東京滞在中でも懲りずにマニラ湾風景を載せてます。美しいと思った人、思わない人でもフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。(笑)
今回の帰国中シリーズは、フィリピンなら生活費が安くて済む、経済ジャーナリスト岩崎博充氏の記事が、経済総合(プレジデント・6月19日)に載る、「タイやフィリピンのような物価の安い外国で暮らせばいい。生活費4万〜5万円で普通の生活ができますよ」。これに反発した訳でなく、日本人の常識になっているのが耐えられない。知人や友人に「お前は楽なところに住んでる」、日本で稼いで月4〜5万円の生活費なら、墓へ金を持って行くのかと誤解されそうだ。
昔、先輩に言われた言葉で、お前ならハワイやモナコ、地中海の都市で暮らせば好い。何も治安が悪く問題の多いマニラへ、すき好んで暮らす必要はない。それとも事業に失敗して、生活が苦しくなったのかと聞かれてしまい。マニラでの生活費を話したら、ドブに金を捨てているのかと笑われた。また、子供の頃から一緒に育った従弟に、「兄さんマニラの生活費は10万有れば十分でしょ」と言われ、「馬鹿野朗、10万で暮らせたら暮らしてみろ」と怒鳴ってしまった。
何回もマニラへ遊びに来ている従弟でさえ、4〜5万は無理でも10万なら暮らせると勘違いする。その要因は何なのかと考えたら、フィリピンには生活環境の違う世界がある。日本でも勝ち組・負け組の階層が大きくなって、二極化三極化されていると言われる。一億総中流階級と言われた時代は、バブル経済崩壊後終りを告げたと感じる。その辺を旨く乗り切った人と、その後のITバブル崩壊でも生き残った人が勝ち組かも知れない。
それに対してフィリピンは、生まれた時から階級が決まっている。これを打ち破って一つ上の階級へ上がれても、二つ三つ上の階級まで上がれない。例え三つ上の階級まで上がれたとして、スクワッター(無断居住者・不法占拠者)には変わりない。せいぜい不法占拠地に自分の家を持てたぐらいしか変化はなく、ピラミッド階級の下層部分からは抜けたと言えない。そして日本人が接するフィリピン人は、殆ど全て下層階級と言えよう。
フィリピン人の80%は銀行口座を持ってない、と2年前のニュースを思い出す。口座維持に必要な預金1千・2千ペソの金を、余裕で預けていられない人達が下層階級と思う。金を家族へ送るにしても、銀行間で送金(入金)したら、15ペソか高くても2〜30ペソ。送金会社を利用したら100ペソ200ペソ掛かるが、給料日の翌日は送金会社の前に列をなす。
そんな彼らが医療保険などに入れる訳はなく、病気になっても最低限の薬しか買えない。そうなると医療保険は割高になり、日本より保険代は高くなる。老後生活費月27万円の中で、医療保険が占めるのは月1万4827円(年17万7924円)。マニラで疾病の付いた保険に入れば、満足なものは年20万以上する。それでいて特定疾患や障害者認定など、医療費を軽減する方法は全くない。
また、住居費として月1万4546円にしているが、平均的な高齢者は家持か、住宅ローン完済したと計算されている。掛かる費用として管理費や修繕費なら、月1万4546円も理解できる。マニラでコンドを買っても、似たような管理費が掛かる。借りる場合治安を考えたら、5万円〜10万円の部屋なら夫婦2人で暮らせそうだ。
ま〜日本の家を他人に貸して、その分でマニラに部屋を借りるなら借りられるはず。また、コンドを購入するとしても、利便性や治安を考えれば、日本と比べても決して安くない。住居費だけでも4〜5万円のランクのコンドが、普通の生活をする限界と思った。
日本で暮らす老後の生活必要資金(月間)27万円で、もしマニラで暮らすなら、どんな暮らしができるか。明日へ続く
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