早朝のマニラ湾
ラマダン(ラマダーン)・断食明け祭(Eid Ul Fitr)の今日を、フィリピンの大統領府が特
別休日へ発表したのは先週で、毎日が日曜みたいな生活をしていると、フィリピンの祝日な
んか気にならないモノ、ましてイスラム教なら馴染みはない。
フィリピン・ミンダナオ地方にイスラム教徒が集中している様で、政府発表は人口の5%と
か、90%がキリスト教徒の国にとっては、いつになるか分からない休日、それにしても先週
正式に発表されたのを見ると、どうでも良く見えて来た。
そこでラマダンに付いて調べたら、2013年はヒジュラ暦(イスラム暦)1434年、ラマダ
ンが始まるのは7月10日、終わるのは8月7日なので、本当ならEid Ul Fitrは8日になる
はず、フィリピンの9日は金土日を3連休にするために見え、あれほどアキノディーに拘って
いた大統領も、この日だけは適当に処理している。
ヒジュラ暦は日本の旧暦(中国暦)なのか調べて見たら、似たような太陰暦でもあるが、
1年を354日で計算するので、1年に11日ずつ太陽暦とずれて行き、来年は7月28日が
断食明け祭、毎年11日繰り上げて計算すれは簡単に判る。
人口の5%しかいない上、ミンダナオに多いはずが、マニラで信じられないくらいイスラム
教徒と出会う、一番多いのはコピー品を売る女達で、ロビンソンを始め至る所でイスラム的
服装で御目に掛かり、彼女達のしつこさに辟易することも有った。
マメに働かないフィリピン人に毎日接し、信用できないフィリピン人も多い中、私の見る限
りイスラム教徒は別格な存在、ロビンソンでコピーの時計を買い、1週間ぐらいで壊れたので
持って行くと、一言も言わず交換してくれた。
同じロビンソンに出店しているフィリピン人から、中国製タブレットを購入したら、保証期
間7日と言われ、3日目にWifiをキャッチしないので持って行くと、キリスト教徒の方は中々
交換してくれない、何だかんだと文句を言って交換して貰ったが、この辺の違いもある。
それとミンダナオのイスラム教徒は、貧困層の代表みたいに言われていて、宗教の違い
も重なり、毎日イスラムゲリラと国軍・警察との戦闘が続き、死傷者の数が載るニュースに毎
日接していると、イスラム教徒は貧困層の集まりで戦闘的、怖い存在に見えてしまう。
ところが私が接するイスラム教徒は、誠実な商人や両替商、デビソリヤでも随一華僑と渡
り合えるフィリピン人、そんな彼らの大切な祝日を、関わりが無いので忘れていたら、トバッ
チリ?、木曜なので鍼治療へ行くと鍼医は休みだ。
来週の月曜日と言われても、マカオ・香港旅行で私が来れない、木曜から4連休で旅行
にでも行くのか、治りかけた肩凝りも治療が2週間無くなる災難と、今日は早朝からイスラム
教のコーランで起こされてしまった。
早朝7時 10時の光景
イスラム教徒の祝日なら、ロハス通りのモスク(黄金のウンコ型)へ行っているのかな、と
思っていたら、何と自宅コンドの前に在る集会・催し会場を借り切り、夜明け前からコーラン
の歌?御経?経典が鳴り響き、それが朝8時まで続いた。
キリスト教徒の国で体験するイスラム教徒の祝日、会場に集まる服装を見ると、馴染め
ないだけ異様に見え、特に女性の服装には、美より怖い物を感じてしまう、偏見かも知れな
いが、フィリピーナにイスラム教徒の服は、似合わないと思った。
海外生活は4位、フィリピン情報は2位へ後退、皆様の応援クリックを
宜しくお願いします。
明日の記事を書く励みになりますので、ランキング応援のクリックを
今日もお願いします。
↧
マニラ暮らし、ラマダン開けの休日「フィリピン・マニラ」
↧