昨日のマニラ湾夕昏と今日の早朝を載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人でもフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。(笑)
日本のことわざ(諺)で風が吹けば桶屋が儲かるを、マニラで実感したのが愛猫のペットフード。では風は何かというとマニラ市のトラック規制条例、それに伴うマニラ港のコンテナ満杯騒動。慢性的な交通渋滞解消(建前)を狙った規制で、流通に大きな狂いが生じたのが始まりだった。
元々楽天的なフィリピンの商習慣、無くなれば入って来ると考え、小売り店の在庫は乏しい。卸元にしても在庫は良くて半月、中には1週間分しか無い商品もある。私が購入しているペットフードは、一応フィリピンでは高級品のローヤルカナン。
この商品を猫に与える様になったのは、子猫用のローヤルカナン(2キロ)の袋に、日本語の説明書が付いていて、日本で販売されている商品に思えたからだ。これは日本へ輸出される商品なのかな、袋も立派だし何となく安心してしまった。
ただ、ペット用品の輸入品は極端に高いフィリピン、何故かペットフードだけは安い。現在の円安・ペソ高にしても、2キロは680ペソ(1640円)で、日本は2800円(税込)している。10キロならフィリピン2800ペソ(6750円)、日本8200円(税込)まで差は縮まる。こうやって見ると差は少なそうに感じるが、円高の時代は日本の半額以下で売られていた。
マニラで購入した猫へ、最初から上げていたのがローヤルカナン。何時日かローヤルカナンを上げていれば、大丈夫と信頼してしまう。特に何時も購入するカルテマは、30年以上前から通っていて、信頼できそうな店を知っている。ペットやペット用品・フードを買うにしても、馴染みの店から購入して来た。
私が何時も購入している店は、25キロ袋を小分けして販売している。最初は2キロ詰めの物を購入していたが、子猫のときに2種類の餌を与えていたので、2キロ袋を買うと3〜4ヵ月持ってしまう。2〜30軒在るペットフード専門店の中から、信頼できそうなところを選んだ。
選んだ基準は忙しい店、それでいて販売価格は安くない。ローヤルカナンの25キロを1日か2日で売り切り、他の店と比べて客入りは数倍、買いに来ている人も裕福に見た。この店は信頼出来そうだと、1年以上購入して来た。
先月の帰国前、マニラへ帰って来るまで餌は心もとない。無くなってしまえば、メイドに購入させるのも難しい。カルテマに1ヶ月分の3キロを買いに行くと、何時もの店にない。店員に話しをすると、来週なら入荷するという。来週なら日本へ行ってしまうので、他の店で3キロ購入した。
その時思ったのは、何時もの店よりキロ10ペソ安い。それでも不安を感じないで、猫へ与えていたら、牝猫キナにアレルギーが出てしまう。牡猫ジローが吐くのを見て、馴染みの店へ行き、2キロ詰めのローヤルカナンを二つ購入した。
自宅へ持って来て2キロ詰めの物と比較すると、色が少し赤っぽい、大きさもチョット大きく見える。あ〜あ〜偽物だな、不注意から変な物を食べさせてしまった。これからは信頼できる店でも、2キロ入りを購入するしかないと考えた。
こんな偽物はマニラに多く、ジャポニカ(日本米)にしても、殆どが中国から入っている。この頃売られている紛い品は、ジャパンとかジャパニーズと書かれた袋入りだ。ハングルや漢字が書かれていて、一見ジャポニカに間違える。中を開けると長粒種のインディカ種や、短粒種のジャポニカ種でもなく、中間的な品種に感じてしまう。
ジャポニカ(日本米)は今でも少なく、間違える様な物を出せば売れると考える。それだけモラルのないフィリピン、ま〜90%以上は間違いなく中国製日本米だ。日本からの輸入は運び屋さんだけ、韓国米も入らなくなり、台湾米は真空パックされているから判り易い。昔良く食べたカルフォニア米は、殆ど入荷してない。
猫の餌にしても、マニラ市のトラック規制条例、マニラ港のコンテナ満杯騒動。コンテナを早く出すために、今までより多く賄賂を使う。それでも希望の商品は出て来ないので、25キロならキロ250ペソで売れるけど、10キロを小分けするのでキロ300ペソになってしまう。
そうなってしまうと、高くて買ってくれる客は少ない。そこで安くするために紛い物を混ぜて、販売する店が増えて行く。この風が吹けば桶屋が儲かる方式で、紛い品を販売する店や卸すところが儲かる。マニラの販売店にモラルを求めるのは難しい。パサイのブロ友の犬も、小分けのペットフードから可笑しくなり死んだという。早く気が付いて良かったと思った。
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マニラ暮らし、モラルの無さで紛い品 フィリピン
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