今朝のマニラ湾朝焼け


　　この世に生れてから今日まで、ペットと生活した期間の長さ、逆にペットがいない期間は
短い、そこで過去のペットを思い出して見ると、最初の記憶に在るのはシェパード、生れる前
から飼われていたので、何年生きたかよく判らない。

　　死んだのは覚えていて、確か幼稚園の頃、母と大阪へ遊びに行き、自宅を留守にしてい
たら、丁度、新宿御苑通りが蚊の発生予防で消毒、犬も危険なので避難するように言われ
ていたのに、留守中世話をしてくれた人は、大型犬だから大丈夫と過信し、そのままにして
いたのが死因だった。

　　当時、シェパードの価格は大人の年収と言われた時代、雄でアメリカのチャンピョン犬だ
ったらしく、新宿の有名な団子屋から、交配してくれと頼まれ、多額の交配料を貰った話は母
から聞かされ、元の飼い主は米軍の将校、帰国時に譲って貰ったと聞いている。

　　それ以来、雄犬は飼ったことがなく、雌犬ばかり飼うようになったのは、このシェパードが
プレーボーイで、周り近所の犬を孕まし、こちらは交配料を貰うどころか苦情の山、それに
懲りた母は、番犬を雌にしてしまった。

　　治安も良くなって来た頃なので、雌・雄関係なく玄関脇の飾り的存在、その後室内犬を飼
うようになっても、何故か雌ばかり飼うのは母の影響かも、そんな我が家に２匹目の雄を飼
うことになるとは、夢にも思わなかった。

　
　

　　購入したのはペルシャ猫のトーティブラウン？、耳と足が黒に近いブラウンで他も濃いブ
ラウン、他の部分は徐々に薄くなると言われ、想像して見たら楽しみになり、愛くるしい仕草
に見せられ、７０００ペソを６５００ペソ（１万５千円）に値切った。

　　前回購入したトーティシェルは５０００ペソ、普通は雄の方が安く売られているのに、この
子だけは頑として値段を下げない、ペルシャのトーティは三毛猫のこと、大抵雌しか生まれ
ないのに、この子は雄なので珍しさも有り購入した。

　　当初は雌猫のキナだけで好いと思っていたら、１匹だけだと構ってやらないと纏わり付か
れ、東京も２匹の犬を飼っていて、猫も一匹では可哀想なので、もう一匹購入しようと雌を探
したが、猫の場合雌同士だと喧嘩が絶えないと考えた。

　購入したのは七月４日、アメリカの独立記念日でもあり、フィリピンは独立記念日になって
ないけど、正式には１９４６年７日４日に独立していて、曰くの有る日に子猫と出会い、当初
は関連した名前を思い浮かべていた。

　　色を見ると三毛猫でなくて二毛猫かも、大人になれば威風堂々として、トーティシェルの
キナと子供を作らし、どんな種類が生まれて来るかも楽しみ、そこで悩むのは名前、小動物
以外で雄は始めて飼う、何て名前にしようか考え、雄のトラウマからの開放された日、２匹目
の雄なのでジローにした。

　　このジロー７月５日に写真だけ載せたが、キナより一回り小さいので虐められ、２匹にし
ているとジャレ合いに負けてばかり、フィリピンは女が強いのを実感していたが、動物まで強
いとは思わず、暫くペットショップに預けていた。

　　引き取りに行って聞いた話しに驚く、猫は年２回子供を作るのと、一回に何匹生れるかも
判らないという、これでは急激な人口増加に悩むフィリピンと同じか、フィリピン生まれの猫
なら雰囲気的に多産系かも、猫屋敷にならない為にも、去勢の時期で悩みそうと思った。

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今朝のマニラ湾


　　先週から家内がマニラへ来ているので、マンゴシェーキーを作って上げようと、フィリップ
スのジューサーミキサーを購入し、それを使ってマンゴシェーキーを出したら好評、コツは蜂
蜜と砂糖のシロップ作り、作るのはさほど難しくない。

　　ただ、これを作って置かないと、蜂蜜が上手く溶けないので甘さはイマイチ、前以ってミキ
サーを使い、蜂蜜・砂糖・水を撹拌して作り、この濃度とマンゴとの量さえ間違わなければ、
簡単に美味しいマンゴシェーキーが作れる。

　　この美味しい作り方は、カットしたマンゴなら合法で持ち帰れるので、カットした物を日本
へ持って帰り、それを使ったマンゴの食べ方の中で後日紹介するとして、何と言っても日本
の４月から１０月は、フィリピン産マンゴシェーキーは好いかも知れない。

　　自宅でミキサーを使ったのは何年振りか、と言うより包丁を使ったのも久し振り、そこで
家内から一言、何て切れない包丁なの、探せは何処かに簡易包丁研ぎ器が有るはず、と言
いながら、そろそろ寿命かも知れないと考えた。

　　１２年前、コンドを購入した時に購入した包丁セット、５本セットの内、２本見付からないけ
ど、小さめの包丁なのでメイドが使っているはず、フィリピン人は小さな包丁しか使えないの
に、それでいて包丁セットは良く売られていた。

　　何て切れない包丁なの、この一言は元コックとして心に響き、メイドに使わせたら切れなく
なるのは目に見えていて、そのままにして置いたのを反省、今までの包丁セットをメイドに渡
し、新しい物を買おうと考えた。

　　フィリピン人は何でも代用するのが得意、缶詰何かも缶切りが見当たらなければ、包丁
で開けてしまい、後々切れなくなるなんて、ハナから考えていない国民性、自分のじゃないな
ら、何でも構わないと思っている。

　　それと包丁などは高い物が有るとは考えてなく、大切にしていたゾウリンゲンのハサミは
行方不明、元から安い物を買って置けば良かったと後悔、お婆さんの時代から有る日本鋏
何て有り得ないし、包丁何かも安物しか買えなかった。

　　何をされても我慢できるのを買わなくては、そう考えてＳＭデパートの売り場を見て歩い
てもない、今週の月曜日にデビソリヤのＬｕｃｋｙ ＣｈｉｎａｔｏｗｎＡ館（ＬＣＴ）へ、鍼治療（ａｃｕｐ
ｕｎｃｔｕｒｅ）に行き時間潰しに、この頃店が増えて来たＢ館を散歩した。

　　Ａ館は高級ブティックや有名レストランなど、マアマアの店が出店しているが、Ｂ館は１階
だけが有る程度店を開けていて、２階３階はがら空き状態、ただ、出店している店は、９９９
や１６８ショッピングモールより良心的だった。

　　包丁など金物を扱う店を覗いたら、中華包丁が何種類も売られていて、これならメイドは
使えないので買おうか迷う、中華包丁を使ったのは４０年以上前、今でも使えると思うし、こ
れ一本で全て賄えるのも好い。

　　何種類の包丁を買うより、中華包丁とぺティナイフが有れば、大抵の料理が作れるはず
なので、中華包丁を物色しながら考えて見たら、メイドが使えないと言うより家内も使えそう
にない、そこで悩んでいたら、家内が喜びそうな包丁セットを見付けた。

 
左１２年使用した包丁セット。

　　この包丁セットの素晴らしさは、何と言っても家内の好きな色、他に黒・黄色・グリーンの
４色が、その上、中華包丁を入れた５点セットに、包丁研ぎと料理ハサミ付き、包丁入れがプ
ラスチックで衛生的、コンパクトに仕舞えるのも良かった。

　　もう一つの良さは包丁の重たさ、持っていて重量感も良くてバランスも好い、値段が気に
なり聞くと１.７、１７００ペソまさか１万７千ペソは有り得ないので、１７０ペソかと聞き直すと、
店員はノーノ―１７００ペソ言い直した。

　　心中は安い、口から出た言葉はマハル（高い）、私の場合、安いと感じた時でも、フィリピ
ン特に粗悪品のメッカ・デビソリヤでは、安いとは言わない癖が付いていて、ディスカウント
で値切り、ラストプライスで更に値切り、１４００ペソ（３千円）で購入した。

　　それも周りの店で売られてないか確かめ、１８００ペソで同じ物が売られている事を確認
した後、家内に見せると日本へ持って行きたいと言い出す、好きな色に眼が無いのを知って
いて、ただ、中華包丁は使え切れないと思った。　

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昨日のマニラ湾


　　この頃、コメントへの返信も出来ず、コメントを頂いた皆様には失礼してます、要因は東
京の賃貸物件空きと、マニラはマニラで色々な問題と行事に鍼治療、簡単に言えば、東京で
貸している物件が、同じ時期に５軒空いて、内一軒が決まっただけ、４軒の内装や次のテナ
ント探しの最中、担当者が長期に休んでしまった。

　　５〜６年テナント探しをしなくて、のびりしていたら急に空きだし、その内一軒は滅茶苦茶
に使われ、借り主の会社と話し合い中に、それまでの担当者が辞めて、次の担当者は直ぐ
に病気で長期欠勤、マニラに居て東京のコントロールは難しい。

　　今月東京へ帰ったら、物件を管理している会社を替えようか、４軒空いたままだと４割の
減収なり、マニラ暮らしでは東京の物件管理も出来ないので、大手不動産会社頼んだ方が
良さそう、何処にしようか悩んでいる。

　　マニラの問題は家内がマニラへ来ているのに、メイドは父親の葬儀でビコールへ行き休
み、オマケに子猫（雌）キナが下痢、キナを預けてジロー（子猫の雄）を引き取ったら、今度
は足を擦り剥く怪我、これはこれで大変だった。

