昨日のマニラ湾
ダイヤモンドホテルと夕日
7月11日に家内が日本から来るので、通いのメイド18才をメイド部屋に泊めることにし
たら、2日目の夜に家内から何か言われ、酔っ払っていたので、何を聞いたか上の空で寝て
しまい、翌朝に、昨日の話如何するのと聞かれて戸惑う。
チャイナタウンで鍼治療をするようになってから、血の周りが良くなったのか、以前の半
分の酒量で酔ってしまい、フラフラになって帰宅する事が続き、そんな時に何か言われても、
覚えている訳は無いし、例え約束したとしても忘れていた。
何の事か判らないので黙っていると、あの子の御父さんて何歳なんだろう、最初に会った
時に一緒に来ていたのが祖母なら、母親の歳は30後半か40前半、父親の歳になると歳の
差カップルが多いので、全く見当が付かないのがフィリピン。
家内は何を心配しているのか判らず、話を聞いていると、メイドの父親が急死したらし
い、父親はメイドが住むタギックでなく、郷里のビコールに暮らしていて、タギックから入った
TEXで父の死を知ったようだ。
ブログの更新で忙しい最中、死んだから何なのか考えられず、その内メイドがやって来
て、あ〜給料が欲しいことは察し、1日〜15日までの給与2000ペソを渡して、帰って来て
半月の食事代1000ペソを渡すことにした。
メイドが家内に言ったのは22日まで休みたい話、それを如何するのか聞かれていたよう
で、22日は家内が日本へ帰る日、出来れば20日までに帰ってきてくれたら、そんなやり取
りの後、メイドはタギックへ帰って行った。
半月分の給与しか渡さなかったのは、こう言う話で辞めてしまうフィリピン人は多く、特に
両親が死んだ話は、後から嘘がばれてしまうので、半数の確率で帰って来ないと思った方
が無難、例え本当の話でも家族に取られるのが関の山。
例え2ヶ月でも働いたので、帰ってくれば食費プラスで幾らか上げる心算、逆に父親が死
んだので辞めますなら、香典を上げているはず、それでなくても有給で休みを上げたので、
務めたばかりでは悪い扱いではない。
ここで困るのは本当に帰って来るのか判らないこと、辞めると言ってくれたら、次を探せる
けど、父親の葬式に出るので休みなら、次を探して辞めさす訳にも行かない、普段からコミュ
ニケーションが薄いので、性格とか何を考えているのか、全く判らない子だった。
コミュニケーションが取れないのは、公立高校を出たばかりのメイド、英語は理解するよ
うだが、フィリピン式発音しか判らず、タガログ語にしても、正規の発音しか受け入れられな
いようで、ナンチャッテ・タガログ語と英語ミックスのタグリッシュでは通じない。
KTVのGROの場合でも、業界新人で田舎から来た子は、私達が話すタガログ語は理解
不能、これが判る様になるのに半年は掛かり、その頃には新鮮味はなく、セミプロのGROに
なっていて、通う気も無くなってしまう。
メイドはメイドなので、言葉を理解してくれるには1年は掛かるかも、帰って来るのか、そ
れとも、このまま辞めてしまうのか、色々な線で探りを入れていたら、昨日20日には帰れそ
うと、紹介者へ連絡が入った。
そのことを家内に告げると、知らせが入った後メイドは、部屋の中で泣いていた話を言わ
れ、嘘で泣く事も無いだろうから、家内は帰って来ると考えていたようで、10数年マニラで美
容室を経営し、フィリピン人を雇用して来た経験と勘は、伊達で無いと思った。
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マニラ暮らし、18才メイドが泣いていた「フィリピン・マニラ」
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