東京滞在中につきマニラ湾風景
マニラ・東京を毎月往来して、羽田を利用するのを諦めていたのは、何と言っても駐車場
とアクセスの悪さ、ソウル・香港・台北経由で考えれば、行きか帰りのどちらか一泊するか、
深夜の出発になるか、空港で長時間待たされると頭にあった。
昨年の11月まで車を持っていたので、長期間駐車料金の問題で羽田は使えない、それ
以上に駐車スペースを探すのに苦労する。ここで羽田は最初から選択除外、それ以上考え
る気もない空路だった。
今月末に香港へ行かなければならない。東京帰りの香港経由で途中降機するか、それと
も別に行こうか悩み、色々料金を調べて見ると、東京からの帰りに香港泊した方が良さそう。
そうすればビジネスで繋げても料金は安いと気付いた。
笑ってしまう料金設定で、羽田・香港経由マニラなら2ヵ月有効の最安エコノミ料金に、サ
ーチャージ(1万7500円)入れて12万9400円、6ヵ月有効18万8400円・12ヵ月有効
は何と26万2600円もして、日本からだと割高な航空券になってしまう。
これを逆コースで調べたら、12ヵ月オープンのビジネスで1009.92ドル(約10万円)、
エコノミクラス15日有効で428.92ドル、3ヶ月有効で478.92ドル、12ヵ月有効は738.9
2ドル。東京発券のエコノミより安いなら、ビジネスへ乗っても損は無さそうだ。
そんなことでCXマニラ発香港経由羽田と、JAL・ANAのマニラ成田直行便とで、コスパと
時間を考え、どちらが使い易いか比べて見た。先ずは時間、マニラ成田の直行便は運行時
間4時間30分、それに比べ香港経由は8時間、3時間30分の違いになってしまう。
私が毎月利用しているマニラ発JAL742便、14時25分発の成田着陸19時55分、入
国審査と税関を通って、東京駅までの高速バス券を買うと、乗れるのが早くて21時か21時
30分前後、東京駅まで1時間にタクシーで両国の自宅へ帰ると、早くて22時50分か、バス
一台違うと23時を越してしまう。
今回羽田行きを利用した時間は、CX900便マニラ発は12時30分、香港空港トランジッ
トは80分、CX542便14時15分発へ乗り、羽田に到着したのは21時25分、入管・税関を
通り抜けて、タクシーに乗って両国へ帰って来たのは22時20分。
羽田の近さは驚くばかり、成田へ19時55分に着くよりも、羽田へ21時25分に着陸した
方が、自宅へ帰るのは30分近く早い。こう考えれば香港経由羽田と、成田直行の違いは1
時間30分になっていた。
JAL・ANAの直行便料金と比べてみたら、3ヶ月有効のエコノミで225ドル(2万2千円)
ビジネスに至っては500ドル以上安い。JALアップグレードのビジネスと比べても、差額は2
00ドルしかない料金設定になっている。
私の場合で考えると、JALマイレージのアップグレードで航空運賃は800ドル、成田・自
宅両国の交通費は、成田から最安高速バス(900円)で東京駅、タクシーで約1500円で両
国、自宅からはMKで1万4千円で成田で計9万6400円。
CXの場合は、航空運賃10万円にタクシー往復で約1万4千円、計11万4千円で1万8
千円ほど高い。ただ、これはあくまでもエコノミ3ヶ月有効をアップグレードしてのこと、3ヶ月
有効が取れないと6ヵ月有効は、片道200ドルアップで、ビジネスの最安値1ヵ月有効は15
00ドルもする。それに比べてしまうと、料金は香港経由の方が安い。
サービス面を考えて見たら、マニラ香港は最悪な機内食のCXエコノミ、香港羽田は経験
がないので判らないが、これがビジネスクラスになると、全く違うのに驚く、有る面ではJAL
やANAより食事は良さそうだ。
羽田空港へ着陸して驚いたのは、羽田空港国際線ビルの綺麗なこと、羽田の盲腸みたい
なターミナルしか、降りた経験しかなかったので、混雑していた記憶しかなく、今回利用してみ
て、夏休みなのにガラガラだった。
嬉しい事に成田で登録した自動化ゲート通行が、羽田でも有効、手荷物の出てくる時間
の早さや、横に寝ていけるビジネスシートの良さなど、色々考えてみて羽田は使い易く安い。
最低1年に数回マニラへ来る人は、1年有効のビジネスクラスを、マニラで買うだけの価値は
有ると思った。
フィリピン情報は1位、海外生活は3位へ、皆様の応援クリックに感謝してます。
明日の記事を書く励みになりますので、今日もランキング応援の
クリックをお願いします。