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Channel: 海外・気まま暮らし、マニラ
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マニラ暮らし、何をしても貧富の差を感じる「フィリピン・マニラ」

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昨日のマニラ湾夕昏と、皆さんがクリックしてくれないので、
KTV・コメコメ倶楽部のGRO、店の責任者の許可を受けて顔を載せてます。
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   昨日は年に何回か一緒に食事をするKさんと会うため、字マカティに在る川崎レストランへ向かう。帰国を前にして陽子ママと翻訳の仕事をしているRさん、還暦過ぎたオバタリアン3人に囲まれたら、ただ、ただ、恐縮するばかりで、話しを聞かされている内に寝てしまった。

  この3人はマニラ在住40年50年以上のベテラン、川崎とも付き合いが長いので酒を持ち込み、食べるに食べで2400ペソ(5450円)。1人頭600ペソなのに、Kさんが安過ぎるわよと驚き、全て払ってくれたが。俺は何を食べたか覚えてない、多分タコブツを2〜3個摘まんだ程度で、後は持参のウィスキーを飲んでいた。

  と言うことは、女3人で割ると1人800ペソ(1820円)、料理単価の安い川崎レストランなら、1人平均3〜4品の料理を食べたことになる。首の椎間板を痛めているから思うのでなく、食欲とバイタリティにただ驚くばかり、女は強いなを実感していた。

  一昨日から追い掛け回されていたのが日本からの電話、用件はJOCKEY製のトランクスを買って来て欲しい依頼だったが。JOCKEYをフィリピンではジョッキーでなくジャッキーと呼ぶ、私が初めて来た35年前から売られている。

  このJOCKEYは1876年にアメリカで設立され、メンズインナーでは老舗ブランド。私も30年前にメッシュのブリーフが気に入り購入して、今はトランクスを愛用しているが。何と言ってもJOCKEYはブリーフの原型を考案・販売したことから、アメリカでは今でも圧倒的なシェアを博すブランド。

  つまりブリーフの種類は多いが、トランクスには力を入れてないのか在庫が少ない。先月からロビンソン・マニラに在るJOCKEY直営店へ行き、トランクスのXLを10枚注文していたが入荷はなく、今月ヤット14枚入荷したので、内柄違いを12枚を購入した。

  ここで驚いたのは販売価格、確か1年半か2年前に購入した時は399.76ペソ。当時のレート(1万円5400ペソ)なら740円、現在は509.75ペソで現在のレートなら1160円になる。円安なのは判っているが37%値上がりしているとは、日本でも同じ金額で買えそうだ。

  ただ、フィリピンで売られているトランクスは、デザインがシンプルで抵抗がない。日本で売られているのは、ゴムの部分がボクサーブリーフに似ていたりして若向き、昔から売られているのを欲しがり、買って来てくれと頼まれていた。

   


  ここで考えたのは食事の800ペソと1枚のトランク510ペソ、料理の金額が高くない川崎レストランで800ペソ。また、35年以上前から売られているJOCKEYの価格を考えたら、帰宅途中の交差点ごとに車の窓を叩く、物売りの子供や物貰いの大人に違和感を覚える。

  帰国前日だけに考えてしまうのは貧しさ、東京へ帰ればこんな光景はないな、1820円の食事、1160円のトランクス。これらを特別高いと思う人が東京に居るのかな、ここで在る友人との会話を思い出し、マニラに疲れを感じてしまった。

  友人は2〜3ヵ月マニラに住んで見て、最初の内は気候の良さを楽しんでいたが。ある日フィリピン・マニラの貧しさに嫌気を感じて、何を食べても何を買っても楽しめないという。何気なく払う金額と廻りの風景のギャップに、罪悪感まで感じてしまったようだ。

  彼は2度とマニラへは来たくないと言って帰って行ったが、帰国前日や当日なら彼の気持ちも理解出来そうだ。普段は全く気にせず見られる光景に、私の感覚はマヒしてしまったのか、人間の縮図をマニラで見ている様で疲れを感じ始めた。

  この違和感に悩み罪悪感に苦しむのが、沖縄へ移住しようと考えた切っ掛けの1つかも知れない。明日からの沖縄・那覇2泊3日のなかで、マニラとの違いを探そうと思った。

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