東京滞在中でもマニラ湾風景を載せてます。
５年連続投稿記念として、騙されないための・騙された話を、ある意味で男女関係の総集編として書いている。今までこの手の話を余り書かなかったのは、書いていても切なくなり過ぎて落ち込んでしまった。団塊の世代（昭和２２年～昭和2４年）の後に生まれた私にしても、身につまされる話だ。
また、他人の不幸は蜜の味でなく、例え幸福でも興味があるのは分かる。ただ、どうせ知るなら失敗話の方が教訓になりそう。昨日の記事は、アリとキリギリスの例えから、今回の話を書き始めた。マニラのブロ友と昨日のブログ記事を話題をしていたら、今はアリギリスと言うんですよ。アリギリス聞いたことは有るけど、何の意味か分からない。
アリギリスって何なんだろうと考え、アリギリスの本当の意味を知らないので戸惑った。そこで浮かんだのはアリのように働き、何時しかキリギリスのような儚ない一生を終える。マニラ移住者でフィリピーナを彼女にしている人に、ピッタリの表現だと勝手に解釈してしまった。
実際のアリギリスの解説は「アリギリスは働くだけのアリでも、遊び呆けてばかりのキリギリスでもなく、仕事も遊びも一所懸命するスタイル及びそういったスタイルの人を意味する。また、アリギリスの究極のスタイルとして、仕事が遊び・遊びが仕事といった姿勢・考え方を挙げる人もいる」日本語俗語辞書一部抜粋
全く違う意味に解釈していて、勝手な考えをしたことに恥じるが。マニラアリギリスなら儚い話が多く、真逆の内容で理解しても仕方ないんだろう。アリのように働き、コツコツ貯めた虎の子の資産を、フィリピーナに惚れた途端に全てなくなる。そんな騙された話は普通で、珍しくないのがフィリピンだった。
彼女が出来ても直ぐに金を出したらイケませんよ。彼女の田舎に家を買ったらダメですよ。コンドと車以外買ったら盗られますよ。イケない・ダメ・盗られるの三拍子が、フィリピンライフの注意点と言っても過言でない。コンドを買うと高いから、数百万円で田舎の土地付き家を買う。まさか数百万円なら騙されないだろう、そんな感覚が通用しないのが分かってない。
その日暮らしだった彼女と彼女のファミリーにとって、数百万円は日本人感覚なら数千万・億に匹敵する。貯蓄民族の日本人と宵越しの金を持たないフィリピン人、例え数万円の金でもミエミエの騙しで奪おうとする。還暦過ぎた移住者の彼女になる子は、それだけ切羽詰っているのが実情だ。
その辺を何度話しても、この子なら大丈夫と聞く耳を持たない人が、５０代６０代の移住者（ロングスティ）に多い。日本へ一時帰国するなら、彼女は田舎へ帰して部屋へ入れないようにしないと、何かと問題が起きますよ。と警告しておいたのに、数日、１週間ぐらいだから、交通費や金ををケチってしまい。マニラへ帰ってきたら、全て盗られて何も無かった。そんな話は呆れるぐらい知っている。
あんな物を売っても幾らにもならないはず、そんなわずかな金を欲しがるように見えなかったとぼやく。ＴＶ・冷蔵庫・電子レンジ・エアコンなど、全て売り払っても５万ペソ（１３万円）くらいかもしれないが。彼女にとっては大金、手切れ金だと思えば安いもんだと慰めるしかなかった・・・・・・。
追伸、今日は訪問者の少ない土曜日だから、続く話は明日以後にする。こんな話はそろそろ詰まらなくなったのか、昨日のブログ村応援バナークリックは、シリーズ最低になってしまった。やめた方が良いのか悩む・・・。
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