昨日のマニラ湾夕陽・夕昏を載せてます。美しいと思った人、思わない人でもフィリピン情報をクリックして下して下さい。(笑)
メイド(家政婦)など国内の家内労働者(自家用運転手も含む)最低賃金は、昨年の1月に成立した法案(共和国法第10361号)でも低賃金と感じる。メイドの場合マニラ首都圏は2500ペソ(5840円)、他の主要都市・地域は2000ペソ、その他の地域が1500ペソとしている。
マニラで初めてメイドを雇ったのは30年前、当時運転手の田舎(ビコール州ナガ)から子持ちのメイドを呼び寄せた。その頃でも5千円(ペソで幾ら上げたか覚えて無い)だったと、何となく記憶しているが、途中から2人雇ったので定かでない。
最初に借りたマカティのコンドも、後から借りたロハス沿いのコンドでも、メイド部屋は2人住めるようになっている。当時の感覚はメイドを1人雇うのでなく、掃除・洗濯・炊事など用途によって雇い入れ、1軒家なら3人から4人のメイドは常識だった。
30年前なら昔の感覚でコンドを建てていて、2LDKでもメイド部屋は2人のスペース。それ以上大きければ3人スペースとか、中には運転手の部屋まで有る。月々の給料は安いけど、食べ物・着る物から、トイレットペーパーや歯ブラシ・生理用品まで与えなくてはならない。メイドは田舎からやって来るとき、小さなスポーツバック1つしか持って無かった。
当時の運転手も同じで、給料1万2千円は飽くまで手取り。今の運転手は食費(1日200ペソ・470円)を上げ、給料は半月7000ペソ(1万6400円)なので、食費を入れると月平均1万8600ペソ(4万3400円)払う。それに対してメイドの給料は4000ペソと、惣菜代2000ペソ(米・調味料は別)、メイドへ渡すのは月6000ペソ(1万4千円)だった。
昔を思い出して見ると、大家族の家庭が多いフィリピン。メイドを雇い入れるとしても、1人や2人では家事仕事が終わらない。当時の状況なら、人数が多いのも理解できるが。この感覚が今でも生きていて、メイドの人数は少なくなっても、待遇や地位は相変わらず昔と変らない。
我家のメイドの雇用条件は悪くないと言われていても、半年でメイドが辞めてしまうのが続く、要因は帰国中の休み。月に7〜10日は日本へ帰国する生活が続き、その間、メイドへ休みを上げていた。最初の内は田舎へ帰れると喜んでいたメイド、実際、毎月田舎へ帰って見ると金が続かない。
元々、口減らしでメイドへ出された子が多く、土産を持って帰らないなら、昔のジャパユキと同じ運命になる。また、田舎へ帰れば、僅かな金目当てに男が寄って来て、チヤホヤされてしまう。メイドに取って毎週日曜日(教会へ行く)の休みが、雇用されるのには最高の条件かも知れない。
とは言っても今まで雇ったメイドで、1週間も10日も部屋へ1人置いとけるのは居ない。私達にとって大した物で無くても、メイドにすれば宝物になると昔から言われている。一緒に暮らしていても物が無くなるのに、1人にしたら恐ろしいと考えていた。
そうは言っても、メイドが辞めてしまう要因は長期の休暇。運転手の場合は、アルバイト出来ると喜んでいたのや、今の運転手は家でゴロゴロしていると言う。それに対して、メイドは住む家も無く、田舎へ帰るのは金銭的に難しい。
メイドを雇うなら休みを上げてはいけないと、昔から言われいる。大抵の家庭では月に1日か、多くても2日しか休まさない家が殆ど。これをメイドから聞いて、最初は扱き使っていると感じていたら、メイドの収入を考えたら妥当な扱いに見えてきた。休みを上げたら男を作り、手引きして家の物を持って行かれたか、強盗に遭った話も聞いた。
長くなったので明日へ続く。
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