今朝のマニラ湾
曇り空の午前９時、気温２６度
マニラ暮らしの楽しさは、何と言ってもＫＴＶ遊び。疑似恋愛とか狐と狸の化かし合いと言
われても、ＧＲＯとの駆け引きを楽しむ。ところが毎日の様に飲みに行っていると、楽しむは
ずのやり取りが苦痛になって来た。
そんな時期にＭＯＡのムービースターカフェを手伝い、期間を開けてしまうと、何かと白け
るモノで、数えて見たら１８０日振りにＫＴＶへ。そんな気持ちになったのも、間を開け過ぎて
忘れられたのか、鬱陶しいＴＥＸの誘いも無くなり、新たな気分になって来たからだ。
人に良く口説けもしないＫＴＶへ行って、何が面白いのかと聞かれる。確かに８０％は子
持ちで、やはり８０％以上が亭主かスポンサー付き。どちらも居ないのは、１０％有るか無い
か、魚は魚屋で買うのに限ると言われそうだ。
そちらが目的ならそれも良さそう。媚や会話を楽しむ歳になると、並べられた魚に魅力は
感じないモノで、酒を飲みながら、媚と会話を楽しみ一時を過ごす。この感覚を理解してくれ
る女性は、世界広しと言え日本だけかも知れない。
日本の文化でも他国の人には理解できない社会。他国から見ればＧＲＯイコール売春婦
に写り、会話や座興に大金を払う日本人は何なのか。身体を売らなくても稼げるのは、フィリ
ピンでも異常なこと。この頃の日系ＫＴＶは、子持ち旦那持ちの稼ぎ場に成りつつある。
そんなＫＴＶへ遊びに行くなら、子持ち旦那持ちは避けたいモノ。やはり選んでしまうのは
新人、半年のご無沙汰でもスタッフは替わってない。久し振りに行っても指名がなければ、黙
っていても、新人を付けてくれる様に教育をしていた。
ローティ―ションを無視して、新人を付けて貰うのは、簡単なようで中々難しい。とわ言っ
てショーアップで選ぶ気にもなれないので、最初に行ったのはグランドＹＯＫＯ。ここにはＹＯ
ＫＯを任されていたフィリピン人店長（部長）がいる。
去年、彼の娘のデビュー（１８誕生日）にスマホを上げたので、娘はＧＲＯになってないか
と冗談を飛ばし、グランドＹＯＫＯへ入って行った。ＧＲＯは５０人いると言う店長に、新人を選
ばしたら、連れて来たのは今日入店した新人、一昨日までＳＭデパートにいたという。
身長は５.３で２０才の陽気な子、好みを理解しているので店長は自信満々。ローティ―シ
ョンなので短時間の会話で終わり、名前を聞いたら舌を噛みそう。店長を呼んで名前を替え
るように指示し、昔のキャンデーズの中から名前を選んで上げた。
そんな事をスッカリ忘れていたら、昨日店長に会うと、言われた名前に替えたので、指名
して上げてくれという。命名した責任も有るので、飲みに行き指名したが、本当に３日目の新
人なのかと言うほど、陽気で明るい子だった。
半年の空白を埋めるのは簡単、次に向かったのはエルミタの海。観光客に絶大の人気
が有る店なのに、三連休前日を忘れて行ったら満席。馴染みのママが連れて来た新人に呆
れ、歳を聞いたら自称２７才言われてしまった。
２７才で新人には、受け答えしたくないモノを感じ、適当に話を聞いていたら、イミ婚で日
本へ行った子。小岩・錦糸町の店の名前を、日本語でスラスラ言われたら、何処が新人なの
か意味不明。挙句の果てに昔は海で働いていたと話す。
海が今の場所に移る前にいた子で、日本で何年、フィリピンへ帰って来て何年と聞いた
ら、足し算すると歳が合わない。２７才でもババタリアンになるＫＴＶで、幾ら何でも新人と言
われたら引いてしまう、こんなの要らないと思った。
フィリピン情報は１位、海外生活は僅差で４位へ転落。
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ＫＴＶ、入店３日目のＧＲＯ明暗「フィリピン・マニラ｣
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