Quantcast
Channel: 海外・気まま暮らし、マニラ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 521

マニラ暮らし、JAL・ANA来年4月に変化「フィリピン・マニラ」

$
0
0

今日のマニラ湾
曇り空の午前9時、気温27度
にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ

  今の私は哀れなJALの奴隷かも知れない。少しでも好い席に座りたくて、また、少しでも
好い待遇を受けたくて。我慢に我慢を重ねているのが、憂鬱な東京とマニラの移動。考えれ
ば考えるほどストレスになって来て、いっそ格安航空(LCC)を利用したくなっていた。

  30年以上前は安売りの航空券を探し、1円でも安く海外へ。転機は収入が上がると共に
訪れ、格安のファーストクラスを香港で購入したのが始まり。一度ファーストクラスへ乗ってし
まうと、なるべく好い席へ乗りたい、そんな執着がマイレージの奴隷にしていた。

  生活の中心が東京からマニラへ移ると、最初に考えたのが、運賃格差を利用したビジネ
スでの移動。日本発券より格安なフィリピン発券、これを利用して往復する事を考えた。年に
数回マニラへ来る人なら、フィリピン発券が安いと紹介もして来た。

  元旅行会社の経営者、損得計算は旅行会社の宿命で、常に考えてしまう世界。そんな
今までの経験と実績が、吹っ飛んでしまう変化に戸惑うのが航空自由化(オープンスカイ)。
来年4月から羽田・マニラ便の就航や、近日中に以遠権も含めた開放が先日合意された。

  個人的には来年の4月になると、JALのステータス優遇アップグレードが無くなり。JAL
に執着して乗るメリットもない。マイレジーの持ち分が清算されたら、ANAへ替えようか悩ん
でいた矢先。今回のオープンスカイで、何もかも変ってくる。

  制約が有るのは羽田発着だけ、それでも毎日の就航を4便認めている。日系2往復に比
系2往復と、羽田・マニラの直行便が飛んでしまえば、成田を利用する人も少なくなると思う。
来年4月の羽田便就航で、羽田発着と成田発着で料金格差が生まれそうだ。

  日系週21便・比系週34便と第三企業を入れて、日本・フィリピン間の利用客136万人
(2012年)。その内、日系・比系を利用しているのは102万人。これを365日で割れば、1
日2800人が利用している計算になる。

  現在より週28便増えてしまえば、LCCの便が無くても採算割れが起きそう。と言うこと
は、マニラ便利用客のボリュームを考え、羽田・マニラの就航は成田に脅威を及ぼす。誰が
考えても成田の利用価値はなくなり、成田・マニラ線はLCCしか飛んでないか。安い運賃で
飛んでも、閑散期の利用者は少なくなりそうだ。

  先日見た広告で、9月のアシアナ航空運賃に驚く。何と成田・仁川往復が、1万円とサー
チャジ4千円。こんな広告がマニラ線でも実現しそうな、大きな影響を感じていて。早ければ
年内にも、LCCの就航が有りそうだと思った。

        フィリピン情報は1位、海外生活は僅差で4位へ転落。
       皆様の応援クリックたけが頼りです。
       明日の記事を書く励みになりますので、今日もランキング応援の
        にほんブログ村 海外生活ブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へクリックをお願いします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 521

Trending Articles