければ東京へ帰ろうか」
この時の陽子ママは事態の深刻さを判ってなく、台風が来たら仕方ないわ。年がら年中台風が来るのに、イチイチ逃げていられないと言う。今回の台風は今までとは違う、マニラを直撃したら1ヵ月は住めない。そうなれば東京へ帰るしかないと話した。
コロコロバックに貴重品をつめて、台風の進路を見ていたら、マニラを直撃する可能性は低くなる。安堵して、東京行きの予約便をキャンセルした。台風30号の惨状を見れば、マニラを襲ったらどうなっていたか、私の重大ニュースでも1位だと思う。
個人的な重大ニュースの1位、好い方ではシャンプーを見つけたこと。風が吹くたびに髪の乱れが気になり、スプレーで固めていたのに、今では手櫛で整えられる。御蔭で7月から一度もスプレーを使わない生活、これは涙が出るほど嬉しい。
友人知人から、これほど感謝されたブログネタは初めてで、10年、いや20年は若返った気分になれる。悪い方の1位は、先月末から1週間入院した大腸憩室出血。今も貧血気味でフラフラして、思考能力もアヤフヤ、雲の上を歩いている気分だ。
先日、病院へ行って血液検査をしたら、順調に回復しているといわれホッとする。マニラへ帰っていた時に再発したら、出血多量で生命の危機もあった。発病から1ヵ月経って、血液の状態も80%回復する。それでも毎日トイレで便を確認する生活は、一生続きそう。何時再発しても可笑しくないと言われても、最悪な状況は脱した。
好い方の2位は、JALのJGCプレミアを取得出来た事かも。JALグローバルクラブ(JGC)メンバーだけの特権で、年10万マイルのダイヤモンドと同じ扱いが受けられるプレミア。8万マイルを今月のマニラ・成田で達成、今年最後の今日の分を入れると、8万4185マイルになる。
JGCプレミアを取得した喜びが半減なのは、3月30日のANA羽田・マニラ就航。高慢ちきなJALの鼻を折った気分は痛快だが、羽田を使うなら割高なANAに乗るか、PALを利用するしか無い。そうなれば、来年もJGCプレミアを維持できるか微妙だ。
今年最後の3日間、ブログ記事の更新も後2回しかない。明日はKTV一年の総集編にしようか、それともマラテの一年を振り返るか。どちらにしても大雑把な記事になりそう、楽しい記事で1年を締めたいと思った。
追伸、現在ブログ記事を書くのに朝4時頃起きて、途中休憩か寝て気力快復の繰り返し。大体5〜6時間掛けて記事を更新してますが、今日は7時に迎えが来るので、文書のチェックが出来ません。誤字と文書の繋がり、悪くても我慢してください。
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マニラ暮らし、JAL機内食の思い出「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
12月の東京マニラは1.5往復、月に2回成田・マニラを乗ったことになるが。2回同じ便に乗っても行きと帰りなら、機内食も違うので我慢できる。同じ方向なら機内食も同じ、前回ミスったビーフシチュー ローズマリー風味を敬遠し、薩摩赤鶏のソテー 玉葱と大根の和風ソース 柚子胡椒風味を注文した。
隣の席の人はビーフシチューを注文、不味いのを教えて上げようと、キャビンクルーにビーフシチューは最悪だったから何が美味しいか、隣の人へ聞える様に聞くと。困った顔をして、ビーフシチューは最悪ですか、和食は?の質問に、顔を横に振る。
JALも産地偽装が在るの?、まさか有りませんよ、なら薩摩赤鶏。正直なところ、薩摩赤鶏何か食べたこともない。ブラジル産の鶏を出されても、果たして区別がつくか疑問。今回不味くても、セブンイレブンで肉まんとざる蕎麦を購入していた。
