写真は今日のマニラ湾
今の気温は26度。晴れ
日本やフィリピンに暮らしていれば、大きな災害に慣れっこ。自然に対して、弱い国と諦
めもあるが。人が何人死んだ話題の中に、外国の人が居るか居ない話を聞くと。身近な災
害に聞える半面、人間の価値とは何なのか悩む。
今月愛車の保険を更新した時、対人保障の金額を見て驚く。日本なら数千万か無制限
なのに、フィリピンはたったの10万ペソ(23万円)。車両保険150万ペソ(345万円)に比
べたら、人間の価値は1年落ちトヨタカムリ15分の1。
あの車が人間15人分とは。幾ら人が多いと言っても、人間15人分の計算に呆れる。こ
れがフィリピンの常識で、日本の感覚は非常識なのか。日本の車両保険なら、少なくても2
〜3千万円か無制限。と言うことは、フィリピン人と比べ、100倍〜200倍の計算になる。
今回の台風30号で、今のところ死者行方不明者5千人。と聞いても、掛ける10万ペソ、
5億ペソの被害しか無いと、計算されてしまうのが恐ろしい。家が全壊したとして、建て替え
る費用も日本の数十分の1。
こんな感覚がフィリピンに在るから、義援金や救援物資が被災者に届かない。人間軽視
の国で、政治家も選挙の時の頭数としか考えて無い。友人達との話題でも、義援金や救援
物資の行方が。人間の行方不明者より難解で、何処へ消えてしまうのか判らなくなる。
誰が幾ら儲かるとか、何処が潤うか。そんな話題が出てしまうのは、不謹慎な話でもフィ
リピンなら有り得る。災害も損得勘定に聞えてしまうフィリピン。使用不明金が多い国で、集
まった金や物資が有効に使われるのか。
こんな疑問を持つのがフィリピンの常識で、何処へ行くか判らない援助は。金でなく物資
にしてしまう人が多い。これもフィリピン的発想、物資なら半分は届くだろう。金なら10%か2
0%届けば良い方と、誰もが考えている。
後進国の災害は、何処も同じと言う人もいるけど。毎年起きる自然災害で、不透明さは
何時ものこと。寄付する気持ちの中にも、諦めが起きてしまう。寄付しないと体裁が悪いし、
出したら出したで、何処へ行くか判らない。
それでなくてもクリスマスの出費や、年越には何かと物入り。その上、円は1ドル100円
を超えた円安。これが円高や、普通の月なら、また違って来るのか。そう聞かれたら、何と答
えるか微妙、似た様な状態かも知れない。
災害地の惨状を見聞きして、助けて上げたい気持ちと。フィリピンなら確実に、有効に使
われないと感じる。訳の判らない所へ行ってしまうのか。笑い声が聞こえてしまうのも、フィリ
ピンの常識。それでも、今回は寄付するしかない。
それなら、誰を助けたとか、何に貢献したか。眼に見える寄付先を探そうと思った。
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