昨日のマニラ湾夕陽と早朝の満月を載せてます。美しいと思った人、思わない人でもフィリピン情報をクリックして下して下さい。（笑）
マニラ暮らしで聞かれることに光熱費が、日本より高いと言われている電気代なら、月に幾ら掛かるのか気になりそう。ズバリ我家の光熱費は約一万円（４２００〜４３００ペソ）、それも自炊する前は３５００ペソ前後で生活していた。
こうやって書くと高いのか安いのか判らないと思うが、大型の冷凍冷蔵庫に小型の冷蔵庫、オマケに大型冷凍庫やウォーターサーバーまでフル稼働していて、これだけで月２０００ペソは掛かるはず。後はシャワー用の電気瞬間湯沸かし器に４６インチの液晶ＴＶ、パソコン・除湿機・調理用電気オープンレンジなど、全て電気製品を使用している。
ま〜ガスの使用を禁止されているコンドなので、電気代は高くなっても可笑しくない。１ヵ月の内、マニラに滞在するのは平均２４日、では１ヵ月マルマル滞在したら５０００ペソを越すのか聞かれると、多分、余り変わらないと思っている。全て電化された住居で、光熱費を下げているのは水道代が安いのと、エアコンを使わないからだ。
常夏のフィリピン・マニラで生活すると、家へ帰った途端にエアコンを付ける人が居る。私も当初は、リビングだけエアコンを利用していて、１週間から１０日の滞在でも、当時のレートで今と同じ金額を払った覚えがある。リビングのエアコンは２馬力なので、滞在中半日使用してもバカにならなかった。
その頃は、冷凍冷蔵庫と調理用電気オープンレンジにＴＶは在ったが、毎日外食していたので稼働していたのは冷凍冷蔵庫とエアコンだけだ。それでも毎月２〜３０００ペソ（当時のレートで７〜８０００円）の電気代が、掛かっていたと記憶している。
珍しく撮れたマニラ湾の満月
涼しいところが好きな我家の愛猫
エアコンを使わなくなった要因は停電、停電になると自動的にゼネレーターが稼働するのでなく、イチイチ切り替えるシステムになっている。５〜６年前の或る日、真夜中に突然停電になってエアコンが止まり、閉め切った部屋なので暑苦しくて起きた。
ゼネレーター切り替えのスイッチが在るメイド部屋へ行こうか考え、止めてしまったのはゼネレーターを入れても、稼働するのは冷蔵庫と扇風機と聞いていた。ビル全体の需要を考えれば、消費電力の大きいエアコンまで動かないのは、容量を考えれば仕方がなかった。
エアコンに頼り切った生活をしていたので、シーリングファンどころが扇風機もない。窓を開けてマニラ湾の風を取り込んだら涼しい、序でに浴室の窓を開けたら、いい感じに風の道が出来る。ウッカリすると寒いくらいの冷風に、自然なだけエアコンに無い涼しさを感じた。
マニラ湾に面した２２階なら、そよ風でも丁度好い。電気代は掛からず、身体に好いなら一石二鳥の喜びになる。何だかんだと５年以上、エアコンを使わない生活スタイルになると、エアコンは肌寒く感じてしまうから不思議だった。
エアコンを使わないライフスタイルで好いのは、汗を少しかくと、その汗がそよ風で乾燥する。その時に熱を奪って行く心地良さ、これが１分間に数十回繰り返される。少し暑くて大きく涼しいので、気分は爽快になっていた。
とは言ってもフィリピンの真夏である５月は、地上の体感温度３７度にもなれば、２２階でも３２度は体感する。この時の生活の知恵は窓を体感温度によって開けてしまうこと、このぐらい暑さなら浴室の窓を少し開けるとか。昨日今日の様な無風の熱波なら、全ての窓を開けて、シーリングファンと扇風機を利用していた。
シーリングファンを廻しながら、扇風機を何処へ置くかで涼しさは違う。こんな時、何処へ扇風機を置いたら好いか教えてくれるのは、何と我家の愛猫だった。猫は炬燵で丸くなるのは日本、フィリピンの猫は涼しいところが大好き、猫が何処で寝ているのか見れば、一番涼しいところを教えてくれる。フィリピン・マニラへ暮らすなら、部屋選びは風の道を探すのに限ると思った。
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