北海道産の玄蕎麦を石臼挽きにした国産品に、手包み特製豚まんを用意している。薩摩赤鶏を一口食べて、マアマアだけど蕎麦にするか。サッパリしたざる蕎麦の後は、コッテリコクが在る肉まん。京樽のバッテラでも良かったが、ざる蕎麦も悪くない。
セブンイレブンHPから転写
私が初めてJALの機内食を食べたのは、小学1年生の夏休み、羽田・ソウルの空路で出されたハンバーグ。子供食を前以って頼んでいたので、ハンバーグが出たと思う。金浦空港が出来る前、現在高級住宅地になっている汝矣島、金網のフェンスに囲まれた空港だった。
この汝矣島は気流の悪いところ、初めて乗った国際線なのに、空港の上空で2時間以上待機したと後から聞いたが。子供にしては、飛行機に乗っているだけで楽しい。母親の狼狽する顔を楽しみながら、機内食を2度食べた。
今考えて見ても、羽田・ソウル線で2度機内食を食べた人はいないと思う。当時だから、ソウル・羽田の機内食を積んでいて、待機時間が長くなり過ぎたので、出して来た様だ。これも後から聞いた話しだけど、30分以内に着陸できなければ、釜山へ行く予定だった。
1食目は子供食のハンバーグ、2食目はビーフステーキー。枕を膝に置いて銀盆を上に乗せ、陶器の食器にガラスのコップ、一流ホテルが使う様な重たいナイフとフォークで、出された料理を切る。当時は全てファーストクラス、エコノミなんかない時代だ。
今、料理を膝に乗せて食べているのは、機長や操縦士、キャビンクルーも同じかも知れないが。子供にとって難しい食べ方になるのは、銀盆が肘掛に当たってしまい、揺れを吸収できない。仕方なく母が料理を刻んで、フォークで食べさせようとしたら、私の口の周りに料理は来ても、口の中には入らなかった。
そこで母は膝の上に私を乗せて食べさせようとしたが、小太りの母では安定しない。食事をさせようと悪戦苦闘しているのを見て、キャビンクルーで細身の女性が、私の席に座り、私を抱え込む様に膝え座らす。今考えて見たら、これ程豪華な機内食は無かったかも知れない。
小学1年生と言っても、夏休みなら小学生の成り立て、恥ずかしがって、逆に食事を食べなくなったという。次に国際線に乗ったのは20才を過ぎてから、当時はエコノミーでも機内食はステーキー。食事を楽しみに乗ったのを覚えているが、今は最悪だと思った。
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マニラ暮らし、頑張らない楽しさ「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
一年を振り返って見て、この言葉の代名詞が大晦日。長閑な気候のマニラで大晦日を過ごすと、新年が楽しく感じてしまうから不思議。やっぱりマニラ暮らしが正解、これが東京で迎えれば、のんびりしていられたか考えてしまう。
クリスマスは日本で過ごし、正月をマニラで暮らす。これが頑張らない楽しさと感じていて、一年の締めっくりには相応しい。日本人の年が越せない言葉は、フィリピンならクリスマスを迎えられないへ代わる。
犯罪地帯のマニラでも、クリスマスが終われば、治安も良くなって来て、1月2日から普通の生活に戻ってしまう。日本も犯罪が多発するだけでなく、何かと頼まれることも多くなる季節。これを上手く避けられそうなのが、この暮らし方かも知れない。
来年の頑張らない楽しさに、何が在るのか考えて見たら。一番は自炊のすること、1から10まで真剣に作るのでなく、簡単に作れて美味しい物を、考えるのも楽しさ。肩に力を入れてしまいがちな男の料理、マニラで簡単に手に入る食材で試して見たくなった。
昨日作ってみたのは、照り焼きチキンを使った親子丼。御飯は電子レンジで1合炊ける物で、1食分の7勺を炊く。1合炊きで1合炊いても好いが、全部食べようと頑張ってしまう。7勺なら食べ切れる量で、照り焼きチキンは日本で売られている出来合い。