　　その上、２週間の鍼治療４回で、効き目が出ているのか、何時も眠たくてウトウト、物を考
えるのが億劫になり、思考能力は正常でも考える時間が短い、簡単なリコメで済まされない
コメントが多く、とうとう１ヶ月分溜まってしまった。

　　そしてマニラ暮らし最大の行事は私の誕生パーティ、昨日、ＭＯＡのムービースターカフ
ェ（ＭＳＣ）で開催する事を決めていたので、メイドには２０日までに帰って来るよう話してい
たら、昼過ぎに出勤して来た。

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　　働くのか辞めるのか、２０日か２２日から出勤出来るのか、２２日なら月末まで休んでも同
じこと、如何しても２２日からしか出勤できないと言うなら、それはそれで仕方がないと思って
いて、もし２０日に出て来た場合の扱いを考えていた。

　　急死なのと確認も取れないので、１２日の朝、１５日までの給与としいて半月分２０００ペ
ソ（４６００円）払い、帰ってくれば２０００ペソは香典と考え、改めて給与分を香典として上げ
ることに、自分で決めていた。

　　それともう一つ２０日に出勤するなら、私の誕生パーティへ出席する名目で、洋服と靴を
買って上げよう、これはメイドが持っている服を考え、ＭＳＣへ連れて行ける服が無い事を知
っていたので、連れて行くなら気後れさせたくなかった。

　　年に一度だけ、運転手とメイドも出席させるパーティ、メイドが持っている服を知っている
が、身長が伸びて８分になった様なＧパンと、ピンクのＴシャツにヒールの高いビーチサンダ
ル、それで出席させても此方が恥ずかしい。

　　全て開催者の負担で行なわれるフィリピンの誕生パーティ、メイドの服まで買って上げた
のは私も初めて、公立高校出でメイドしかなれないのでは、貧しさを考えたら全て見えてしま
う、メイドを連れてハリソンのＳＭへ行った。

　　父親が死んで滅入っていたメイドも、生れて初めてＳＭデパートで買物に有頂天、フィリ
ピンでは有名ブランド（ローカル）の中から選び、靴・Ｇパン・シャツの３点で１９８０ペソ（４５５
０円）、香典に１万円上げた心算なら、それはそれで好いと思った。

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今朝のマニラ湾


　　昨日の記事で２０日が誕生日と感じた方もいそう、実際の誕生日は昨日の２１日で、誕生
日パーティーは前日から日を跨いで行う予定が、出席者の中に子供が多く、早い時間が良
いとの要望に負け、それなら当日の日曜日にしようか、ところが身内から土曜日なら、次の
日休みだら楽だの提案にも押し切られ、前倒しで開いた。

　　誕生日パーティーを前倒しで開いたのは今回が初めて、いい歳して誕生日に拘る気も無
いけど、パーティーに出席してくれる顔触れの変化に、親が生きていた頃や昔の出席者を思
い巡らしながら、感傷に浸るのには日が違うと何か馴染めない。

　誕生日プレゼントのクリックを未だお願いしてます。

　　昨日のブログを更新して、一息つく間もなく東京の友人から電話、あいつ昨日死んでしま
ったよ、１０日ぐらい前も作業員が足場から落ち、事故死した話を聞いたばかり、誰が死んだ
のか聞き直すと、私も何度か会ったことのある人だった。

　　私の誕生日パーティーにも友人と一緒に来た話を知り、いつ頃なのか思い出せないけ
ど、友人との付き合いは１０数年、何人も紹介された中で弟分的存在、糖尿病に痴呆症が
重なり病院暮らしは聞いていた。

　　誕生日に人が死んだ話を聞くのも嫌だけど、ブログを更新するので１０時までは、電話を
入れないでくれと、常々頼んでいたので、１０時を過ぎて直ぐに掛かって来たことを見ると、
誰かに彼の死を知らせたかった様だ。

　　友人が死んでも知らせる相手がいない、これはこれで同じ経験が有るので気持ちは判
り、無下に出来ないので、葬式の話を聞くと、身内とも疎遠で交流がなく、葬式を出してくれ
そうな人もいないという。

　　また自分が出したとしても、来てくれそうな知人・友人もいない、結局俺一人で全て行なう
しか無さそう、死んでしまえば葬式も有ったもんじゃないと思うけど、参列者の誰もいない葬
式も惨め、菩提寺もないので、骨を持って行く所もないと嘆く。

　　この点はフィリピンの方が人情味があるかも、人が死ねば町会（バランガイ）で葬式は上
げてくれ、遺体も公立の墓地が有るので、寄付を集めれば如何にか成りそう、それにしても
今月は死者の話を聞く月だ。

　　事故死・急死・病死と違うけど、葬式だけを考えればメイドの父親は幸せな方、事故死に
しても身内は少なく、籍を抜いてないだけで、別れた女房が行なう話を聞き、労災や保険金
も有るので、在る程度はしてくれると思うが、心が籠っているとは感じられない。

　　昔、学校の先生から聞いた話を思い出し、人間の寿命は計算出来ると言う、両親の両親
（祖父・祖母）計６人、生きた年数を足しして６で割り、祖父たちの両親８人も同じ計算をして、
その中て事故死を引いた数度に、前者は１.２倍・後者は１倍で計算する。

　　そこで出た数字に現代医療を考慮して、５足すか１０足すかの数字が自分の寿命、これ
で計算すると、母方は５０を越さない短命で、父の身内には長生きも、一度計算したら６２と
言う数字に、今年６２才を迎えたので、後は現代医療の付加部分しかなさそう。

　　この計算で行けば残りの寿命最短で５年、ただ現代医学は聞いた時より格段に進歩し
て、５年よりは長く生きられそうだが、遺伝子から考えれば在りうる話し、誕生日でも無けれ
ば、こんな事は考えないと思った。

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今日のマニラ湾は曇り
涼しくて過ごし易い。


　　生活維持費を国で定められているのを初めて知ったのは、３〜４年前クレジット会社から
収入証明を求められた時、何なのか判らないけど必要と言われ、出さなければ如何なるの
か聞くと、キャッシングの枠が無くなる話だった。

　　クレジットカードでキャッシングしたのは何十年か前、海外旅行で小銭まで使い果たし、
成田から帰宅する交通費が無いので、銀行系ＡＴＭを探したら見付からない、仕方が無いの
でクレジットカードで１万円キャッシング、後にも先にもそれしか無かった。

　　無論、キャッシング枠など要らないので断り、クレジットカードの枠は無いけど、銀行系の
ローンカードは法律の範囲に入らないようで、そちらでキャッシングは出来るが、使うことは
無いと思う、その時の生活維持費を聞いたら、持家有りの４人世帯で東京は２００万円。

　　

　　当時長男も次男も好い歳して扶養家族、月に１６万６６６６円で生活維持が出来る訳は無
い、計算上、自宅の管理費積立金・光熱費を払えば残りは１０万円以下、生活保護給付金
の方が４人家族なら倍近く貰える計算になる。

　　実情と合わないくだらない法律、でも１０万円で一家４人が暮らしている人もいそう、ただ
借家で２４０万円の生活維持費には呆れ、差額の４０万円で東京の家賃に当て嵌めると月
３万３３３３円、独身ならまだしも４人家族が暮らせる借家が有るのか疑問。

　　そんな事を思い出したのは、マニラで働くフィリピン人と接し、貨幣価値や物価は違うけ
ど、日本なら矛盾が有る生活維持費の計算、マニラで当てはめて見ると、それ以下で実際に
生活している事が判る。

　　最低賃金東京は６８００円（８時間労働）、マニラは５００ペソ前後（１１５０円）、２５日働い
たとして、東京１７万円なら持ち家の生活維持費、借家（月２０万円）では少ない、同じ計算
でマニラの４人家族は２万８７５０円（１万２５００ペソ）、実際に生活出来るから不思議だ。

　　ＳＭマニラのショッピングモールで聞いたら、殆どスタッフは最低賃金、彼らはミニマムと
呼び、残業しなければ暮らして行けないと言う、２〜３時間の残業を入れて、月の収入は２
万ペソ（４万６千円）前後、家賃で５千ペソ水道光熱費で２千ペソ。

　　残りの１万３千ペソの中から、働くに必要な経費（交通費・昼食代・ミリエンダ）で２５００ペ
ソ（１日約１００ペソ）必要、家族の食費に６〜７０００ペソ掛かり、千から２千は親へ仕送をし
て、衣類に掛ける金も蓄えも無く、毎日同じ服を着ていた。

　　そんな彼らでも、職が有るのは幸せな方と言えよう、蓄えは殆どないので、次のオファが
貰えないと、一家が路頭に迷うことになり、カツカツの生活でも文句は出ない、ただ働いて一
日を過ごす彼らに、何が楽しみなのか聞いたら、食べている時だという。

　　そこで感じたことは、生活維持費とは死なない程度の金か、生命維持と生活維持は似て
いて、最低限の暮らしに必要な費用、そこで考えたのは外国人の生活維持費は、マニラで
暮らすなら幾ら必要なのか、日本の生活維持費を考え、見合った暮らしで計算して見た。

　　よく聞かれる質問にマニラ暮らしの生活費、無理のない生活で１人か２人で暮らすなら、
１ヶ月幾ら掛かるのか、幾ら有れば生活維持できるのか、退職者ビザを取得して１２年、マ
ニラへ遊びに来るようになって３５年、実情が書けると思える。

　　長くなったので明日に続く。

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今日のマニラ湾
久し振りに青空


　　生活維持費は経済産業省が定めるもので、支払可能見込額か個人の総量規制みたい
なもの、収入の中から生活維持費を引いた残金しか認められず、クレジット債務を制限する
のに使われ、国が考える国民の最低生活費と言えよう。

