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昨日は母親の命日と長男の誕生日、一番不幸な日と一番幸せの日が同じだった。これって不思議な噛み合わせ、昼ごろ下谷（東京都台東区）の寺へ行き哀愁を感じ、夕食は息子の誕生日を華やかに祝う。私の命日を忘れちゃ駄目よと、母親に言われているような日で、その上天皇誕生日の祝日になっていた。
長男が生れてから２３日にケーキを食べるので、クリスマスは我が家でやらない。どちらかと言うと仏教徒なので、形式ばかりのクリスマスは如何でもよかった。日本でクリスマスを意識しなければ、キリスト教との縁は薄くなる。そんな生活をしてきて、フィリピンに暮らすのも複雑な成り行きかもしれない。クリスマスイブに不幸な話は書き辛い。そこで奇跡的な話しを書くことに、こんな日はこの話が一番合っているような気がする。
知人が始めてフィリピーナに会ったのは、１０年以上前になるのかもしれない。地方都市のフィリピンパブへ行ったら、今日が日本初日と言う子にめぐりあう。スタイルも良くて愛嬌のある子に一目惚れ、彼女に夢中になってしまった。半年の興行ビザ切れるころ、男女の関係に発展する。
彼が驚いたのは、彼女が初体験だったことだ。そして彼女の秘密を知ったのは、彼女の誕生日を祝おうとしたときだった。日本へ来るためには年齢で引っ掛かり、そこで従姉の出産証明書で、日本行きのビザを取得した。初めての男に嘘は吐けなかったらしく、今日が誕生日で無いと打ち明けられたようだ。
４０過ぎのヤモメ暮らしに、若くてピチピチしたフィリピーナは天使に見えたのか。彼女が来日するたびに毎日のように通い、他に男が出来ないように気を使う日々。彼女も他の男と浮気をすることもなく、順調に関係は続いた。ただ、お決まりの貧困生活を語り、何かと金を無心するようになった。
最初のころはフィリピン帰国中だけ金を送っていたが、田舎に家を作るとか、畑を買う話に資金を出すようになる。彼女も稼いだ金を全て田舎へ送り、日本の生活は慎ましく暮らしていた。彼女との関係が崩れたのは、興行ビザが下りなくなったころだ。彼女に会いにマニラへ通ううちに、遊びたくなったのか入国日を誤魔化してしまった。
とは言っても他の女と遊んだ訳でなく、ただ、ＫＴＶへ行っただけ。こんな些細なことが大きな問題になり、意地の張り合いで関係は終ってしまう。そのころ知人に聞いた話で、毎月援助していた金額は１０万円～１５万円と言っている。それだけ援助するなら、マニラへ毎月遊びに来られる。金の無心ばかりする子と別れて正解だと、彼に諭したことを私は覚えていた。
それから２～３ヶ月したころに、知人から連絡が入った。彼女が泣きながら電話してきて、結婚して欲しいと言い出す。何の話に発展したのか理解できず、返答に困って相談してきたようだ。・・・話が長くなったので明日に続く。
追伸、体調が良くないので、１話完結でなく二つに分けて書いてます。こんな話しを続けて良いのか悩む・・・・。興味があって続けて欲しい人は、にほんブログ村ランキング応援バナーのをクリックして下さい。他のブログ村フィリピン情報が見れて、私のランキングがアップします。（笑）クリックが多ければ続けます。
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マニラ暮らし、フィリピーナとの奇跡 フィリピン
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