本当はカツ丼を作りたかったが、カツを上げるのは面倒。1回2回は作れても、毎回作るなら頑張らなくてはならない。玉葱とチキン照り焼きに、日本から持参した玉子。アルミの親子鍋さえあれば、1人前の丼ぶりを作るのは簡単で楽しい。
蒲鉾を入れた玉子丼や、残り物を入れてムジナ丼、鮭やマグロを入れても旨い。タレは麺汁と、甘さを出すためにすき焼きのたれを少々。味りん・料理酒を用意するより、これの方が無駄がなくて、味の調整を頑張らない楽しさ。
作る順番さえ間違わなければ、誰でもうまく作れる。先ずは無洗米を軽く洗って、水に浸すしておく。2〜30分した後に電子レンジで10分、7勺だから9分。炊きあがった後は、そのまま蒸らしで20分、これで御飯は出来上がる。
電子レンジへ入れてから約30分、この30分で料理が出来れば申し分ない。昨日は手抜きの親子丼?、麺汁を2倍に薄めて、すき焼きのタレを少々。玉葱を大きめに切って、先に煮て置く。生の鶏肉を使う場合でも、固くならない様に後で入れた方が好い。
材料が煮えたら、火を切って玉子を入れる。余熱だけで十分なのは日本の玉子だから、ローカルの玉子なら火を切る2〜30秒前が最適。出来上がりに高菜漬けと、七味唐辛子を振りかける。
御飯が出来上がってしまえば、丼物を作るのは10分か15分で好い。頑張らない自炊の勧めで、日本の味を堪能できる。こんな簡単な物でも栄養のバランスと、品質だけは満足できると思った。
追伸、日本で買って来た食器の中で、重箱仕様のオードブル入れが。午年なのに何故か兎、私の干支なのと、2000円と安いので喜んで買ってしまた。この重箱デビューは御節料理しかない。そこで紀文の御節セットや何やらで、食材費の方はウナギ登り。
もし、明日上手く作れたら、2日か3日のブログに乗せます。今日は、これからカルテマに行って、海老等の買うことになりそう。正月、マラテで過ごそうとしている人がいましたら、明日、即席御節と吟醸酒を用意しますので、我家へ遊びに来ませんか。
参加費無料、日本酒を飲みながらマニラ湾の夕日も悪くない。隣のプールサイドからの眺めも、解放感が在って最高です。参加される人はコメントで連絡下さい。お待ちしてます、これも頑張らない楽しさと思った。
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マニラ暮らし、年越し蕎麦が旨かった「フィリピン・マニラ」
昨日のマニラ湾
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
一年の計は元旦にありと言いますけど、昨日はKTVへ早い時間に行き、午後9時頃からガスパニックで年越し忘年会。料理はトロさん手作りの御節料理、酒は大吟醸とウィスキーのチャンポン。
運転手の帰宅を考え、午後11時には自宅へ戻り、止せば良いのに年越し蕎麦を、自宅で食べようと作りだす。これが旨過ぎて二杯食べてしまい、今朝は胸焼けと二日酔いで、頭に浮かぶのは旨い蕎麦しか有りません。
マニラ暮らしの中で、うどんは讃岐の冷凍が在りますが、蕎麦だけは食べられる店は一軒もない。蕎麦の専門店がマニラに出来ればと、かねがね願っておりました。思い起こせば30数年前に、一軒だけ旨い日本蕎麦専門店が在りました。
何でも蕎麦の実をマニラへ持ってこようとして、賄賂を請求され即撤退。その後もマカティには、蕎麦の専門店が何件か出来たと聞きますが、食べに行く前に閉店してしまう。暑いマニラで冷たいざる蕎麦か茶蕎麦、乾麺でなく生蕎麦で食べたい。
昨年を振り返って見れば、日本料理の当たり年。とんかつ専門店とラーメン専門店が次々にオープン、ところが残念なことにイマイチに感じてしまう味で、その味も行く度に落ちて行き、首を傾げながら日本より高い料金を払っていた。