　　日本人として最低限の生活するのに必要な金、この生活維持費を海外に当て嵌めると、
日本人がカルチャショックを感じない環境と治安、食生活に幾ら掛かるかを知る必要が、マ
ニラへ移住したら幾ら必要かを考えて見た。

　　フィリピンは５〜６万円有ったら暮らせるだろう、そんな風潮が日本にはあって、生活費を
聞かれる度に、言い訳の様に答えていたが、５〜６万円で十分な環境と治安、安心して食べ
られる国は、私の知る限りネパールしかない。

　　一度長男を留学させようと調べたら、現地の大学に留学している日本人と知り合い、彼ら
の生活を聞いて驚く、住まいは安ホテルか貸間で住居費は月５千円以下、そこまで安いの
は息子に住まわせられないので、私も泊れそうな貸家を見に行ったら、４ベットルームで家
具付き、２万円の一軒家を探した。

　　治安は日本と変わらないネパールの首都カトマンズ、中心部から車で１０分の距離で環
境も好い、この国はネパール人より外国人の方が安全と言われ、観光客が襲われた話も聞
かないので、安心して息子を留学させようと、食費や生活費を調査したら、５万円でメイド付
きの生活が出来る。

　　日本人が十分暮らせる居住間に、外国人は観光立国として必要なので、当時反政府組
織だった毛派ですら外国人を狙わないし、ホテルの中で物が無くなった話もなく、永住する
には気楽な国だが、長期滞在は留学以外難しい。

　　ネパールの良さは食事かも、ネパール人の庶民が食べるレストランは無理でも、チョット
した店なら安くて美味しいので、食費は外食でも気にならず、ただ、カレーかカレー味には悩
まされる暮らし、毎日３食カレーが食べられる人には向いている。

　　マニラの生活維持費を書くのにカトマンズの話ばかり、何なのと聞かれそうだが、マニラ
はカトマンズの正反対と思えば判り易い、共に海外で働く国民が多く、人種も多様で英語が
通じる国なのに、生活して見ると全く違う。

　　治安の好いカトマンズ、外国人が住めそうな部屋は安く、環境が好いのに対し、日中でも
強盗に狙われるマニラ、暮らすなら慣れていてもコンドか、ビレッチしか考えられず、費用は
１人用のスタジオタイプ（ワンルーム）で３万円前後、２人用なら１ＬＤＫ・１ＤＫで５万円近い。

　　光熱費と水道代はエアコンを使えば、１人２人でも１万円を超えて日本より掛かりそう、
食事に関しても食べられそうなレストランは高く、自炊する食品は大家族のフィリピン向き、
肉などもキロ単位で売られ、豚肉・鶏肉は安いが、牛肉は高い輸入品を買うしかない。

　　野菜にしても品質は悪く、食べられそうな物は肉より高い、日本の食生活を考えれば、食
費は代わらないか高く付くかも、この時点で日本の生活維持費を突破しそうなのは、諸々の
滞在に対する経費を考えて、１人月９万６６６６円、２人なら１４万７５００円に近ずく。

　　と言うのは居住・光熱費で１人５万円２人７万５千円と約半分消えて、３食自炊しても、買
う食品を考えれば、調味料などは日本人用しかなく、日本で売られている定価の１.５倍はし
ているので、素材は安くても高くなってしまう。

　　また、安く売られている市場は危険が多く、下町のスーパーですら危ない、安全面を考え
ればショッピングモールと直結しているか、側のコンドに住むしか、そうなると住居費は高くな
ってしまうが、買い物に関する交通費や煩わしさは無くなる。

　　カルチャショックが少ない最低限の生活を、マニラで送ろうとすれば、治安の好い場所の
ショッピングモール内のコンドか、周りのコンドで暮らせば、食費を入れなくても生活維持費
を突破、慣れ親しんだ日本と比べて１.５倍か２倍、生活費の安さは有り得ない。

　　日本では気にならなかった治安・安全、物を盗られることを毎日心配する日々、平和ボケ
の日本からマニラへ来るメリットは、常夏の気候と刺激の有る暮らしで、痴呆症予防ぐらいし
か無さそう、何か大きな病気になることを考えれは、保険無しでは暮らせないと思った。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　マニラ暮らしを日本の経済産業省が定める生活維持費で、日々の暮らしを計算してみた
ら、１.５倍から２倍無ければ生活できない実態に、そんな馬鹿な話は無いだろう、それではフ
ィリピン人は如何にして暮らしているのか、一家４〜５人で２〜３万円で暮らせると聞いた。

　　この２〜３万円で暮らせる話が誇張され、一般人でも生活できると錯覚し、フィリピンなら
倍の４〜５万円有れば生活できる筈に変わり、フィリピン長期滞在や特別永住権（リタイヤメ
ントビザ）を扱う業者に、月１０万円有れば運転手・メイド付きの暮らしへ語られて行く。

　　実情は運転手・メイドの給料手当と、コンド管理費・車の経費だけで月に１０万円は必要、
内訳は雇用人の給与や食事手当６万円、管理費１万２千円・車の保険や更新料月計算なら
１万５千円、後は車のガソリン代とオイルなど、計算してみると１０万円になった。

　　これでも自宅を無借金で持っていての計算、部屋や駐車場を借りれば１５万でも難しく、
それに水道光熱費や部屋に使う雑費（洗剤など）も掛かるので、運転手・メイド付きの生活は
食費などを入れないで１８万円は出て行き、１０万では到底暮らせるものでない。

　　夫婦で暮らす場合、１００％外国人と片方がフィリピン人では、これら掛かる経費は違って
くるのか、田舎から直接運転手やメイドを連れて来て、フィリピン人用の食事を作り、食べさ
せても給与・食費が多少下がる程度、１万円か１万５千円の違いしかない。

　　それなら車やメイドなしの暮らしで、生活費は幾らになるのか、マニラ経験の少ない人が
暮らす場合と、ある程度内情が判っている人では変わってくるが、一番肝心な治安や安全を
考えれば、ショッピングモール内か隣接のコンドに住むしかなくなる。

　　と言う事は、一日の生活を１ヵ所のショッピングモールで過ごす様なもの、それならマニラ
で暮らす意味があるのか、日本の繁華街に部屋を移して暮らした方が、色んな面で安心して
いられ、生活費も変わらないと思う。

　　海外生活で心配な事と言えば医療、日本人がマニラの私立病院へ行けば、保険なしでは
幾らになるか判らない世界、旅行会社時代に顧客が盲腸になり、マニラで手術して貰うと５０
万円以上、海外保険に入っている人は良い、そうでないと一時手当で日本へ帰る事になる。

　　マニラで日本人用老人ホームを作り、失敗したのは全て医療費の高さ、病気になったら
日本へ帰るしかない海外生活、保険で賄おうとすれば月計算で４〜５万円、年間５〜６０万
円の海外保険に入るか、ステータスの高いクレジットカードを持つしかない。

　　これらの費用を考えない海外生活は、チョット間違えれば破産か自滅行為になり、そんな
リスクをマニラの不動産を売る業者や、リタイヤメントビザを扱う業者が知らせる訳も無く、気
が付いた時には遅いと思った。

　　明日は食費や諸々の費用などを書こうと考えてます。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　マニラ暮らしで大切なことは、一に治安の良い場所かセキュリティー、安全な住まい選び
をすれば、車・メイド付きで月１５万円、借家なら２０万円は出て行く、それで済むのはコンド
建設が多くなったから、一昔前なら４〜５０万円の暮らしになっていたかも知れない。

　　大きくペソが暴落したのは３０年以上前、私が初めてマニラへ来た３６年前は１ペソ４１
円、友人達と１万円が２５０ペソなら計算しやすいと語り合ったが、その頃から始まったのが
当時のマルコス大統領の病気、悪化するたびに闇両替のペソが下がっていった。

　　当時公務員の最低賃金は２０ペソ（当時のレート８２０円）、１ペソコインをイントロモロス
のドブ池に投げ込めば、子供達が争そって拾いに行った時代、それが数年で１ドル７.７ペソ
から、闇レートは２０ペソ近くへ徐々に下落した。

　　この時にマニラからグアムへ行き、１ドル８.５ペソで両替して儲けたことも、対外的には１
ドル７.７ペソを維持していたが、ある日突然１ドル２１ペソへ切り下げてしまい、円高も重なっ
て１ペソが８〜９円へなって行った。

　　笑ってしまったのは夜遊び、ペソの感覚は切り下げる前なので、バカみたいな安い値段で
遊ぶ事ができ、給与が一辺に３倍になる訳も無く、生活費は大幅に下がって行き、当時借り
ていたコンドは、ロハスに面したレガスピタワー３ＬＤＫ、１万２千ペソで借て正規のレートなら
２８万円、それが１０万円以下になっている。

　　何故、こんな話しから入って行ったかというと、庶民の収入暮らしはペソ下落に追い付か
ず、実質収入がアップしたのアロヨ前大統領時代から、年々下がるペソに歯止めをかけて、
１ドル５５ペソまで落ちた対ドルを、今は４３ペソ前後へ戻し落ち着いている。

　　３０年近く負の時代が続いた名残で、物価は安くなることは無く、人件費も毎年値上がり
して、ＡＳＥＡＮ加盟国の中では万年劣等性であり高給取り、ペソが高くなるにつけ、正規の
最低賃金すら貰えない国へなって行った。

　　求人広告を告知すれば、あっと言う間に人が溢れるように集まる就職難、フィリピン全土
は最低賃金以下しか貰えないと言われ、そうなるとその収入で暮らせる知恵が不思議と付い
て行き、一家４〜５人でも２〜３万円有れば暮らせる。

