今日のマニラ湾
久々の青空で清々しい
フィリピンで事業をするにはハードルが有り過ぎ、会社を作っても半分以上の権利を、一
文無しのフィリピン人に持たせるシステム、ビルを建てようとしても土地は法人かフィリピン
人名義、小さなＫＴＶでも名義人と言われるフィリピン人を扶養している。
一度ボラカイでアパート経営をしようと考え、色々調査したら土地の権利証が持主にな
く、税金を納めている領収書だけ、不法居住者と何ら変わらないので、４０室ぐらいのアパー
トを建てても、元を取るまでに立ち退き遭わない保証もないので止めた。
ビジネス環境は最悪なフィリピンでも、小規模な資金で利益が出るので、投資したがる外
国人は多く、東京の繁華街で喫茶店でも出す金が有れば、マニラなら大きなレストランやＫＴ
Ｖを経営でき、やって見たくなるのは判る気がする。
私の場合、幸いなことに、家内の姪になるジャッピーナ（日比混血）は４人、それぞれ日
本の国籍とパスポートを持ち、フィリピンの国籍は法律で守られ、彼女達を名義人にすれ
ば、商売をするハードルは少ない。
それでもフィリピンの事業に対し二の足を踏むのは、何処に落とし穴が有るのか判らない
国で、市長が代われば規制も変り、人の流れが途絶えてしまったマラテ、エラップ新市長に
期待を掛けているのを見て、バカバカしくなって来た。
そんな中、一昨日入ったニュースで、韓国人を射殺したのは顔見知りのポーター、被害
者は観光客でなくて、ロングステイで韓国カンペ（ヤクザ）組織の関係者らしく、酔うと性質が
悪い話も出て、あの辺では嫌われ者だったと聞いた。
射殺事件の犯人が顔見知りなので驚く、同時に入った情報でデスコのＺＺＹＺＸが、大家
の問題で営業出来ないとは、何なのか情報が錯乱して、税金の滞納か他に何か横槍が入っ
たのか、それとも市長が代わったのが要因なのか。
昨年の５月にレメディオスサークル内へオープンしたＺＺＹＺＸ、インソーミヤ（ＩＮＳＯＭＮＩ
Ａ）の妨害で半年営業許可が下りず、満を持してオープンするや、インソーミヤの客を取り込
み繁盛、逆にインソーミヤはギブアップ一歩手前だった。
その人気店が営業できなくなった情報に、インソーミヤが絡んでいるのか、韓国人経営
者同士の仁義無き戦いなら、面白い報復合戦に発展しそうで、高みの見物も悪くない、上手
く行けば漁夫の利は、ソシャーリスタの１階にオープンした陽子ママの店か。
ソシャーリスタの陽子ママは、体調を壊したのと１階にオープンしたガスパニックを見るた
め、ソシャーリスタをエンゼルハートへ任せて営業、やはり１店舗だけのＫＴＶでは無理があ
り、慣れないＧＲＯ集めに苦労していたようだ。
レメディオスサークルのＺＺＹＺＸが営業できなのは、マラテでも大きなニュース、ＫＴＶのＧ
ＲＯの常連も多く、何が要因なのか調べて見たら、大家が銀行から借りた金を返せず、差し
押さえに有って店を閉められた。
この辺がフィリピンと日本の商習慣の違いで、大家が土地や家作を差し押さえられ、また
は競売に掛けられても、営業している店舗や居住者は保護されている日本、フィリピンは直
ぐに営業停止で、追い出されてしまうようだ。
店を借りて内外装に金をつぎ込み、オープンして１年で強制閉店、裏の韓国グロサリー
や韓国人経営の美容室、この辺も同じ大家なので閉められたか、どちらにしても大きな落と
し穴、ビジネスに向かない国だとシミジミ思った。
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マニラ暮らし、マラテは商売も危険が一杯「フィリピン・マニラ」
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