昨年出店したラーメン専門店に言いたい、スープの味と温度を管理しろ、餃子に自信がなければ出すな。同じく、昨年出店した一部のとんかつ専門店に言いたい、御飯・キャベツの食べ放題で客を呼ぶな。幾らなんでも80グラムのとんかつセットは無いだろう、それで295ペソ(700円)とは驚いた。
何か遠慮して書き辛かったことを、もう一度初心に戻って記事にしようと。思い出させてくれたのが、昨日の食べた年越し日本蕎麦。購入したのは西武系のリヴィン、製造メーカーはマルちゃん印の東洋水産。こんなに旨いとは、食べて見るまで思わなかった。
要冷蔵で賞味期間は2週間、商品名は信州更科生そば・鰹だし。2人前で300円弱なので、1人前150円。マニラへ来る前に購入すれば、3週間滞在中2週間は旨い蕎麦が食べられる。昨日は、稲荷ずし用の揚げを入れた暖かいキツネ蕎麦。今度は冷たいざる蕎麦にして見ようかな、マニラでも蕎麦を食べる楽しみが出来たと思った。
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マニラ暮らし、正月の戯言・風景「フィリピン・マニラ」
昨日元旦のマニラ湾夕日
我家の玄関、下駄箱の上に飾った新年飾り付け。
何となく出費の多いのが正月、マニラ暮らしでクリスマスプレゼントを逃れると、追いかけて来るのがお年玉。ナショナルブックストア―で、10枚23ペソ(55円)のお年玉袋を購入し、絵柄で100ペソ札を1〜3枚へ分け。相手の顔を見ながら、どれを上げようか悩む。
毎年上げる人数は、多くなっても減ることは無い。今年は35〜40名で総額8400ペソ、丁度2万円で済ませようと考えた。フィリピン的に見れば元旦1日だけで十分、2日からは普通の日になってしまい。フィリピン人は、元来貰えるとも思ってない。
ところが一度上げてしまうと、定例化されてしまうのがフィリピン。11月頃からコンドスタッフの態度が替わって来るから不思議、大の大人が300ペソ(715円)貰うのに、血眼になって自分をアピールする。まるでクマ牧場のクマが、餌をねだのに似ていて笑ってしまう。
昨日は、御雑煮を食べようと友人に誘われたが、4人の意見が真っ二つに割れ、たなべか日本橋亭かで悩む。結局、去年食べたのがたなべなので、やはりたなべにしよう。ところが今年は去年と味が違う、今年の方が美味しいと言う人と、去年の方が好いへ別れた。
たった4人でも、出身地の違いで御雑煮は変わる。こればっかりは、何処が美味しいと言えない。私は下手な御雑煮を食べるなら、力蕎麦か力うどんの方が好い。何なら鍋焼きうどんでも十分、餅さえ入っていれば代わりは勤まる。
友人達の話題の中で、年越しに食べた蕎麦の話をしたら、つい最近売り出した新製品と教えられた。蕎麦だけは上手く行かないと言われていて、大橋巨泉さんオススメの北館製麺蕎麦でも、取り寄せようかと考えていたが。これを買うと、10人前3150円に送料、一食が380円になってしまう。
その点、マルちゃんの信州更科生そばなら10人前でも1500円、わざわざ取り寄せないでもスーパーで売っている。賞味期限が2週間と短く、要冷蔵は面倒でも、アレだけ旨ければ苦にならない、マニラで蕎麦を食べる楽しみが出来た。
即席御節料理と力蕎麦
夕食は纏へ行き、ここでも御雑煮を注文。昼夜、御雑煮を食べるほど好きではない。ただ、作っているのが浅草出身、正月だけ手伝っているのか判らないが、江戸風の御雑煮を食べて見たくなり注文した。
たなべの御雑煮は440ペソ、纏の御雑煮は180ペソ。味はたなべは上品な上方風で、纏は思っていた通り江戸風。どちらも、それなの味を出していて楽しめる。今朝は、即席の御節料理と力蕎麦を作って食べる。正月ぐらいは日本の味、餅も悪くないと思った。
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