東京滞在につきマニラ湾風景
もし現在の状況でマニラの病院に滞在していたら、東京へ一度帰ろうと考えたと思う。本当に病で苦しい時は、コネか馴れ親しんだ東京の病院を探す。そしてクレジットカードの保険に適用されなくても、自腹でも帰って来ただろう。
旅行会社時代から海外旅行保険の重要性を理解し、国民健康保険の良さを感じていたから。先ずは海外生活に疾病保険の必要性、次に帰国するための費用が大切だと、高額な年会費を払い続けてきた。
果たして、この考えが正しかったのか。例え保険によって費用的な負担は無くても、安心感や信頼感を海外の病院へ、持ていたか考えてしまう。治療が旨くいっていても、何だかんだと理由を付けて、帰国した可能性は高い。
この病院へ緊急入院して、治療で抵抗しているのは、輸血するのかしないか。大量出血でヘモグロビン6.3g/dl(一般男性13.0〜16.6g/dl)、赤血球数190万μl(一般男性430〜570万/μl)、2つの検査で半分以下の数値、直ぐに輸血が必要と言われている。
昨日行われた大腸検査の内視鏡で、憩室や他の所の出血は確認できない。あれだけ出血したのに、切れている所が確認できない。今日の昼食から御粥を出され、問題がなければ週内に退院できそう。ただ、大きな問題は、最後に輸血をするかしないか、今朝の血液検査で決まりそうだ。
先日のニュースによると、輸血の検査を潜り抜け、HIVに感染した献血者の血液が。患者2人に輸血され、1人は感染して、もう1人の患者は、感染していなかったニュース。交通事故どころか飛行機事故より確率は低くても、HIVと聞けば躊躇ってしまう。
日本ですら輸血と聞いて、これだけ悩んでしまうことを考えれば、献血より売血が多い国での治療。HIVの検査目的で献血する話は、日本だけのことでない。海外疾病保険があったとしても、安心感を考えれば日本で良かったと思った。
追伸、内視鏡検査良好、数日で退院日が決まるかも知れません。
現在 80時間、点滴だけで絶食中です。
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マニラ暮らし、海外での輸血が心配「フィリピン・マニラ」
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