昨日のマニラ湾夕暮と今朝を載せてます。美しいと思った人、思わない人でもフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
昨年１１月３０日の夕食後に発病した大腸憩室出血から、首の椎間板（頚椎椎間板ヘルニア）を痛め、次に神経障害性疼痛・線維筋痛症を患う。これら各種病気も徐々に回復して来て、次回の診察（水曜日）が最終回になりそう。リハビリの方は７月一杯まで行なう予定だが、調子が良くなったら途中で止めるかも知れない。
私は病院だけは真面目に通う方で、処方された薬も欠かすことは少ない。今回処方された薬を見れは、飲むと眠くなったり浮動性のめまいを感じたり。お陰でＫＴＶへ飲みに行く前の一杯でウトウトして、ＫＴＶではＧＲＯの膝枕で爆睡していた。酒量が少ない内に寝てしまうので、翌日二日酔い気味になったことは一度しかなった。
至って健康？なマニラ暮らしを続けている様に見えても、病院へ通うようになって運動量は減っていた。ここで考えたのはリハビリの環境、マニラと東京ではどちらが良かったのだろうか。もし東京でリハビリしていたら、もっと早く回復したか気になったので、治療・リハビリ・医療費など色々と比べて見た。
先ずは医療費、海外旅行をするにしても心配なのは医療費で、移住・長期滞在なら日本の保険は使えず、盲腸の手術だけでも３００万円掛かる国も在るという。私の場合、クレジットカードの疾病保険が有るので、費用自体は心配していないが。これも日本へ毎月帰っているのと、日本に生活の基盤が在るから、クレジットカードの保険を利用できる。
頚椎椎間板ヘルニアの診察で利用したのがＭＲＩ検査、日本でも３割負担で８千円〜１万５千円くらい掛かる。海外の疾病保険に入っているからと言って、日本の様な割引（負担）が有る訳でない。実費なら幾ら掛かるのか気になっていたら、たまたま計算書を見てしまい驚く。と言うのは、もっと高いと思っていたのに、意外と安いので拍子抜けした。
フィリピンにＭＲＩ検査機が何台有るのか知らないが、マニラ首都圏でも３〜４台か多くても５〜６台と言われている。それだけ貴重な検査機なので、予約しても１週間近く待たされる。日本の実費は２万５千円〜５万円近く掛かるので、フィリピンならもっと高いだろうと考えた。ところが９８００ペソ（２万３千円）の請求金額を見て、日本の実費と変らないことを知った。
実際は医師の診断書など諸々の費用が掛かるので、ＭＲＩの実費だけで済みそうもないが。保険会社が間に入っていると、無駄な検査や法外なボッタクリに遭うこともない。海外へ行くときは少額でも旅行保険は必要で、医療費の暴走に歯止めが掛かると感じる。例え保険会社が負担してくれる治療費をオーバーしても、保険会社へオーバー分を払い込んだ方が。個人で払うより、間違いなしに費用は抑えられる。ま〜外国人患者料金を払うのは仕方ないとして、病院と保険会社が取り決めた治療費なら安心出来る言えよう。
一般的な治療費は５００ペソ（１１７０円）から始まり、大きな病気でないなら１０００ペソから１５００ペソで済む。日本で健康保険を使わず、実費で診察を受けたのと変わらない。何と言っても町医者でなく、フィリピンナンバー１の病院だから、仕方が無い言ったら仕方がない。
次に診察、海外疾病保険を使って診察を受けたら、痛い・可笑しいと言わない限り、余分な診察はしてくれない。頚椎椎間板ヘルニアの症状を訴えたら、そこだけ診察してくれたが。小指の痺れなども医師から聞かれないし、他の検査をしようとしないので費用は押さえられる。
ただ、連鎖する病気が有るとしても、保険なら言わない限り診てくれない。実費でも保険でも、症状を的確に表現できなければ、病院に日本人通訳がいない限り、医師の診察は当てにならないかも知れない。旨く症状を表現できない、又は、何か違った治療を受けていると感じたら、日本へ帰って治療を受けることを勧めるが。言葉が通じないで、的確な治療を受けられる国はないと思う。
次はリハビリ、今回の様な病例の多い頚椎椎間板ヘルニア、彼等も治療・リハビリに慣れていて、特別変わったリハビリはない。違いと言えば、世界に看護師を供給しているフィリピン、人手は豊富でリハビリでも１対１だ。１人の看護師と時間を決めてリハビリをするし、６０分〜９０分付き切りで応対してくれる。そのために鬱陶しいリハビリも、予約を取ったら休めず通うしか無い。日本の様な何時行っても同じで、流れ作業なリハビリなら続かないと思った。
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マニラ暮らし、治療・リハビリ・費用を比べて「フィリピン・マニラ」
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