日本滞在中に付きマニラ湾風景
フィリピン産果物で一番人気は何と言ってもマンゴー、日本で購入すればキロ数千円、マ
ニラで買えば小玉７０ペソ（１６０円）中玉９０ペソ（２０５円）、大玉１１５ペソ（２６０円）が先週
売られていた価格、最高級品の大玉でも２０分の１で買える。
これだけの価格差が有れば日本土産に持って帰りたいのが人情、そこには動植物の携
帯輸入（動物検疫・植物検疫）の壁、税関でトランクを開けられた経験はない人でも、マニラ
空港のエックス線検査に引っ掛かり、マニラで没収された人は多い。
マニラ空港にフィリピン産マンゴーを持ち込んで没収、これも可笑しな話で何なのか良く判
らないが、空港入口の荷物検査をしている職員は、ＪＡＬへ乗る日本人と判ると難癖を付けて
きて、日本へマンゴーは持ち込み禁止の理由で、飛行機に乗せられないと没収しようとする。
これを上手く避ける方法も知っているが、日本へ持ち込めば違法なので記事する訳も行
かず、合法的に持ち込む方法を６月２７日の記事にしたら、マニラへ来た家内は、先週大玉
マンゴーを５キロ日本へ持って帰って行った。
小玉・中玉・大玉の基準は、小玉でキロ６個以上、中玉は４〜５個、最高級の大玉は３個
で１キロ、この大玉でマンゴーシェーキを作ると実に旨い、完熟マンゴー半切れに氷・水・蜂
蜜・ガムシロをミキサーへ入れて攪拌すると作れる。
コツは蜂蜜とガムシロを混ぜたものを作って置くこと、別々に入れると蜂蜜が混ざらない
ので美味しくない、それとマンゴーの大きさで味は変わってしまうので、ケチって小玉・中玉を
使うと、後悔することになる。
大玉を使ったマンゴーシェーキは１キロで６人分、１人分４３円で諸々物を入れても原価
は６０円、これで美味しいマンゴーシェーキが出来れば言うことはない、そこで今回私が大玉
マンゴ１０キロを、三枚カットの上冷凍にして、日本へ持って帰って来た。
前回の記事で方法は知らせたが、冷凍にして持って帰ったことは一度もなく、皮も種も取
ってしまえば、植物検疫に見せる必要すらない、その他に何か問題があるのか、随分昔に知
った方法なので、今回は自分で確かめてみた。
冷凍にした大玉の三枚カット
日本で高く売られている冷凍マンゴーは、大玉の三枚カットでキロ２４８０円（楽天・送料無
料）、一口カットした物はキロ１２００円、最高の大玉を日本に持って来るので三枚カットにし
て、種の周りの部分を入れて冷凍にした。
家内の時と違ってマンゴーと分かるように三枚カット、これで荷物検査をしている職員に分
かると考え、何と難癖を付けてくるか確認のため、案の定、職員からマンゴが入っているかと
聞かれ、堂々とマンゴが入っていると答えた。
マンゴーと言っても色々種類が、台湾や宮崎のマンゴはアーウィン種、フィリピンはペリカ
ンマンゴー（カラバオ種）が主、形がペリカンのくちばしに似ていて、エックス線検査に通すとハ
ッキリ判ってしまう。
家内の時は検査員に何か言われるのを避けるため、半身を２〜３個にカットして持たした
が、今回はいちゃもんを付けてもらう為、ワザとマンゴーの形が判る三枚カットにして、エック
ス線検査へ通してみたら、やはり検査員から呼び止められた。
検査員に対し、マンゴーは三枚カットの上、皮や種を取り払い、冷凍にしてある事を告げる
と、画面を見ている女性と何か話し、トランクを開けろと言われず、満面の笑みでノープログラ
ムを連発、加工していることが判った様だ。
１０キロのマンゴーでもドカベン容器で４個、テープで廻りを塞ぎビニール袋へ入れれば、
自宅で食べるのに丁度良く、土産で人へ上げる場合は、三枚カットした両端を小さなビニール
へひとつひとつ分け、プラッチック容器に入れれば、心のこもった贈り物になると思った。
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マニラ暮らし、マンゴーを日本へ持って来る「フィリピン・マニラ｣
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