昨日のマニラ湾夕昏と今朝を載せてます。美しいと思った人、思わない人でもフィリピン情報をクリックして下して下さい。(笑)
私が初めてフィリピンへ来たのは37〜8年前、1ペソ40円していた頃で1万円は248ペソ。当時人気の日系ラーメン店、どさん子の味噌ラーメンは8〜10ペソしていたと記憶している。日系のレストランは何処も高く、日本で食べるより倍近い料理も在った。
当時東京でレストランを何軒か経営していたので、割高な日本料理を海外まで来て食べる気も無い。マニラへ来て利用した日本レストランは、ロビンソン(旧ラマダホテルの跡地)前に在ったミソノ?か、どさん子ぐらいしか行くことはなかった。
3〜4泊の観光旅行なら、ホテルで朝食か中華の飲茶、韓国・インドと食べていれば日は過ぎてしまう。フィリピン料理も食べたし、SMマカティのフードコートへも行った。さすがに大衆食堂「キャンティーン」は敬遠したが、エルミタのコーヒーショップでアメリカ式の朝食は好んで食べに行った。
当時のエルミタとマカティは車で15分、混雑も信号も少ない時代にマニラで遊んでいた。その頃の最低賃金を比べて見たら、日本は2400円〜2500円くらい、ドルで計算すると8〜9ドル。フィリピンは日給20ペソ前後で約3ドル。所得差は3倍くらいになるが、現在は5倍で円安になっていなかったら7倍かも知れない。
その頃のフィリピン人は、今より裕福な人が多く、食べ物も悪くなかったと記憶している。可笑しくなり始めたのはアキノ大統領の父が、マニラ空港で射殺されてから、経済が停滞しペソの暴落と、悪循環を繰り返してアジアのお荷物となった。
ま〜始めて来た頃のフィリピンを知っているだけに、労働者がフィリピン第一の輸出品となった現在は、見るに見兼ねるモノを感じている。ただ、海外労働者の送金やBPO産業発展で新中間層が出来上がり、新しい生活様式を持った人達が増えだした。
ここで昨日の記事の訂正、マニラ首都圏の1%を200万人と書いてしまったが。1%(20万人)は富裕層とそのファミリー、200万人は10%で300ペソ以上の食事を食べられる人。統計を見た訳ではないが、MOAやロビンソンのレストランを見ていたら、20%居ても可笑しくない。1食に300ペソ以上のお金を払える人は少なくないし、それらモールのレストランへ入って、メニューを見れば納得すると思う。
昨日チェックアップでグロバールシティのセント・ルーカス病院へ、中に在るレストラン街を通って医者の診察やリハビリセンターへ向かう。私が行く時間帯は午後2時前、それでも各レストランは繁盛している。メニューを見ると最低でも300ペソ、高いのを頼めば5〜600ペソの料理しかない。
1日最低4〜5回食べるフィリピン人で、1食に掛けられる金額を見ると、圧倒的に多いのが30ペソ以下。ところが貧富の差を感じてしまうのは、学生でも70ペソから120ペソのランチを食べている。それが判るのがファーストフードのプロモセット、69・99の数字が前を通る度に踊っていた。
30ペソ以下、50〜70ペソ、70〜100ペソの客層は良く目にする。100ペソの上は300ペソ以上かと、長年マニラへ暮らしていると感じていたが。100〜300ペソの間の客層が多くなり始めていて、それを狙ったレストランが増えだした。
元ソシャーリスタの陽子ママの店を、企画するなかで気付いたのは、ファーストフードやファミレスで無く。一つ上のオシャレな店を作れば、200ペソ〜300ペソの客層を掴める。これを新中間層と言うのか判ら無いが、最低賃金を脱した彼らの購買意欲や食欲は力強い。
60を過ぎると友人達は極端に少なくなるし、また、居ても出不精の人が増える。この際、マラテやマカティの日本人客を当てにしないで、近くに職場や学校・コンドが在る繁華街を探して、オシャレな日系レストランを始めた方が良さそうだと、陽子ママへ勧めようと思った。
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マニラ暮らし、ランチで感じる所得・2「フィリピン・マニラ」
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