　　これがジャパユキなど貧しい家庭の子から日本人へ吹聴され、フィリピン人の収入になっ
てしまい、確かに彼女達の出身地ミンダナオなら、２万円でも十分暮らせるかも、つまりフィリ
ピンには大きく分けて三つの世界が存在していた。

　　明確に地域で分かれている訳でもなく、首都圏中心部でも貧民層の居住地はあり、彼ら
の食生活を感じるのは運転手やメイド、大盛のライスに僅かばかりのオカズ、笑って見てい
て考えたのはオニギリ、塩辛いオカズで作るオニギリだと思えば、彼らの食事は理解できる。

　　日本も昔は日の丸弁当、ノリ弁なら豪華と言われた時代よりはマシか、収入から考えれ
ば仕方ないことで、メイドにオカズ代や運転手に食費を払っても、質素な物を食べて節約す
るのは何時ものことだった。

　　そんな彼らと同じ物を食べて生活すれば、二人で食費は１万円でも暮らせるかも、そんな
貧民層の底辺でなく、マニラの一般人は４〜５万円の収入か、中には一家で１０万円近く有
る人が多く食生活も華やか、それでも食べられる食材は少ない。

　　食材を見れば良い物を選んでしまう日本人、そうなると肉類は安くても野菜など日本より高
く、ツイツイ日本食材に目が行き、日本より高いのも仕方がないと買う様になって、何故こんな
に高い食材を使っているのに、イマイチ料理は納得できないと悩む。

　　そうなると巷のスーパーでは物足りなく、今より良い物を求めて会員制スーパーへ行って
しまうのがマニラ暮らし、何処で日本水準を諦めるかの葛藤が続き、気付けば日本より高い
食材を多く買っしまうのが、食費が高くなってしまう要因と思った。

　　　明日は外食の値段と矛盾を書こうと思います。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　安倍首相は昨日、マカティのインターコンチネンタル・ホテルで、比日協会主催レセプショ
ンに出席し、宿泊したホテルはザ・ペニンシュラ・マニラ（マカティ）、小泉さんの時はダイヤモ
ンドホテル（マニラ）、中曽根さんはマニラホテル（マニラ）へ宿泊した。

　　公式訪問でマカティ市に泊まったのは安倍首相が初めてと思う、思い出すのは３０年前
の１９８３年５月、フィリピンを訪問した中曽根首相を、マルコス大統領は大観衆を動員して
歓待し、空港から宿泊ホテルまで、ロハス大通りをトヨタクラウン数十台でパレードした。

　　この時、マニラで乗っていた私のクラウンも貸してくれと頼まれ、御礼は中曽根・マルコス
のナンバープレート、図案は下記の切手に似ていて、８６年２月に政権を追われた後、何処
へ行ったか判らず、今持っていれば御宝になったかも知れない。

　
　　郵便学者・内藤陽介さんのブログより拝借

　　この時、中曽根首相主催レセプションで、料理を受け持ったのは日本料理のふるさと、今
は放火の疑いがあるボヤで見る影も無いが、当時高級日本料理と言えばふるさと、店に入
ると大太鼓を叩いて御出迎え、初めての時は驚いた。

　　今、マニラを代表する日本料理屋と言えばつむらとたなべ、元はふるさとの出身であるこ
とを見ても、当時ふるさとの料理は想像でき、また、何と言っても料金は高く、ここで食べるの
がステータスに感じた。

　　異国で食べる日本料理には何かと不満もあるが、この辺の店なら少々高くても納得でき
て、それなりの値段に思えてしまう、ところが、素人の経営するレストランが多いマニラで、素
材の原価を３０％と誰かに聞て、その通りの値段を取ったら潰れてしまった店もある。

　　ある経営者は日本の仕入れ原価が３０％なら、マニラは食材が安いので、２２％で抑えろ
と料理長に言明し、実践させたら５０％を超えて大慌て、抑えても４０〜４５％でそれ以上下
げられない、聞かれたので２２％は最初から無理と答えた。

　　腕のあるプロが作っても３０％で抑えるのは容易でない、毎回味が変わるナンチャッテ料
理人が作り、仕入れ方の知らない素人が経営すれば、原価が高くなるのは目に見え、決まっ
ての言い訳は、日本食材を使うからには笑ってしまった。

　　ある料理長がおでん屋を始めたいと、客に出資して貰う話をしていた時に、おでんの材料
は日本から仕入れる話をしていたので呆れ、蒲鉾やさつま揚げ、キンチャクやゴボ天・イカ
天・ツミレなんか、自分で作れないのか聞いた。

　　料理人の腕と経験があれば、白身魚の多いフィリピンで、練り物を作るのは難しくなく、そ
れなのに全ての食材を、自分で作らず仕入れて何が料理長なのか、大根の皮をむくだけな
ら誰でも出来て、料理人なんか要らない。

　　駅前食堂と言われるマニラの日本レストラン、専門店が少ない上に、メニューの数だけは
ドンドン増やし、日本料理を食べたことのないフィリピン人に作らすと、材料の無駄は計り知
れない上、鮮度を見分けることも出来ない。

　　特に料理を食べると自腹になる店の料理人で、日本食を食べたことのあるのは何人いる
のか、その上、値段の付け方が笑えて、何処の店が幾らだからとか、仕入れの何倍とか訳
のわからない知識で付けて、それが正しいと思い込んでいる。

　　３０％３０％と言って潰れてしまった経営者と話した時、御飯は幾ら、カレーライスの原価
は３０％、全て３０％で計算するのは高い物だけ、素材が安いのは３０％にしてない、可笑し
くないかと聞いたら、それはそれで他と合わせていると言い出した。

　　こんな感覚で値段を付ける店が多いのでは、高い・不味い・何時も味が違う、鮮度が悪く
なるのは当たり前で、無駄が多いのも現実、その上、経験の少ない日本人板前を料理長で
雇うと、料理に見合う値段は取れない。

　　私ならメニューは２０〜３０品、それらをフィリピン人コックに作らさず、全て半月か１０日
単位の必要数を自分で作り、冷凍保存ができるものは冷凍にして、チンか一手間で出せるよ
うにしたら、材料の無駄もなく価格を下げられ、鮮度や味を心配しなくて済むと思った。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　昨日の豪雨は凄いマニラなら洪水が発生しそう、東京・錦糸町の楽天地サウナ９階から、
隅田川の花火が始まったのを見て、ビルの１階に降りて来たら豪雨、マニラで豪雨慣れして
いる御蔭か、タクシーを直ぐに拾えて自宅へ帰れた。

　　マニラならこんな時に、チップ狙いでビショ濡れになりながら、客をタクシーなどの乗り物
へ誘導したり、車まで傘を差してくれるが、東京には流石にいない、少々濡れてもタクシーを
拾えた素早さは、豪雨のリズムを読んでのこと、マニラで鍛えた勘が上手く当たった。

　　ショッピングモールやレストラン・コンビニの前に、必ず居るのが浮浪者と悪餓鬼、普段鬱
陶しい存在だけど、彼らを見くびると痛い目に遭うのも確か、フィリピン人でさえ小銭を与えて
しまう存在で、貧民層やスクワッター（違法居住者）ホームレスが多い。

　　彼らが最下層かと言えばそうでもなく、バカに出来ないのが収入、４〜５００ペソ稼ぐのも
いて侮れない、多分一番収入の少ないのは、田舎で農作業している人、僅かばかりの金と
米を支給され、生活しているという。

　　そんな彼らの食事はショッピングモール周辺の屋台、２５ペソか３０ペソ（５７円〜６８円）
で飯とオカズ、これを１日４〜５回食べて暮らす、同じ屋台でも店のスタッフは３５ペソ〜５０
ペソ（８０円〜１１５円）の店へ通い、この辺が外食の最下層かも知れない。

　　無論私達が食べられる物はないが、これを見てしまうとマニラの食事は安いと思われが
ち、そんなのばかり食べているなら、１日数百円有ればへ変わってしまう、実際マニラの外食
は高いことを知らない。

　　フィリピン人愛用のレストランと言えば、ジョルビーやマックなどのファーストフード、ランチ
に何を頼んでいるのか見れば、鶏肉・御飯・ドリンクセットで７０〜８０ペソ（１６０〜１８２円）、
内容はチョット大き目のオニギリに鶏肉一切れ、ドリンクが安い国なので如何見ても高い。

　　最低賃金から計算して１５％のセット、日本なら９６０円のランチを食べている様な値段に
なるが、これが飛ぶように売れ、普通のメニューを頼めば、日本と余り変わらない値段に驚
き、生活水準と収入を考えれば、エンゲル係数は高いと言える。

　　この辺が階層の分かれ目、２５ペソか３０ペソ（５７円〜６８円）は最下層、７０〜８０ペソ
（１６０〜１８２円）は貧民層でも就職している人、１００ペソから１５０ペソ（２３０円〜３４５円）
を使える人は新中間層、３〜４００ペソ以上の物を食べる人は中間層以上と思う。

　　今、新中間層が増えて来て、何処の店も客入りは好い、それなのに値段が高めに設定さ
れいるのは、治安を考えショッピングモールへ出店している経費、家賃の高さを考えれば仕
方がないと言え、ショッピングモール外の店も同じ値段になってしまう。

　　大手ファーストフードチェーン店は別としても、店によって入れる客層は固定されていて、
この一つ上のファミレスへ入れば、美味しくない上に日本より間違いなく高い、味や食材に拘
れば、バカバカしくて食べられる物はない。

