昨日のマニラ湾夕昏と今朝を載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。(笑)
今年の四月に東京・両国の自宅から、元の墨田区菊川の自宅へ戻った。このときは事務所や倉庫の荷物も有ったので、2トンロング5~6台の量を運んだことになる。2度と引っ越すことはないはず、と思いつつ無駄なことをしてしまったと後悔している。
何が無駄なのかというと、引っ越しで家具を運ぶ事だ。同じ間取りなら未だしも、間取りは違うのに前の家具を使おうとする。例え冷蔵庫にしても、台所のスペースが変れば、同じ物が使えるとは限らない。まして事務所に在った物など、仕事が変ってしまえば、例え何かを始めるとして、必要な物は少ないはずだ。
理想の引っ越しと言えば、全ての家具を処分して新しい物を買う。何か勿体無いと感じる半面、そうすれば新しい部屋を無駄なく使える。現にリサイクル業の友人から、家具一式を引き取り、間取りに合った家具を購入する客がいると聞いた。
リサイクル業者に家具を全て売り払い、中古の家具を間取りに合わせて購入する。こうすると無駄なような気もするが、スペースの有効利用になるし、差額は引っ越し代を考えれば大きな出費にならない。
引っ越しに対しての感覚は、国によって代って来る。香港やシンガポールの高級マンションなど、家具類の移動はない。購入しようと物件を見に行くと、前住人の家具が全て置いてある。捨てるか使うかは購入者の判断で、大抵は全て捨てて自分の好みに替えてしまうようだ。
この感覚は店舗でも変らず、同じ飲食店でも前の内装を利用しようとする日本。逆に全て壊してしまおうとするのは、内装費が安いか高いかで決まるようだ。川崎レストランが開店したのは去年の11月、それまでの丼ぶり屋を引き継ぐ形で始めた。
初めて知った日のことを、今でも忘れない。川崎からマニラの携帯へ入ったTAXの文面は、「小さな店をやってます。リノベーションもして無いので色気の無い店ですが、是非お立ち寄りください。Dondon jap resto 7563santillan st. Pio del pilar makati city.」。このTAXを受信したのは、大腸憩室出血で入院(東京)している病室だった。
病み上がりでマニラへ12月6日に帰って来て、川崎の店へ行ったのは8日、出された料理や店の雰囲気を見て驚いた。この店は長くても数ヵ月、早ければ来月まで持たないな。本人も客を呼べる体制でなく、何か好い仕事が見付かったら、働く話をしていた。
触らぬ神に祟りなし、潰れるまで知らん顔しようと決めたが。猫好きさんのブログ記事を見た、パサイのブロ友から連絡が入り、川崎がまだ営業していることを知る。そこから内装費を出資して上げる話に発展し、2月から内装を始めた。ここで大きな間違いをしたのは、既存の内装を利用して、僅かな金をケチってしまったことだ。
カウンターの内側が広過ぎるのは、何となく気なっていたが。私が出資することを決めたころは、1日の売り上げは3000ペソ~5000ペソ。最低1万ペソの売り上げが無いと、営業して行くことは難しい。それらを考えれば、出資する金額も決まってきて、カウンターまで資金が回らない状況だった。
先ずは最低限の内装と、ストックの冷蔵庫に調理器具を揃える。それまでの丼ぶり物を出す店から、洋風居酒屋に雰囲気を変えた。詐欺みたいな内装屋に騙されなければ、思い描いていた雰囲気と、ある程度の料理が出せる店へ変貌していたと思う。今回の改装は、2月に始めた内装の続きだ。
店と言う物は生きていると感じていて、何処で手を掛けて上げないと、死んでしまう見極めが大切だ。たった9ヵ月の営業でも、仮内装状態ならボロボロになるのは早い。使う頻度の高い場所や、見栄えで金を掛けないとイケない場所がある。
その辺の拘りとメンテナンスをしないと、店の雰囲気は保てない。小さな綻びが雰囲気を壊し、店のイメージを損ねてしまうことを、知らない経営者が多かった。話しは長くなって来たので、明日か明後日に続く。
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マニラ暮らし、川崎レストラン改装までの経過 フィリピン
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