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マニラ暮らし、幸福度の違い フィリピン

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  今回の帰国中のテーマは幸福度、何処へ暮らせば幸せを感じるのかは、人それぞれに違うと思う。ただ、個人的な独断と偏見から、日本とフィリピンの暮らしで感じる幸せを、思い浮かべ比べてみる。とタイトル・テーマを決めてから悩むのは、今のフィリピンに勝るのは少ないことだ。

  35年前初めてマニラへ来たころや、13年前リタイヤメントビザ(SRRV)を取得したころと比べたら、今のマニラに魅力は無さ過ぎる。この頃考えるのは何でマニラ、何でフィリピン、何処が好いんだろうか。前までは日本より、東京よりと比べて来たが、円安ペソ高で何もかも変わってしまった。

  ペソ高とフィリピン経済の過渡期で、全てに割高感を感じ始めたフィリピン。それに比べたらドルベースでの物価下落に、日本へ暮らしやすさを感じ始める。つまり、外国へ暮らすということは、円高のときは別として、ドルベースで考えなければ暮らせない。この現実を考え物価を比べてしまうと、収入は以前と比べ3割少ない生活になっていた。

  それでも日本から見れば物価の安いフィリピンと思われ、同じ収入でもゆとりを持て暮らせるだろう。日本より楽だと思いがちだが、生活してみると間違いに気付く人が多い。ここで疑問に感じるのは、フィリピン人は暮らせることだ。

     

  私も大阪の従弟から現地の収入を指摘され、マニラなら10万円で十分暮らせると言われる。確かに最低賃金の3〜4倍あれば、暮らして行けない訳がない。例えば東京、時給は888円で、25日働けば18万円前後の収入になる。

  その3〜4倍なら54万円〜72万円、円安・消費税アップでも楽に暮らせる。これに当て嵌まらないのがフィリピン、収入の80%前後は食費で消えてしまう。フィリピン人の幸福度は、3食プラスミリエンダが、毎日食べられるだけで十分だった。

  洋服や靴・下着ですら、年に何回しか買わないフィリピン人。食事は必ず食べたいと、衣料品まで金が廻らない。彼らの衣類は、Gパンやスラックスが2〜3本、Tシャツ数枚で生活している。常夏のフィリピンだから、生活して行けると思う。

  そして食生活の違いは大きい、鶏の唐揚げ1個、ソーセージ1本で大量の御飯を食べる。果たして彼らと同じ物を食べて、我々は満足できるかと聞かれたら、100%難しいと言えよう。フィリピン人の食生活は、百数十年前の日本と変わらず、一汁一菜で満足して暮らしている。

  つまり、フィリピンの最低賃金は、貧相な食事と常夏の気候に支えられている。キロ100円前後の米さえ、値上がりしなければ不満は起きない。食事が出切るだけで、幸福を感じるフィリピン人は多い。果たして我々が貧相な食事だけで、同じ幸福感を味わえるかと聞かれたら。そこまでしてフィリピンへ暮らしたいと、思う人は居ないはずだ。

  食べることしか幸福を謳歌できないフィリピン人と、我々の幸福度の違いに差がありすぎる。その辺を理解しないと、フィリピン人の考え方は理解でないし、付き合い方も上手くいかない。マニラ暮らしは難しいと思った。

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