　　メニューを見れば一品２５０〜３５０ペソ（５７０円〜８００円）、飲み物を頼めば間違いなく
１０００円は出て行き、店を見れば小綺麗だけと、味は日本の二流・三流店並み、満足度か
ら見てれば、日本の４〜５００円ランチの方が美味しい。

　　マニラの外食の値段は日本並みかそれ以上に高く、満足度は半額以下の価値もない、
牛丼の吉野家やＵＣＣ・和民・山頭火などは、間違いなく日本の値段より高い、味はイマイチ
か笑ってしまうか、どちらにしても割高に感じた。

　　マック・ピザハット・ＫＦＣ・ウェンディーズなども、まともなメニューは高く日本並み、安いの
はジョルビー系列を意識した別メニュー、これら全ての店は日本より高いと思った。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　東南アジアの後進国フィリピンと言えどもマニラは首都、マニラ首都圏の人口は東京とほ
ぼ同じか、厳密に計算すればそれ以上の大都市、そこでマニラと東京を比較して見ることに
して、最低限のマニラ暮らし費用を計算してみた。

　　先ずは滞在に必要な住まい、マニラの治安を考えればコンドしかなく、ワンルームを借り
て暮らす費用を比べてみたら、東京下町の亀戸に倉庫用のワンルームを借りた時、家賃は
管理費込で４万円、室内はキッチン・トイレにシャワー付き、同じ内容のコンドをマニラ市マラ
テに借りて、１万２千ペソ（２万８千円）前後でプール付が借りられる。

　　但し、契約内容は一年分の小切手１２枚か現金で１４ヶ月分、小切手の場合でも２ヵ月分
の保証金とやはり２ヵ月分の前家賃が必要、実収入の違いでマニラの方が安いが、家具付
を借りれば東京と余り変わらない。

　　数年の滞在なら家具付で借りる人も多く、２年以内なら家具の内容を見て、初期費用を
考えればお勧めかも、コンドの乱立で家賃相場が下がり、住まいに関してマニラは、東京よ
り多少条件は良さそううに見える。

　　水道光熱費は、電気代が東京より高いマニラでも、水道・ガスは安いので差はない、た
だ、電気代は東京でエアコンを使う夏と同じ計算が必要、一年を通して計算すればマニラの
方が高くなるので、住居・光熱のトータル費用に関しては差はない。

　　食費は自炊した場合と外食では大きく違う、自炊でも日本並みに拘り、和食や食材を選
んでしまえば、米・肉類が安くても日本と変わらないか高く、味噌・醤油・みりん・料理用酒ぐ
らい日本製なら、食費は半分程度で暮らせる。

　　ただ、日本のスーパーで売られている最低の食材、それよりも落ちる材料を使うので、そ
れなりの料理しか出来ないし、美味しい物を作るには工夫が必要、上手く作れるまでは無駄
も多く、食費が安いと実感するには時間が掛かると思う。

　　外食に関して東京より安いと感じるのはスペース、例えばカウンターで食べる牛丼の吉野
家は、マニラならテーブル席で食べられる程度、ローカルの店は味も悪く値段もそれなり、日
系の店へ行けば、東京より高くて味は落ち、長期滞在日本人のストレスになっている。

　　この辺までが日本と殆ど変わらない生活費、決定的に違うのは医療で、次男の歯の治療
は東京へ帰らし、マニラでは応急手当だけ、それでも１万５千ペソ（３万５千円）掛かったと記
憶、チョットした病気でも数万円から数十万円請求される。

　　これを賄うだけの保険に入れば、国民保険料の数倍か１０倍以上、この辺を考えて見た
ら、日本より生活費は掛かりマニラの方が高い、その他ではインターネット接続のＡＤＳＬも
高くて遅いしインフラは最低だ。

　　　そこで安いのを探してみたら、国民所得の違いや人件費によるモノが多く、コーラなど
のソフトドリンクや、ビール・ジン・ラム酒などもローカルは安い、マンゴ・パパイヤや海老・
鮪・イカなども安いが、バナナ・パイナップルは東京と変わらない。

　　生活に必要なランドリーや飲料水は、非常に安く負担にならない程度、移動の交通費は
タクシーですら安いがチップを請求されたり、バスやジープニーはコースが有って乗り方が難
しく、トライシケルやペディキャブは運賃の交渉が面倒で、東京と比べようがない。

　　一人二人でメイドも雇わず、慎ましく暮らすならマニラも東京も生活費は同じ、マニラは治
安が悪い分、安全に掛かる費用が大きいのと、医療保険などを考えれば、東京の生活費よ
り１.５倍近く掛かり、健康でなくては暮らせないと思った。

　　追伸、この７日間マニラ暮らしの費用や、レストランなどの料金・実態を書いたのは、長期
滞在やリタイヤメントビザ、フィリピンの不動産を扱う業者が、私の記事でマニラ暮らしを賛美
している部分を、販促に使っていることが判り、見る人に勘違いされたくないので、良いところ
も有るけど、矛盾や住み難いところも知らせたくて連載記事にしました。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　フィリピン産果物で一番人気は何と言ってもマンゴー、日本で購入すればキロ数千円、マ
ニラで買えば小玉７０ペソ（１６０円）中玉９０ペソ（２０５円）、大玉１１５ペソ（２６０円）が先週
売られていた価格、最高級品の大玉でも２０分の１で買える。

　　これだけの価格差が有れば日本土産に持って帰りたいのが人情、そこには動植物の携
帯輸入（動物検疫・植物検疫）の壁、税関でトランクを開けられた経験はない人でも、マニラ
空港のエックス線検査に引っ掛かり、マニラで没収された人は多い。

　　マニラ空港にフィリピン産マンゴーを持ち込んで没収、これも可笑しな話で何なのか良く判
らないが、空港入口の荷物検査をしている職員は、ＪＡＬへ乗る日本人と判ると難癖を付けて
きて、日本へマンゴーは持ち込み禁止の理由で、飛行機に乗せられないと没収しようとする。

　　これを上手く避ける方法も知っているが、日本へ持ち込めば違法なので記事する訳も行
かず、合法的に持ち込む方法を６月２７日の記事にしたら、マニラへ来た家内は、先週大玉
マンゴーを５キロ日本へ持って帰って行った。

　　小玉・中玉・大玉の基準は、小玉でキロ６個以上、中玉は４〜５個、最高級の大玉は３個
で１キロ、この大玉でマンゴーシェーキを作ると実に旨い、完熟マンゴー半切れに氷・水・蜂
蜜・ガムシロをミキサーへ入れて攪拌すると作れる。

　　コツは蜂蜜とガムシロを混ぜたものを作って置くこと、別々に入れると蜂蜜が混ざらない
ので美味しくない、それとマンゴーの大きさで味は変わってしまうので、ケチって小玉・中玉を
使うと、後悔することになる。

　　大玉を使ったマンゴーシェーキは１キロで６人分、１人分４３円で諸々物を入れても原価
は６０円、これで美味しいマンゴーシェーキが出来れば言うことはない、そこで今回私が大玉
マンゴ１０キロを、三枚カットの上冷凍にして、日本へ持って帰って来た。

　　前回の記事で方法は知らせたが、冷凍にして持って帰ったことは一度もなく、皮も種も取
ってしまえば、植物検疫に見せる必要すらない、その他に何か問題があるのか、随分昔に知
った方法なので、今回は自分で確かめてみた。

　　
冷凍にした大玉の三枚カット

　　日本で高く売られている冷凍マンゴーは、大玉の三枚カットでキロ２４８０円（楽天・送料無
料）、一口カットした物はキロ１２００円、最高の大玉を日本に持って来るので三枚カットにし
て、種の周りの部分を入れて冷凍にした。

　　家内の時と違ってマンゴーと分かるように三枚カット、これで荷物検査をしている職員に分
かると考え、何と難癖を付けてくるか確認のため、案の定、職員からマンゴが入っているかと
聞かれ、堂々とマンゴが入っていると答えた。

　　マンゴーと言っても色々種類が、台湾や宮崎のマンゴはアーウィン種、フィリピンはペリカ
ンマンゴー（カラバオ種）が主、形がペリカンのくちばしに似ていて、エックス線検査に通すとハ
ッキリ判ってしまう。

　　家内の時は検査員に何か言われるのを避けるため、半身を２〜３個にカットして持たした
が、今回はいちゃもんを付けてもらう為、ワザとマンゴーの形が判る三枚カットにして、エック
ス線検査へ通してみたら、やはり検査員から呼び止められた。

　　検査員に対し、マンゴーは三枚カットの上、皮や種を取り払い、冷凍にしてある事を告げる
と、画面を見ている女性と何か話し、トランクを開けろと言われず、満面の笑みでノープログラ
ムを連発、加工していることが判った様だ。

　　１０キロのマンゴーでもドカベン容器で４個、テープで廻りを塞ぎビニール袋へ入れれば、
自宅で食べるのに丁度良く、土産で人へ上げる場合は、三枚カットした両端を小さなビニール
へひとつひとつ分け、プラッチック容器に入れれば、心のこもった贈り物になると思った。

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日本滞在中に付きマニラ湾風景


　　マニラ空港から帰国するときは、ＪＡＬラウンジへ行きまにら新聞を拝借して、別なラウン
ジで時間を潰すことに、２４日のマニラ・東京の時もまにら新聞を拝借し、他のラウンジで読
んでいたら、これは間違いなく誤報か誤字か、珍しいので東京まで持って帰って来た。

　　気になった記事は観光客用ビザの滞在期間、今までの２１日から３０日に延びる話で、昨
年から３０日に伸びると聞いていて、中々ならないので忘れていた話、今月１日から３０日ビ
ザになっているなら、話題になっていなければ可笑しい。

