今朝のマニラ湾は雨
マニラ暮らしをしていると必ず聞かれるのは生活費、答える前に聞いた相手は先入観を
持っていることも、その殆どが5〜6万円か高くとも10万あれば、実際の金額を教えると、贅
沢して暮らしていると思われてしまう。
この先入観の違いは日本と比較してのこと、日本の常識で判断すると、最低賃金が一般
人の基準になり、最低賃金500ペソ(1100円)なら倍の1000ペソ(2200円)、外人だか
ら3倍あれば生活していけると、聞く前から答えを出していた。
果たしてマニラ暮らしは幾ら掛かるのか、私の生活で無駄な部分を省き表すと、コンドミ
ニアムを持っていても、管理費などで5千ペソ以上払い、部屋を借りれば2万ペソでもワンベ
ットルーム(1LDK)、電気・水道・ガス代で5千ペソは掛かる。
部屋を持っている人で1万ペソ、部屋を借りれば2万5千ペソ、退屈凌ぎにインターネット
を電話回線付きで申し込むと、最低でも1680ペソ、部屋の掃除や洗濯など、メイドを雇って
7〜8千ペソ、雇わなくても洗濯屋に出すと3〜4千ペソは掛かる。
食生活を先ずは自炊するとして、ジャポニカ米を何にするか、フィリピン・中国・米国・台
湾・韓国・日本産から選ぶ、この順番で値段は高くなり、安いのはキロ100円、高い日本産
になると6〜700円、私なら最低でもカルフォニア米以上を選んでしまうが、韓国産でも日本
の一番安い米より幾分安く買える。
調味料は現地の物で使えるのが砂糖・塩・味の素、その他の物は日本から運び屋が持
って来て、マニラの販売価格は定価の1.5倍から2倍、肉類は牛肉に関してだけローカルを
避け、ニュージランド・オーストラリア・米国産から選ぶ、鶏・豚肉は有名スーパーで買えば、
それ程品質の悪い物はなく、日本と比べると3分の1から5分の1。
ソーセージ・ハム類もローカルは添加物が気になり、やはりS&Rなどの高級スーパーで
買うことにしていて、この辺も日本と比べれば安い、ただ、野菜類の品質は悪く、特に葉物で
使える部分は、買った日で7〜80%、数日置くと半分以下しか使えない。
生鮮食品は日本と比べ安いのは確かだが、売られる単位がキロなので、買っても全部使
える物でなく、大抵は冷凍庫の中で朽ち果ててしまい、1人暮らしなら無駄と考え、外食を繰
り返すのがマニラの日々だった。
こと外食になると、日本から進出したラーメン屋は、日本よりマニラの方が高く、日本料理
は全て高級か、安いのはナンチャッテのモドキ、韓国料理にしてもソウルで食べるより高く、
頼みの中華料理も、一品一品の量が多過ぎて、4〜5人で行って1人5〜600ペソ。
1人で行けば持て余して高く付くのが韓国・中国レストラン、最近ローカル化して来たUC
Cで、カツカレーとアイスコーヒーを頼むと千円、たなべのランチが何だかんだで800円〜9
00円、日本橋亭やこころラーメンのランチは700円前後。
安い所では祭ばやしやラーメン1番館のランチで400円〜500円、私が食べるランチは
この辺まで、ここいら辺より安いのはナンチャッテのローカルが多く、日系のレストランで食
べるなら、ランチだけで月に最低2万円は出て行きそう。
夕食を食べに行っても1人1500円〜2千円、馴染みの店へ酒を持ち込んでも千円は掛
かり、月の食費だけで6〜7万円、治安を考え自家用車で移動すれば、運転手とガソリン代
で5〜6万円は出て行く、KTVへ行かなくても、これだけで16万円以上は月に掛かる。
例え全て自炊にしても、日本人が食べられる品質の物を買えば、最低3〜4万円の出費
で、食料品が安いはずのマニラで日本と変わらないのは、日本人が食べられる調味料や、
日本で売られている食品と、似たような物を選んでしまうからだ。
品質に拘る日本と比べること事態が間違いで、マニラ品質と大家族の生活を考えると、
売られる量の多さは仕方ないこと、核家族が進んだ日本人の感覚で、日本並みの生活を考
えたら、マニラでは1.5倍掛かるかも、好いのは運転手がいるので、夜遅くまで酒を飲みに
行けることぐらいしかないと思った。
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マニラ暮らし、生活費は幾ら掛かるか「フィリピン・マニラ」
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