今朝のマニラ湾・ロハス通り
小雨でも交通量は戻って来た。
今朝のニュースと朗報は、「ニノイ・アキノ国際空港を運営するマニラ国際空港公団が
21日、19日と20日の2日間で合計197便が欠航したと伝えた。同日午前も欠航が続いて
いる。また、同日午前の情報として空港周辺の道路が通行可能になったという。」ココ.ph
この数日の引っ切り無しに鳴り響いていたサイレン、緊急搬送の救急車かと思ったら、窓
から見ると消防車、腰まで浸かった幹線道路の水を、消防車は汲み出すポンプに使われて
いて、あちら此方へ移動して活躍している。
これだけ洪水になってしまえば、消防車のポンプが役に立つのか疑問も、今朝方まで雨
が降っていたのか、ロハス通りは乾いた所はないけど、通行量から見て徐々に回復している
のが判り、マニラも正常に機能し始めた。
その日暮らしの国民が40%(最貧層)、その上貧困層が40%で、国民の80%近くが冷
蔵庫を持たないフィリピン、冷凍冷蔵庫を持っている家庭は10%前後で、冷凍庫に至って
は1%以下しかないと思う。
お米でさえ1キロ単位で購入する庶民が多く、それらの人が3日食料品を購入出来ない
異常な状況に、御飯が有ればマシな方で、自宅コンドの前に住みついていたホームレスも、
ここ数日姿が見えないので、何処へ行ってしまったようだ。
昨夜、ソシアリスタの陽子ママと通訳で古株日本人女性、鉄板焼岸田に集まり、久々一
緒に酒を飲む中で、出てきた言葉は冷蔵庫が空っぽ、ハリソンのスーパーへ買い出しに行
ったら、売り切れ続出でレジは長蛇の列だという。
殆どのスーパーは日曜の夕方から閉店して、月曜・火曜と営業してない。食料の在庫を
持たないか少量しかない人は、昨日スーパーへ殺到したようで、冷蔵庫の有る日本人です
ら、4日目で在庫が無かった様だ。
私の場合は殆どが外食生活、自宅で食べるのはマレ、それでも半月分以上の食料品は
常に確保し、食料品に不自由しないが、悩みは何時も賞味期限、レクルトパックの御飯・ドラ
イカレー・チキンライスに、サンゲタン・カレー・スパゲッティソース。
それにインスタントラーメン・焼きそば、冷凍庫には牛肉1キロとおでん・塩辛・シシャモ
など酒の魚。この頃は賞味期限を考え、レクルトパックも冷凍保存、それでも2年近く前の物
が出て来ると、食べるのは控えていた。
実際1週間程度の物が有れば不自由はない、自宅の在庫を処分する時は、何時もメイド
へ持って帰らさせるか食べさせ、その中の一番人気はカップヌードルとおでん。そんな呑気
なマニラ暮らしで、食料品不足を聞いたのも久し振りだった。
今回の大雨で食料品不足を招いたのは、何と言っても油断、台風マリン(12号)は台湾
の南へ向かっていて、地図て見るとフィリピンには影響なさそう、気象庁のシグナルも低く、
安心し切っていた所へ最悪な南西季節風に襲われた。
これが台風上陸なら、前日までに食料品は確保しているはず、何でもない大雨ぐらいに
見くびったら飛んでもない長雨・豪雨、台風マリンの速度が遅いので、南西に抜けきれない
で停滞、ここまで被害が大きくなるとは、誰も予想はしていない。
道路が冠水状態では買い物にも行けないし、行っても店が空いている保証はない、日本
橋亭やたなべですら休業した今回の豪雨、被害は高い御盆料金を払って来た旅行者だけで
なく、住民まで不便な耐久生活を見れば、年間2〜3万円は無駄にしている緊急用食料品
在庫。こんな時も有るので、マニラ暮らしの生活保険と思った。
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マニラ暮らし、大雨災害と耐久生活「フィリピン・マニラ」
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