昨日のマニラ湾夕昏と今朝の朝焼けを載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はブログ村応援バナーをクリックしてくだて下さい。（笑）
日本とフィリピンの違いを痛切に感じるのは、フィリピン人の自立心の無さだと思う。何時日か飼い慣らされてしまう国民性なのか、起業しようと言う気迫は感じられず、生活できれば冒険をしないようだ。半年契約が多いフィリピンの労働環境なら、独立したくても出来ないのが実情かもしれない。
３６年前に初めてマニラへ来て、色んなフィリピン人と知り合ったけど、起業して成功したのは数人しか知らない。日本の友人が会社を興したり、飲食店を経営した数に比べたら、少な過ぎて比較する必要も無さそうだ。
特に飲食業関係は誰もいないし、ＫＴＶやレストランを経営したとして、スポンサーあってのことだろう。その殆どが２～３年の内に消えて行き、その後の消息は聞かない。銀座や新宿のホステスだった子は自分の金で、小さなバーや小料理屋を出そうとする。そんな考えを持っているＧＲＯは、皆無かもしれなかった。
飲食業で働いても、自分で何かをしようとしない。そんなフィリピン人の国民性が、華僑の台頭を招いたようだ。ここで感じてしまうのは、働けなくなったら如何するのだろうか。冬の寒さがない国の怠慢で、明日は如何にかなるさ精神しか理解できていない。
能天気なフィリピン人の中で、最初に危機意識を持つのがフィリピーナだ。ＯＬで企業へ就職して、２５～６才までに正社員にならなければ、短期（半年）就職のオファが無くなる。無論、ファミレスやコンビニのスタッフにしても、３０過ぎは正社員以外は少なかった。
もっと切実なのはＫＴＶのＧＲＯ、２２～３で人気は下り坂だ。そして２５～６になると、待機場の華で過ごす時間が耐えられなくなる。首になりそうな年齢になると、スポンサーを探すしか生活できない。そんな姿を身近に見ていると、日本へ行って勝負をした方が良く見えてしまうようだ。
日本へ偽装結婚（イミ婚）で行った子の殆どが２１才前後の子で、マニラのＫＴＶのなかで年齢は中間層だった。２５～６才の子を頂点に裾野は１８才で、綺麗なピラミッド型になっている。それに比べたら逆ピラミッド型のフィリピンパブ（日本）、孫の写真を見せられたら笑うに笑えない。マニラでは待機場の華が、日本なら一番若いフィリピーナになる。
１８～２１才まで人気があった子なら、もう一度若さで稼ぎたいと考える。日本へ行けば指名は千円（３８０ペソ）、ドリンクなどのバックもマニラの数倍だ。日本へ行って給与は悪くても、諸々のバックでマニラより稼げる。そんな情報がマニラまで伝わり、チップで１万円（３８００ペソ）貰ったとか、最低でも千円は貰える話になる。
日本とフィリピンの価値感の違いを理解せず、単純に貰える金額を計算してしまう。足し算しか理解しないフィリピーナの習性で、暮しに必要な経費は理解してなかった。イミ婚する彼女達の損得勘定は、日本なら若さで勝負でき、如何に良いスポンサーを見付けるかに掛かっている。まさしく裸一貫、自分の容姿しか売りモノがない。フィリピーナの損得を考えたら、イミ婚しか選択がないのかと思った。
追伸、体調が良くないので、１話完結でなく二つに分けて書いてます。こんな話しを続けて良いのか悩む・・・・。興味があって続けて欲しい人は、にほんブログ村ランキング応援バナーのをクリックして下さい。他のブログ村フィリピン情報が見れて、私のランキングがアップします。（笑）クリックが多ければ続けます。
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ＫＴＶ、続・偽装結婚する子の損得 フィリピン
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