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海外の移住先を決める中で重要なのは、物価上昇率と為替かもしれない。今回ソウル・明洞で驚いたのは、5千ウォン(515円)で食べられるランチが少ないことだ。ランチの定番としては、コムタン・サムゲタン(参鶏湯)・冷麺・キムチチゲ・豆腐チゲなどがある。
この中で冷麺・キムチチゲ・豆腐チゲなどは、5千ウォンで食べられた。今では冷麺は8千ウォン、キムチチゲ・豆腐チゲでも7~8千ウォンしている。8千ウォンのコムタンは1万2千ウォン、9千ウォンのサムゲタンは1万5千ウォンまで上昇していた。
7~8年で物価は150%~160%、国のウォン安政策に乗って上昇してきたが。昨日の円レートは1万円/9万7200ウォン、数年前の16万ウォンと比べたら、40%円の価値が落ちている。16万ウォンでなくとも14~5万ウォンのころ、韓国へ移住した人なら、月20万円の収入を韓国ウォンで計算すると、13~4万円の価値しかならない。
急激なウォン高に苦しむのは韓国でも一緒、ウォン安のときに上昇した賃金は、ウォン高になっても物価は上昇しているので、下げる訳にはいかない。ドルベースでの賃金は上昇しすぎて、韓国国内は疲弊し始めた。大企業は海外移転や人減らしで凌げるけど、中小や個人経営は破産へ向っている。そしてウォン高で一番苦労するのは、円収入で生活する日本人移住者だと思う。
フィリピンの場合、韓国ほどではないが。一時の円高時代に、20万円で暮らしていた人は、当時なら20万円は10万ペソを下回らない。現在では8万3千ペソまで落ち込んで、10万ペソ以上の生活に慣れた人は、円安に耐えられず帰国を考え始めた。物価上昇と円安のダブルパンチの弊害は、韓国・フィリピンとも似たような状況だ。
老後の移住先を考えるなか重要なのは収入、年金収入に頼る移住者も多いので、円安は切実な問題になる。私の場合でも例外でなく、家賃収入と言っても、建物が古くなれば家賃相場は下がるしかない。その上、新しいマンションができれば、賃貸者は新しい所へ移動し始める。そうなると空部屋率が高くなり、安定収入は遠い昔の話になりつつあった。
ある程度の数を持っているので、直ぐに困るわけでもないが。毎年家賃収入は確実に下がり、物価は確実に上がっていくのが現実だ。物価が安いだけで海外移住を考えたら、大きな間違いだと思い知らされる。5年後の為替は判らなくても、物価の上昇はある程度計算できた。特に途上国ほど物価上昇のスピードは速く、収入の6~70%以内で生活しない限り、5年暮らしたら日本へ逃げ帰ることになりそうだ。
行き過ぎた円安に翻弄されるのは、日本でも海外でも高齢者なのか。国を信用して年金を積み立てたら、貰える歳は伸び金額は下がる。生活し易いだろうと海外へ移住したら、円高是正の円安政策で蹴落とされる。何か急激なダイエットしたような感覚に陥り、このリバウンドに何が起きるのか、恐怖を感じてしまうと思った。
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