昨日元旦のマニラ湾夕日
我家の玄関、下駄箱の上に飾った新年飾り付け。
何となく出費の多いのが正月、マニラ暮らしでクリスマスプレゼントを逃れると、追いかけて来るのがお年玉。ナショナルブックストア―で、１０枚２３ペソ（５５円）のお年玉袋を購入し、絵柄で１００ペソ札を１〜３枚へ分け。相手の顔を見ながら、どれを上げようか悩む。
毎年上げる人数は、多くなっても減ることは無い。今年は３５〜４０名で総額８４００ペソ、丁度２万円で済ませようと考えた。フィリピン的に見れば元旦１日だけで十分、２日からは普通の日になってしまい。フィリピン人は、元来貰えるとも思ってない。
ところが一度上げてしまうと、定例化されてしまうのがフィリピン。１１月頃からコンドスタッフの態度が替わって来るから不思議、大の大人が３００ペソ（７１５円）貰うのに、血眼になって自分をアピールする。まるでクマ牧場のクマが、餌をねだのに似ていて笑ってしまう。
昨日は、御雑煮を食べようと友人に誘われたが、４人の意見が真っ二つに割れ、たなべか日本橋亭かで悩む。結局、去年食べたのがたなべなので、やはりたなべにしよう。ところが今年は去年と味が違う、今年の方が美味しいと言う人と、去年の方が好いへ別れた。
たった４人でも、出身地の違いで御雑煮は変わる。こればっかりは、何処が美味しいと言えない。私は下手な御雑煮を食べるなら、力蕎麦か力うどんの方が好い。何なら鍋焼きうどんでも十分、餅さえ入っていれば代わりは勤まる。
友人達の話題の中で、年越しに食べた蕎麦の話をしたら、つい最近売り出した新製品と教えられた。蕎麦だけは上手く行かないと言われていて、大橋巨泉さんオススメの北館製麺蕎麦でも、取り寄せようかと考えていたが。これを買うと、１０人前３１５０円に送料、一食が３８０円になってしまう。
その点、マルちゃんの信州更科生そばなら１０人前でも１５００円、わざわざ取り寄せないでもスーパーで売っている。賞味期限が２週間と短く、要冷蔵は面倒でも、アレだけ旨ければ苦にならない、マニラで蕎麦を食べる楽しみが出来た。
即席御節料理と力蕎麦
夕食は纏へ行き、ここでも御雑煮を注文。昼夜、御雑煮を食べるほど好きではない。ただ、作っているのが浅草出身、正月だけ手伝っているのか判らないが、江戸風の御雑煮を食べて見たくなり注文した。
たなべの御雑煮は４４０ペソ、纏の御雑煮は１８０ペソ。味はたなべは上品な上方風で、纏は思っていた通り江戸風。どちらも、それなの味を出していて楽しめる。今朝は、即席の御節料理と力蕎麦を作って食べる。正月ぐらいは日本の味、餅も悪くないと思った。
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