　　　

　　日本大使館のお知らせには、８月１日から世界１５１ヵ国・地域の観光客全てに、無査証
滞在期間を２１日から３０日に延長され、何時も２１日ビザを気にしている人には朗報、ただ
日本人は東南アジアの国々で９０日ビザを貰える国が多く、３０日なのは少ない。

　　私は退職者ビザなので気にしないで今日マニラヘ帰るが、明日８月１日のフィリピン入国
なら３０日貰え、今日なら今までの２１日ビザ、損した気分で入国する人もいそう、実際２１日
から３０日に延びて、喜ぶ人が居るか考えて見たら、中途半端な延長に感じる。

　　私に取って喜ばしいのは出入国スタンプ、６月から小さなスタンプへ変更になっていて、
入国スタンプは縦２,５ｃｍ横４.２ｃｍから２,５ｃｍ角へ、出国スタンプも３.７ｃｍ丸から２.７ｃ
ｍ丸へ変わったので、パスポートの節約になる。

　　上手くスタンプを押してくれれば、今までの１ページ６〜７個から１２個以上へ変わり、１ペ
ージで最低半年賄えば、成田の出入国はスタンプを押さない自動化ゲート、１０年パスポート
の期限一杯で更新出来そうだ。

　　そんな出入国スタンプで喜んでいたら、６月に香港へ行ったときは、香港の出入国スタン
プは無くなり、大きな入国シールへ代わっていて、それを貼り付けられるのかと見ていたら、
ホチキスでとめるだけ、これもパスポートの節約へ大いに貢献してくれる。

　　ブログの記事を毎日書くようになって１３６５日、ブログ更新も１４６０記事まで続いている
のは、３年半前にマカオ・中国とＡＫＢ４８のブログを書くへきさんと、マカオナビのひろさんの
合同オフ会へ、出席したのが切っ掛けかも知れない。

　　２０１１年１月２０日にマカオで開かれ、当時ブログを始めたばかりの頃なのに、マニラ・
香港・ソウルのブログを書いていると紹介され、駆け出しのブログなので恥ずかしい思いを
自分て感じ、その時にブログを続けようと決めた。

　　そんなへきさんから８月１３日に、リスボアホテル周辺でオフ会を開くと連絡があり、出席
者は１０日までに連絡してくれとメール、そこで久し振りにマカオを調べてみたら、マカオの出
入国はスタンプどころか、入国シールも無いようだ。

　　フィリピン出入国スタンプが小さくなったことを喜んでいたら、香港の入国シールは出入国
が終れば、剥がしてしまえは良いし、マカオや成田が要らないなら、スタンプを押されるのは
フィリピンと韓国ぐらいしかなくなる。

　　私のバスポートの有効期間は、６ヵ月マイナスすると２０１７年９月、約４年残っていて、バ
スポートのページは４ページと他の余白、計算上は２年で満杯になりそう、ただ、前のページ
と余白を使えば１年延び、ま〜今回は駄目でも、次のパスポートは９年半使えると思った。

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早朝のマニラ湾
肌寒く感じる曇り空


　　ブログネタが良く有るね、と聞かれることが多い、自分でも良く続くと感心している半面、
ネタは毎日有るので無く、同じ日に２〜３件とか、逆にネタを求めて行ったり、興味を持って
探しに行くのは、レストランやショッピングモール。

　　昨日は前者でネタになりそうなことが立て続けに起き、どれを記事にしようか悩む、と言う
のはどれも旬の話題なので、日を置いてしまうとシラケてしまいそう、一緒に書くには話が違
い過ぎてむかない、こう言う時は朗報を書くことにした。

　　フィリピン入国で気になるのはマニラ空港の煩わしさ、特にターミナル１は最悪で話にな
らない、悪名高きターミナル１を毎月利用していると、何処を気を付けた方が良いか、何処で
イチャモンを付けて来るか心得ていて、手口も理解している。

　　ターミナル１で一番厄介な存在は、何と言っても税関検査の紙を、最後に受け取る警備
の警官、元来は税関検査をすり抜ける輩を阻止する役目、税関検査を受けた証しのサイン
を見るのが彼らの仕事で、昔は荷物の数を税関員が書き込み、数を確認するだけだった。

　　彼らの難癖イチャモンの手口にはパターンがあり、持ち込みが煩い生鮮食品を見付けた
り、税関員に許可された数量でも、オーバーしていると呼びとめ、何がしらの金品を要求した
りして、空港利用客を恐喝している｡

　　この様な状況になった流れを知っていれば、阻止する方法も熟知して、私が引っ掛かっり
金を払ったことは一度も無い、ただ、友人の中にはタバコ１カートン多く持って来て、税関員
は許可したのに警官に強請られ、頭に来てタバコを投げた話も有る。

　　その時の話で笑ってしまったのは、５００ペソ札を友人は持っていたので、面倒と思い彼
らに渡すと、５００では少ない１０００ペソ寄こせと言い出し、計算して見たらバカバカしいので
タバコを投げた話だ。

　　タバコ１カートンの税金は高くても２〜３００ペソ、それなのに５００ペソで納得しない彼らも
欲深く、それだけ日本人が舐められているので、引き返して税金を払えば簡単なこと、タバコ
１カートンで税金を取られた話は、今までなかった。

　　酒とタバコの持ち込みに大らかな国でもあり、仮に税金を払っても税額は安く、数量に煩
くなったのは数年前から、昔からマニラへ来ている人は、多く持って来るのは何時ものこと、
罪悪感がない要因は、免税店へパスポートと航空券を持って行けば、何時でも買える。

　　税関員に許可されたなら、彼らをすり抜ける方法を書いても良かったが、慣れてない人な
ら戸惑う話でもあり、悪用されるのも不味いので今まで書いてない、方法は簡単、右側で税
関検査を受けたら、左のトイレに行く振りをして、左から出てしまえば好い。

　　これは税関員と警官が結託してのこと、チョットオーバーしたのを発見しても、税関員が
御目溢したように見せ、出口の警官へ合図を送り、警官が旅行客と話をして、金品を貰い後
で分けるパターンだ。

　　まともに税金を徴収しても大した金額でなく、税関員も書類を書くのが面倒なのと、警官
と組んでしまえば、賄賂を貰ったことにならないので、左右側出口の警官と組むには遠過ぎ
て旨く行かない、そこで近い出口の警官と組んでいた。

　　昨日はアマゾンと書かれた大きな箱を持って来たので、税関員から何か言われそう、中
身は友人から頼まれた品が殆ど、犬のトイレシート４００枚に犬用バリカン、それに日本語キ
ーボード、空いた隙間に１００均で買った物が入っていた。

　　案の定、税関員は箱の中身を知りたがり、中を半分開けただけで終り、申告書にサイン
して貰おうとしたら、申告書を此方に返さないで、受け取ったままで好いという、何なのか警
官が居る方を見たら、何時も居るはずの警官が１人もいなかった。

　　ヘナレス国税局長が関税局長を兼任か（ブレティン）、関税局の組織改革で、辞表提出
命じられた全税関長５４人のうち５３人が辞表提出、抵抗したのは１人だけ（マラヤ）、アキノ
大統領、関税局職員に密輸に関与する親玉名指しせよと指示（インクワイアラー）、以上が
まにら新聞に載った昨日英字紙Ｔｏｐニュース、これから空港税関も良くなりそうだと思った。

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今日のマニラ湾
曇り空で涼しさが好い


　　世界の空港の中でも常にワースト空港に選ばれ、昨年度のマニラ空港は堂々の１位、そ
の中でもターミナル１は最悪なターミナル、居心地の悪い空港としても世界第５位にランクキ
ングされ、「古いターミナルがとにかく汚い、税関を抜けるために空港職員に賄賂を支払わな
ければならなかったとの報告も」ＣＡＮＡＤＡ「スリーピング・イン・エアポーツ」

　　アジアＷｏｒｓｔ空港としてもマニラ空港は、ニューデリー（インド）・北京・ムンバイ（インド）
イスラマバード（パキスタン）・チェンナイ（インド）・ハノイ（ベトナム）を抑え、最悪な空港と言
われていて、多分日本人が多く利用する空港の中で、ここほど悪い空港ターミナルはない。

　　ところが世界ベスト１の空港はどこかというと、２年連続でシンガポールのチャンギ空港、
この空港と悪名高きターミナル１は同じ時期にオープン、そこでチャンギ空港関係者に教え
を乞い、ターミナル１を蘇らせようとしている。

　　この話を聞いてフィリピンの物持ちの良さを再確認、当初ターミナル３を建設する時には
ターミナル２は国内専用でターミナル３は海外専用、ターミナル１は貨物専用に改修される
話で進められて来た。

　　未だにドメステック（国内線専用）を残しているマニラ空港、フィリピン人の性格なのか判
らないが、建物の一部でも残っていれば再利用し、取り壊して新しく建てる国柄でない、建物
は改修すれば使えると思う、ただ、携わるスタッフを代えなければ変らないまで腐っている。

　　腐っている元と言われたのは税関・入管・空港警察、この中で著しく改善されたのは入管
かも、コンピーター化されたのと、刺青などを理由に入国拒否できなくなり、その上、スタッフ
を大きく入れ替え、女性職員を多く使うようになった。

　　スタッフの若返りで成功した様で、逆にマニラ空港から外され、地方に飛ばされた古参職
員の悪さが話題に、一度旨みを覚え、生活ランクを上げてしまった連中に取って、政府から
支給される給与で暮らせるか、その辺の改善が無ければ難しい。

