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長閑な休日を過ごしていると言っても、急な忙さや気を揉むことはある。今、気を揉んでいる話をすると、大型の台風１９号が日本上陸して、現在（１４日午前６時３０分発表）福島市周辺らしい。この台風にヤキモキしたのは、東京通過時間が家内の帰国と重なりそうだった。
１４日の午前着で、成田へ帰って来る予定は聞いている。ところが今年一番の台風１９号の進路に日程が当てはまり、台風の通過に遭遇しそうで慌てて調べた。確かＪＡＬパックで行くトルコ旅行なので、成田へ着くのは午前中で間違いない。何時に着くかによっては、成田へ着陸できないかもしれない。場合によっては関空か仁川へ待機するのかも、そうなると１４日午後に約束していることが出来なくなる。
家内の出発前に急遽決まったオフィスの賃貸物件、先方から内装も在るので１４日（大安）に契約したいと言われている。家内は午前中帰るので午後なら問題ないと、間に入った不動産屋へ答えていた。ところが台風は２週続けて日本を襲い、家内の旅行日程にも狂いが生じそうだ。
普段の旅行なら日程は狂う方が面白く、後々良い思い出になるので歓迎している。台風接近で香港へ１泊したり、逆にマニラ空港の管制塔ストで、マニラへ１泊するのを覚悟したら。真夜中に空軍の力を借りて、ＪＡＬだけ日本へ飛んで行けた。空港のターミナルは、拳銃を持った兵士が並ぶ警戒ぶりに、戦時中の空港から脱出するようで緊張したのを覚えている。このＪＡＬ便に乗れなかったら、ストは１週間続いていたので、日本へ帰れたのは何時になったか分からない。
悪天候や故障で引き返した経験はないが、北九州空港が濃霧で着陸できずに、福岡空港で新幹線代を貰ったこともある。家内が乗るトルコ航空なら、仁川で待機するも知れないと、パサイのブロ友から教えて貰い。普段の旅行なら例え仁川で１泊しても、旅の最後で面白かったと思う。
今回の１９号は最大９００ｈｐａ（中心気圧）と聞いて緊張したが、東京を通過した時は９８０ｈｐａ。当初は去年の台風３０号並に、大きな被害も警戒したが。関東は問題無くても、沖縄から関西までは、被害も大きかったようだ。そんな大きな台風が東京へ来た頃は、普通の台風になっていて助かった。それにしても台風の恐ろしさを、永住を考えた沖縄の被害を聞いて驚いている。
旅のハプニングに比べたら、自然災害は楽しんだり笑える話はない。ただ一つ思いだすのは、先日プロク記事にしたバーテン時代の先輩絡みだ。４０年前に彼が勤めていた銀座のバー、ママは銀座でも有名な渋ちんで、先輩と会うたびに愚痴を聞いている。当時、東京の脇を通過した小さな台風、東京で怪我をした被害者１名と新聞に載った。
その時の被害者がママで、店を閉めようとしたら、隣のビルの看板が落ちてきた。それが直撃したら危なかったかもしれないが、旨い具合に横に落ち、跳ねた一部がママへ当たり、太ももに青痣ができる。名前入りで新聞へ載ったので心配したら、逆に見舞客や災害の保険で儲かった後日談を聞いた。さすが銀座一の渋ちんママ、転んでもタダじゃ起きないと、このときばかりは笑ったことがある。
観光旅行の楽しみは色々あるが、何もなくスムーズに日程を消化した旅ほど覚えてない。盗られた、失くした、冷や汗をかいたなど、トラブル・ハプニングがあった旅ほど、後々楽しい思い出になる。生命に危険や怪我なども無ければ、旅のハプニングはウエルカム、後々話題として楽しめると思った。
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マニラ暮らし、旅のハプニングを楽しむ フィリピン
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マニラ暮らし、食わず嫌い精神 フィリピン
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還暦を過ぎるまで生きていると、世の中を旨く渡る術は自ずと分かる。私の場合は食わず嫌いをモットーにして、あえて面倒な物は食べないし、気の合わない人とも交わらない。合わないと感じる全てのモノから、近寄らず遠ざかってしまう。一度面倒だと思うと例え息子でも、何年も口を聞かない癖がある。
それが私の処世術になっていて、口を聞かずに遠ざかっていれば、相手と揉めることも無ければ、嫌われないだろう。嫌だと思っている物を食べなくても、代用する食材は多い。そして無暗に寺院や神殿へ参拝しなければ、神様も私のことを知らないので、罰が当たることも無いはずだ。
