今朝のマニラ湾
朝焼けが美しい。
SMシティマニラの中を散歩していて、デパートの売り場で可笑しな看板を見付け、何な
んだろう、600ペソ(1350円)均一の売り場なのか。細かな字を読まないで通り過ぎ、その
後デビソリアのラッキーチャイナタウン(LCT)へ向かった。
それにしても可笑しな均一料金、何点か纏めて600ペソになる様で、わざわざ600の数
字に拘るのは何なんのか。疑問に思っていたらLCTで、祖父母日(grandparents day)と
答えは判ったが、何で9日8日なのか良く判らない。
そこで調べて見たら、アメリカ合衆国の祖父母日は、常に労働者日の後で9月最初の日
曜日。フィリピンも真似て600は60才を掛けた数字、それにしても60才は祖父母なのか悩
む。ま〜平均寿命69才なら好いのかも知れない。
フィリピンで生活していると、60才からシニアカードが貰え、食事等も20%引きなのと、
映画はタダとかの優遇があり。外国人でもリタイヤメントビザ所有者は、対象者になるので
魅力的な制度、ただ、若い女性とレストランへ行って、カードを出すのは気が引ける。
シニアカードを貰えるのは年寄りの証し、60才でシニアのフィリピンに比べ、日本なら幾
つなのか考えて、寿命がフィリピンより、14才長いから74才がシニアなのか。そんな事を考
えていたら、14才の違いに大きなカラクリがあるという。
それは新生児・乳児死亡率と死産率、日本は全て足して1000人中6人(2010年統
計)。それに対してフィリピンは53人、日本と8.8倍の違いは大きい。これらを引いて計算し
たら、平均寿命を何歳になるのか、こちらは平均余命と言うらしい。
平均年齢23才と若く高年齢者の少ないフィリピン、平均年齢と余命は、10才近く変りそ
うな数字に見え、フィリピン人は20年近く優遇される。そこで日本と比べて見たら、何となく
フィリピンの方が、優遇されているのが判った。
医療面は保健制度のシッカリした日本、年金制度は掛け金の違いで変らない気がする。
その他で日本が良さそうなのはシルバーパスぐらいしかなく、食事や映画が割引になるの
は、敬老の日か何か有る時しかなさそうだ。
ジョルビーやマクドナルドで食べても20%引き、テークアウトまで出来るので、家族の分
を買って帰る人も、映画や有料トイレもタダ、ジプニーですら20%引いてくれて、フィリピン国
内のホテルや、飛行機の国内運賃まで割引の対象になる。
有る程度の収入が有るフィリピン人や、リタイヤメントビザ所有者なら、シニアカードは生
活費を抑えられる魔法の杖。高年齢者に優しい国を実感し、これを日本で行なえば、やはり
80才以上か、間違っても60才では貰えないと思った。
フィリピン情報は1位、海外生活は僅差で3位へ転落のままです。
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マニラ暮らし、昨日は祖父母日「フィリピン・マニラ」
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