　　ターミナル１最悪の難所と言えば税関検査場、それに関連する空港職員達で、税関員・
空港警察官・税関警察官・その他空港職員、税関検査の出口で金を無心するのは、税関員
と組んだ税関警察官と名乗る警備スタッフだった。

　　今回アキノ大統領の関税局組織改革で、やり玉に挙げられた関税局長と税関長５４人の
辞表、その中にはターミナル１の税関長も含まれ、急激な人事異動で自分達の悪事が露見
しないか、その辺を心配しの事だと私は考えた。

　　報復的人事はフィリピンでは当たり前、アロヨ政権時代の膿を出すのに、当時冷遇され
ていた半目を使い、カジノ公社の前総裁を追い詰めているのを見ても、新しい税関長はボロ
探しから始めるのかも知れない。

　　　マニラ空港のターミナル税関長と言えば、日本の運び屋さん達とも深い繋がり、この反
動で日本食品関係が入り辛くなり値段も上がってしまうか、それとも商売に成らなくなるの
か、顔馴染みも多いので気になる成り行きだ。

　　今回の改革が成功しても、税関の汚職体質が変わらない限り、一時的なモノにしかなら
ず、逆に荷物検査を煩くするとか、新たな集金システムを作りだす、アキノ大統領のスロー
ガンに「汚職がなければ貧困はない」。

　　汚職がなけれは生活できない公務員と言おうか、それとも汚職がなけれはフィリピン人で
ないとか、選挙の度に金・食料を無心る国民性、この辺を改革しなくては、何時まで経っても
良くなる訳は無く、元を取ろうとする汚職体質も変らないと思った。

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昨日のマニラ湾


　　世の中には自分に似た顔の人が３人、いや、もっと居るのじゃないかと言われ、確かに似
ていると思える人も、ところが自分に似ている話には、そんな事は無いよと言ってしまう、た
だＫＴＶのＧＲＯから良く間違われるのが、纏の出資者で現在は店に出ている社長。

　　最初に間違われたのは数年前、社長が彼女と馴染みのＫＴＶへ行くと、着いたＧＲＯから
チップで１０００ペソ（２３００円）の話し、一緒に居た社長の彼女が絶対に間違いと言いだし、
１０００ペソのチップを上げる人では無いと笑い話になった。

　　当時の私は、ＫＴＶ１軒の払いを２０００ペソ（４６００円）と決め、指名した子がドリンク・延
長を求めなければ、自然と残りは１０００ペソになり、ドリンクを飲もうか何を強請られても、２
０００ペソの範囲なら許し、自分で２０００ペソルールと記事にもして来た。

　　ＧＲＯに取っての１０００ペソは大きく、観光客ならまだしも、在住者で１０００ペソ貰える客
として、ＧＲＯの中で話題になっていたらしく、そこで社長に似ているのは誰、結局私だと言う
ことになり、社長の歳が数カ月下なので、ＧＲＯに聞かれると、兄さんと答えるようになった。

　　この社長が大のウィスキー好き、そこにソシアーリスタの陽子ママ、３人で持参のウィス
キーを飲んでいれば、纏で飲んでソシアーリスタも変らない話題、マラテに暮らす２人の情報
は面白く、世間話や四方山話が情報源になり、ブログの記事にしたこともある。

　　何て言っても２人は飲食店の経営者、時たま、ぶらり、夜回り情報収集より、毎日マラテ
に居る方が正確な情報が入り、無沙汰しているＫＴＶ情報も、社長に聞けば見えて来て、新
しい店や忙しい暇まで、情報通として教えてくれる。

　　昨日最初の話題はマラテの閑古鳥、纏・祭ばやしだけでなく、日系レストランで安い店と
言われる大虎・小虎・つるかめ食堂、これらの店も暇でＫＴＶは輪を掛けて客が居ない、要因
は拳銃による韓国人射殺事件が２件、その上、邦人の拳銃による死へ続いた。

　　僅かな間に３人も拳銃で死んでいれば、在比韓国大使館からマラテは危険と注意喚起、
そのせいか水曜と昨日マラテへ出たが、２２時過ぎは人が全く出てない、韓国人頼みのＫＴ
Ｖやローカルなど、ＧＲＯは手持ち豚さん、狸さん狐さん達が、路上に溢れていた。

　　一件目の韓国人射殺事件は、ソシアーリスタのポーターもしていたフィリピン人で、射殺
した犯人は顔馴染み、二件目は預金を下ろしに行った帰りを狙われた拳銃強盗事件、三件
目は日本人旅行者の拳銃自殺、三件とも良く知っている場所での出来事だった。

　　この三件とも可笑しな事件で、普通なら有り得ない場所と時間帯、日本人旅行者の拳銃
自殺と言われる件も、白昼エルミタの路上で自殺した人は、私の知る限りフィリピン人でもい
ない、自殺するならホテルか何処かでしょうと、陽子ママが言い出した。

　　それだけでなく、二件の射殺事件も疑問が残り、話を聞いて行くと可笑しな事ばかり、長
くなったので、明日に続きます。

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今日のマニラ湾
寒く感じる日々


　　猫を飼うようになって４５日、ペルシャ猫トーティシェルの子猫で雌（キナ）、昔盗まれたの
と同じ種類に一目惚れ、１匹では可哀想と思い、２匹目に雄のトーティブラウン？（ジロー）を
１ヵ月後に購入したら、さすがにキナの方が大きい。

　　日々、キナがジローを追っかけて虐めが絶えないので、暫く別々にして様子を見ようと離
して、間を置いてまた一緒にしたら、雄のジローはキナと渡り合えるまで成長、今の所はチョ
ット大きなキナが優勢、それでもジローが挑みかかり、夜は別々にしている。

　　多少のジャレ合いはストレス解消になるので、見守るだけで手を出さない様にして、スト
レス解消に何が好いか悩み、意外と遊んでくれるのは包装用のプチプチ、でも飽き症な２匹
は直ぐに喧嘩？ジャレ合いを始めていた。

　　　

　　タイトルの抗争勃発は何も子猫の事でなく、違う存在が居れば子猫でも縄張り争いに明
け暮れ、人間の場合は利権や怨念が絡み、一般人でも喧嘩をすることも、ましてシンジケー
トと呼ばれる勢力が有れば、何時抗争になっても可笑しくない。

　　一件目の韓国人射殺事件は、犯人を知っているだけに、大人しそうに見えて意外な展開
で、顔見知りの悪餓鬼が殴られているのを見て、仕方なしに発砲したのか、それにしても可
笑しな内容、もしかしたら悪餓鬼は仲間か、それとも彼らを使っていたのかも知れない。

　　幾ら何でも　顔見知りだけにしては助け方に余裕がなく、殺しても構わない発砲の仕方に
疑問を持ち、色々聞いて見ると被害者韓国人は観光客でなく、長期滞在者でマニラベイマン
ションに住み、彼女は日系ＫＴＶ・ＡのＧＲＯ、仕事は何をしているのか判らない。

　　一説によると韓国カンペ（ヤクザ）か関係者、体格の好い軍隊経験者と聞き、サークルに
屯する悪餓鬼が、携帯電話欲しさで襲うにしては、割の合わない相手に思え、余程飲んでい
て隙を見せたのかと、当初は考えていた。　

　　一昨日纏の社長の話しに、マニラ警察は二件目の拳銃強盗殺人事件を、１件目の報復
と見ていることを知り、それなら携帯電話を盗ろうとしたのも、何か情報を掴もうとして、敵対
する誰かが命じたのかな、それなら辻褄があって来た。

　　在比韓国大使館からマラテは危険と注意喚起に対し、韓国人が反応してマラテに来ない
のも、在比韓国人社会では抗争が知れ渡っているのか、サークル内の新ビルに、新しくオー
プンした韓国レストランや、周りのデスコ２軒とポーカー２軒も韓国系だ。

　　それだけでなく、韓国系飲食店やグロサリーなど、あらゆる業種に韓国系が多く、韓国カ
ンペ組織が多数存在するのは知っていたが、フィリピン人を配下にしているのか、１件目の
射殺で使用された拳銃は高価で、フィリピン人が持てる代物でないという。

　　元ソシアーリスタのポーターが持っていたにしては可笑しく、警察は韓国カンペに持たさ
れていたか、殺すために用意されたか、どちらにしても偶発の事件でないと見ていて、陽子
ママにそこまでするのか尋ねたら、女房・子供を考え貧窮すれば、有り得ると話していた。

　　抗争勃発なら終結したのか、それとも冷戦状態で長引いているのか、韓国系の店や韓国
人御贔屓の店で閑古鳥が鳴き、トバッチリで日系も客は少ない、マラテの評判はますます悪
くなると思った。

　　明日は四方山話第３話、潰れた店と新しく開店する店の話を書きます。続く

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昨日のマニラ湾
久々に素晴らしい夕焼け


　　ブログ記事の連日連載記録１３７０日、１日１記事なので続いていて、ネタが有る日に何
話も書けば、連載記録なっか続かないはず、そう考えると私の記録も作られたモノかも、た
だ、このペースで記事にして行けば、来月の今頃は１４００回、先ずは目標にしています。

　　１日に仕入れたネタで３話、今回、四方山話にしたのは話題の中に憶測もあり、もしかし
たら違う話も出て、閑古鳥でも「うちの店は忙しい」とか「入った店が満席」、韓国人同士の抗
争にしても、警察関係者からの又聞きで、捜査力を考えれはウヤムヤになりそう。

　　今日の閉店と新開店は現実の話で、四方山話で紹介するのは馴染めないし、名前を出
して誹謗中傷する気も無いが、趣向変えしたオリジン東京と、閉店した焼肉本舗は、初めか
ら長続きしないと察し、潰れるのも時間の問題と思っていた。

