昨日のマニラ湾
カナダのウィスキーに興味が湧いたのは、40数年前に立川米軍基地で、バーテンのアルバイトをした頃にさかのぼる。働いたのは将校クラブで、目的はR&Bのレコードを、基地内のPXで買いたいから、空きが開くのを待って働いた。
給料も悪くなかったが、支払われるのは日本円。PXで物を買うなら米ドルが必要な時代で、赤いドル(軍票)か緑のドルでしか物は買えない。無論、タバコや酒は闇になるので、買えても持ち出せば警察か米軍に捕まる。
バーテンの空きを待つとは、密輸で捕まりクビになるのを、待っている様なモノだ。私の場合は、R&Bのレコードなので、厳密には密輸になるようだが、警察も米軍からも何か言われたことはなかった。
将校クラブへ働くことが決まった時、小さなアドレス帳を買い。その中へカクテルのアンチョコ作り、まの欄ならマティーニとか、マンハッタンの調合割合を書き込む。満を持し構えて将校クラブへ行ったら、最初のオーダーはC7。
C7ってカクテル有ったかな、オロオロしていたら先輩が、カナディアンクラブのボトルと、セブンアップを寄こしてくれる。エーC7ってカナディアンクラブのセブンアップ割り、他にもセブンセブン(カナディアン7とセブンアップ)の注文が多く、カクテルなんか誰も注文しなかった。
それにしても米兵はカナディアン好きが多い。飲んで見ると確かに飲みやすいけど、当時は酒税が高い頃なので、基地以外では飲めない。今はカナディアンよりスコッチを好むが、面白そうなカナディアンを見付けては、オークションで落札していた。
瓶が貴重なので落札したのは、Captain’s Table(キャプテンズテーブル)というカナディアンウィスキー。海外のオークションでは空き瓶が人気で、20ドル(2000円)前後の値段がつくらしい。ウィスキー特級のシールが貼られた未開封を、1710円で落札したり。
左は旧ボトル Captain’s Table
右は正規輸入元のカナディアンクラブ 20年
変ったのでは、カナディアンクラブの2000年記念ボトル、これはたかさんと飲んでしまう。現在残っているカナディアンクラブは、新旧ボトル2本の20年物。旧ボトルは特に珍しく、同じ物はオークションでも、落札した以外では見たことがない。
オークションで珍しい古酒を落札てしまうと、嬉しい半面、何時飲もうか悩む。これを飲んでしまうと、次は無いよな。そんな感覚で、サイドボードの肥やしに成っていた酒を。オークションで落として、また同じ感覚に成るのは、ミイラー取りがミラー。
そこで特別な日や人を勝手に作って、開けてしまうことにしていたが。さすがに開けられそうもないのが20本ぐらい溜まる。珍しい古酒が増えるので、飲めそうもない飾りに成りそう。また、飲んでも年数が経ち過ぎていて、美味しい保証がない。そんな訳で、飾りになってしまう。
昨日、ヤフオクへ出品した太毛シャンプー&コンディショナー。こちらの方は順調に入札が入り、現状11点全て入札中。ウォッチリストに入れた人が70名、アクセス数は500を超えて、入札価格も最高は3600円まで跳ね上がっている。
高く売るのが目的で無く、収益をチャリティと考えているので、あまり高額になるのは戸惑。本当は、いますぐ落札の即決価格を決めようと思ったが。一部の人に買い占められても困るのでセリにし、台風被害地へ収益を、見える形で送ろうと考えた。
第一候補は、レイテ州タクロバンの病院で、第二候補はフィリピン大学レイテ校、第三候補はタクロバン市内の公立学校。一点落札してくれれば、500円くらいの収益が見込めるので、数カ月溜めて2〜3万ペソが目標だが。この分では、予定より多くなりそうだ。
22日に帰国後、在庫を確認して、年内発送できる第二弾や。また、高額になり過ぎた場合、送料を値引くことも考えてます。ただ、来月から持って来れても20セットか24セットなので、オークションには10〜12点しか出品出来ません。
落札商品は約3〜4ヵ月分なので、欲しい人に行き渡らないのも確かです。そんなことで、シャンプー&コンディショナーの購入が。年末年始、マニラへ来る理由になれば、台風30号の被災後は自粛ムードで暗いマニラも、華やぐと思った。
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