今朝のマニラ湾
デビソリヤのLucky Chinatown(美加廣場・LCT)に、鍼治療(acupuncture)が在る
ことを知り、今週の月曜日に初めて治療を受け、一昨日の木曜日は二回目、前回の治療で
効き目を感じ、二回目になると鍼を打つツボや治療方法を理解して来た。
効き目を一番感じるのは体のだるさに酔いの早さ、と熟睡度を一度目で感じ始め、一昨
日の治療ではだるさを感じるけど、徐々に正常になって行くのか、首周りのコリが軟らんで
来ているのを自覚、一日一日解れていくのが判る。
日本の鍼灸院にも何度か通ったけど、これ程早く効き目を感じるのは初めて、当分は月
曜・木曜の週二回の治療にしようと、医者と相談して決めて、来週の月曜日も予約を入れた
が、鍼治療のローティションは週2日になっていた。
所属している医者は月木・火金・水土に分かれていて、曜日によって医師は代わってしま
う、月曜に治療したら次は木曜、鍼治療を考えれば効率好いのか、治療した後の2日は間を
置き、身体の回復を促している様に見えた。
治療方法は日本と大きく違い、長い中国鍼をツボに深く刺し、そのまま15分〜20分置く
と、身体の抵抗力・免疫力で鍼を押し出そうとする力で、コリを解そうとする様に見え、電気
を消され待つ間、ツボへ刺された鍼に身体が反応していた。
日本の鍼灸院で何度も鍼治療を受けたが、もう少し深く打って貰いたい、そんな気分にな
るほどもどかしい、それに比べ長い鍼を深く刺すので、鍼を何か所も刺されるより効き目は
大きく、ピクピクと痙攣する身体に初めは驚いた。
治療方法は、最初は仰向けに寝て、片足に4ヵ所・片腕に4ヵ所の計16ヵ所、その内、足
と腕の2ヵ所は深く刺され、ここが一番のツボかと、何となく納得してしまう説得力が、20分
待つ間に腰まで効き目を感じてしまった。
うつ伏せになって片足2ヵ所、腰4ヵ所・首周り4ヵ所・片腕2ヵ所、計16ヵ所打たれて15
分間待ち、蝋燭とガラス器具を使った療法で20分間、1時間チョットの治療がコースになっ
ているのか、料金は1280ペソ(3千円)。
治療する医師のことを聞いて見たら、彼らは華僑の子弟が多く、中華街ビノンドに在る中
国系の医療大学出身、北京や上海へ留学経験もあるので、フィリピンと中国の医師免許を
持ち、報酬などは他の病院と変らないという。
フィリピンの病院・診療所は、医師を雇用するのでなく、契約と言うより場所貸し、その医
師に人気が無ければ、常連の患者(客)は付かないので、自然と淘汰されてしまう、長期間
所属しているのは、好い病院ほど腕は確かだった。
鍼灸師と医師は違う日本、ここフィリピンでは医師免許を持たなければ、鍼治療をする事
は出来ない、入口に医師免許を写真付きで張り出し、何となく安心して受け易く、中国系の
医療大出身と聞いて納得した。
外見だけ見ると女性専門のスパ、午後2時過ぎからは鍼治療、日本では考えられない組
み合わせ、好い歳の男性は入り辛い雰囲気、それでも好い所を見付けたと思った。
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マニラ暮らし、中国鍼は効く・キクー「フィリピン・マニラ」
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