　　先ずはオリジン東京が旨く行かなかった理由、低料金で出す日本風料理に個室ファミリ
ーカラオケ、バケツに入った６本のビールに料理付きで３〜４００ペソ、この料金でエアコン
の無い路上の店と張り合えば、間違いなしに客は流れると、日本橋亭・アップステージグル
ープの社長は考えた。

　　ここまでは良かったが、店の作りはチグハグ、外から見えなくした１階は、中へ入れは雰
囲気も無い社員食堂の作り、マックやジョルビーの真似をしたのでは、あの辺で通用するは
ずもなく、メニューにしても次第に簡素化され、面白みが無くなってしまった。

　　その上、体育会系軍隊式の社風は社長の一声、水商売に欠かせないファジーさがなく、
客とスタッフの交流を疎外し、馴染みの客を作り難い雰囲気、個室ファミリーカラオケにして
も、人数分でなく部屋の大きさで料金を取るシステムにした。

　　３人で行っても空いてる部屋が６人用なら６人分、可笑しくないかと社長に聞いたら、他の
店のシステムを調べて、他も取っているから、客に違和感はないという、ま〜私は利用する
気も無かったので、それならやって見なさいとサジ投げ、それ以上話をするのを止めた。

　　私も日本で個室カラオケを経営した事も有るが、部屋の大きさで料金を取れるのは客室
の有る大型店、オリジン東京の規模では客待ちばかり増え、部屋の回転など機能しようが
なく、料金が高くなれば、リピーターは増えることはない。

　　店の営業方針に対して店長ですら提案できず、暇でも構わないで営業を続けてしまう雰
囲気、ウッカリ間違って客を大きな部屋へ入れたら、差額は罰金で取られてしまう、これでは
待っている客に対し、何かして上げようとは誰も思わない。

　　今回、コスチュームクラブバリバリと趣向変えてオープン、ＧＲＯの尻を叩くのが旨いので、
此方の方が好いかも知れないが、カラオケの個室を利用して、ＹＯＫＯの低料金を狙ったの
かも、上手く行く事を祈るしかなさそうだ。

　　もう一軒はマビニー通りの焼肉本舗、日本で同名で焼肉屋を経営している人が、オープ
ンしたのが２年前か、経営者曰く２年間で１億円つぎ込んだという、全く人気が出なかったの
は味が悪い訳でなく、料金と明細が不可思議だった。

　　チャンとした明細を持って来る訳もなく、クレジットで払おうとしたら、嫌な雰囲気を感じ、
内心フィリピン的誤魔化しかな、差額を懐に入れるシステムが有りそう、元々値段の安い店
では無いので、割高に感じた人は２度と行かない。

　　この店が閉店するのを、待っていたと言うと語弊が、この場所を欲しがっていたのは日本
橋亭・アップステージグループの社長、早速買取って近日中に内装を始め、早くて１１月か
遅くても年内に、５２６・９３０を意識したＫＴＶをオープンしそう、これは面白くなると思った。

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今日のマニラ湾
寒々とした曇り空


　　マニラ暮らしで良く聞かれる質問は何時も何を食べてますか、朝食抜きで昼食はランチタ
イムぎりぎりに、ラーメン屋・中華飲茶・和食・韓国料理、夕食は酒のアテ程度の物を食べた
り、食事をしたとしても簡単な物しか食べない。

　　簡単な物を食べる夕食で、この頃何となく自分で料理するのに嵌っていて、と言っても自
宅で作るのでなく、行った先で作れる店を選び、その中では鉄板焼の岸田や、韓国焼肉の
ゴキシップ（ＧＯＫＩＺＩＰ）へ行く回数が増え、今は新しい店も探し始めた。

　　最近見付けたのでは、ジージボコボの新しい建物、セブンイレブン隣に出来た韓国式焼
肉ＨＷＡＲＯＩＮ（火爐人）、ゴキシップと殆ど変らない内容、違いは炭？焼きと電気ロースタ
ー、薄切りの牛肉の方はゴキシップかな、豚肉のサンギョプサルとキムチはＨＷＡＲＯＩＮ。

　　

　　

　　決定的な違いは焼酎とマッカリ（マッコリ）の値段、ゴキシップより５０ペソ焼酎は安く２００
ペソ、マッカリも１００ぺソ安い３００ぺソ、税サービス込みなので、２５０ペソのサンギョプサ
ルを食べて、焼酎を１本飲んでも４５０ペソ、約１０００円とコスパも好い。

　　スタッフに焼かせなければ、自分の好きな様に調理でき、オーバークッキングにもなら
ず、食べるスピードに合わせ、徐々に焼いて行くので、焼き立てを美味しく食べられ、冷めて
しまうことも無い、のんびり酒を飲みながら焼肉をツマム、これはこれで気にいっている。

　　もう一つ嵌っているのは鉄板焼岸田のチャーハン、これはスペシャル・メニューになるの
か、どちらかと言えば手作りメニュー、岸田のメニューにチャーハンはなく、御飯と鉄板焼の
具で勝手に作り、今のところ私しか作って食べる人はいない。

　　　
　豚キムチチャーハンと鮭チャーハン

　　このチャーハン、コスパの良さは驚くばかり、一番高くなるのは豚キムチ・チャーハンで、
約２人分の食材は２５０ペソ、サービス料を入れて２７５ペソ（６３０円）、安いのはアスパラベ
ーコンやえのきベーコンの１００ペソ、これで作ると１６５ペソ（３８０円）で２人分作れる。

　　この他、食べ残した具も入れてしまえば、シンプルなチャーハンから、豪華な物へ変わっ
てしまう美味しさ、自分で作るので不味い訳はなく、塩・胡椒・醤油は揃っているのと、お好
み焼き用の青海苔・鰹節も有るので、チャーハンを作るのに助かっている。

　　韓国焼酎やマッカリを飲みたければ、韓国式焼肉屋へ行き、持参のウィスキーを飲むな
ら、中華料理屋か馴染みの日本レストラン、飲みたい酒で夕食を選ぶ時も、昨日、岸田で作
ったえのきベーコンのチャーハン、手作りチャーハンの中でも最高の出来と思った。

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今日のマニラ湾
曇り空でスモックも


　　デビソリヤのＬｕｃｋｙ Ｃｈｉｎａｔｏｗｎ（美加廣場・ＬＣＴ）に在る珊珊医療美容中心（Ｓａｃｈ’ｌｙ
Ｄｅｒｍａ ＆ Ａｃｕｐｕｎｃｔｕｒｅ Ｃｅｎｔｅｒ）、ここへ毎週月・木と通い出して約一ヶ月、日本滞在中
を除いて、今まで７回鍼治療を受けた。

　　治療方法は日本の鍼灸院と違い、長い中国鍼を深めに刺し、計３０本ぐらいしか鍼を刺
さない、日本で鍼治療をした時は、短くて細い針を何十回も同じ所に刺されたりして、鍼で神
経を刺激するように見えたが、こちらはズバリ患部に打ち込まれる。

　　当初の不安は長い鍼を刺され、何か問題が起きないのか、別な所に刺さってしまい、そ
れが要因で違う病気でも呼び起さないか、日本なら浅く刺されるので、マッサージを受けて
いるのと変らないが、ここでは鍼治療の言葉が的確に理解できた。

　　治療してくれるのは、中国・南京に留学し鍼灸治療の資格を持ち、ソウル・東京にも滞在
経験のあるＤｒ. Ｐｈｉｌｉｐ Ｔａｎ-Ｇａｔｕｅ、この話を昨日、元祖ジャピーノや義弟にしても、卒業
証書や医師免許証が本物なのか、フィリピンだもの信用できないと笑われてしまう。


南京で高級研修参加記念写真

　　そこで彼を調べて見たら、驚いたことにＴＶにまで紹介され、昨年の１２月にオープンした
珊珊医療美容中心の看板医師、それまで鍼灸治療をしていた２軒隣の店は、彼が治療を始
めると、殆どの客を取られてしまい、今では５０％ディスカウントの看板を出している。

　　

　　ムーミン見たいな風貌をしていて、何だ有名な鍼灸医師だったのか、確かに軽い心筋梗
塞か狭心症見たいな表情が出て、大崎の東京ハートセンターで心臓の立体写真を撮って貰
っても、何ともないと言われていた。

　　ところが彼に凝っている所を言うと、そこを手で押しながら心臓に問題ありそう、この言葉
には驚いてしまう、現代医学最高峰の立体写真を撮り、それを日本の心臓専門医が見ても
判らないのに、彼は患部を触っただけで心臓に問題が有ることを指摘した。

　　古代中国発祥の鍼治療に驚き、彼の力量に驚嘆、最初の２回は肩凝りを中心に治療を
受けたが、心臓の周辺に問題が有ると判ると、後は心臓と凝りを中心に治療され、それまで
不意に起きていた胸焼け・息詰りが起きなくなった。

　　圧巻は一昨日の月曜日、如何しても取れなかった肩凝りの要因で、肩に出来た大きなし
こり、そのしこりに鍼が刺さって、身体の中で砕けてしまうのを実感、左肩のしこりは取れて
しまったのか、肩を廻しても違和感はない、右肩は残っているので比べられた。

　　ブロ友でもある友人を紹介したら、貴方は漢方の方が良さそう、調法して上げるので飲み
なさいと勧められ、その漢方調法も漢方薬局を紹介する商売でない、人に合った治療を的
確にするのに驚き、私にとって好い鍼灸医師を見付けたと思った。

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