そんな考えから避けて来たのが、イスラム圏と共産主義国だ。アラー・イスラム・ムスリムと聞けば、直ぐに首をはねてしまうイメージが残る。また、共産主義国には、人の命が大切にされないと感じている。何も難しいところへ、危険を感じて行くことも無いだろう。
ワザワザ行って異教徒扱いされたり、仏頂面の公務員や官憲に嫌な思いをすることもない。私が行った共産圏は、返還後の香港とマカオしかなく。ムスリムと口を聞いたのは、マニラの商業施設の買い物ぐらいしかない。これも全て食わず嫌い、君子危うきに近寄らず、触らぬ神に祟り無し精神だった。
そんな考えの中、家内の旅行先はベトナム・トルコと続く。共産圏と言っても、ベトナムはチョット違うかもしれない。何たって南北に別れていたころは、半分は民主主義国家だ。また、トルコにしても、世界三大料理の国だし、ＥＵと接している。その上、大の親日国家として有名だった。
イスラム教徒が人口の９６％と聞いて、トルコを最初から避けて来たが。イスラム圏デビューとしてなら、トルコは最適かも知れないと思うようになった。そんな矢先に、フジテレビのマネースクープ１３日放送で、「月１０万円で海外移住できる。最新穴場都市を紹介」を、ＩＰＴＶの録画で観る。
ま～１週間分の過去放送が、全て自動録画されているので、１４日に１３日放送の番組が見られるのは便利だ。月１０万円で海外移住のタイトルに興味を持ち、共産圏か、もしかしてフィリピンか。そう言えば１０００ドルで快適に暮らせると、ドマゲッティやベトナムが紹介されていたな。その辺の放送かと興味を持って観た。
ところが何とシンガポールの内容に驚く、１０万円じゃ無くて１００万円の間違いじゃないのか。ミネラルウォーターが３００円以上して、レストランで食事をすれば、安いのでも２～３千円の地域だ。部屋を借りれば１０万円以下はあるのか、それなのに月１０万円には驚いた。
途中で気が付いたのは、マレーシアに住むことだな、ジョホールバルならシンガポールの４～５分の１の物価で暮せる。それなら何も、シンガポールを最初に持って来るのはおかしい。幾ら近くても月１～２度シンガポールへ行けば、月１０万円では生活出来ないことになるはずだ。
シンガポールで暮せると行ったら物価の違いで、マレーシアから一歩も出られない内容に呆れた。これなら最初から、ジョホールバルを紹介した方が、まともな紹介番組に思える。引っかけ見たいな番組でも、ジョホールバルは良いとこだな感じつつ。イスラム圏の食わず嫌いが頭をよぎり、マニラは比べられなくても、セブかダバオの方が良さそうだと思った。
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マニラ暮らし、次は川崎レストラン改装 フィリピン
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先週の火曜日から始めた部屋のリホーム、（１０月１１日の記事、現在、再リフォーム中の続き）、昨日トイレの換気扇を交換して、ひと通りの作業が終わった。ひと通りと言うのは、１ヶ所だけ交換しようか、それとも塞いでしまおうか悩んでいる所がある。何て表現したら良いのか考えたら、勝手口しか言い表せない。
私の住まいは入り口が二つあって、普段使用している玄関ドアと、殆ど開かずの扉になっているドアがある。このドアはメイド専用にしか使えず、１３年前、部屋を購入したときに聞いた話しでは、外出中メイド部屋をロックして、メイドを部屋に入れないためあるらしい。
人を見たら泥棒と思えのフィリピン、メイドを雇えば盗難は付き物で、例え通いのメイドにしても、真っ裸にしないと必ず物が無くなると言われている。とは言ってメイドの裸点検何か出来ない、無くなることを覚悟しないと、メイドを雇うのは難しいフィリピンだった。
前々回までのメイドは、私が日本帰国中は外泊させていたので、此方のドアは閉めっ切りにしていた。また、猫のため完全住込みのメイドを雇ったときは、メイド部屋をロックしたら猫の餌を上げることが出来ない。部屋の物を盗られるのを覚悟して、玄関ドアだけを利用させていた。
１３年間、数回しか利用したことがない開かずのドア、使わないから故障がないとは限らない。何と今年になって、フィリピン最強の害虫被害が分かる。ドアと枠が蟻にやられ、交換するしかないまで食われてしまった。ここで考えたのは、開かずの扉なら塞いでしまおうか、それともドアを交換しようか、未だに悩んでいる。
この件だけを除外したら、リフォームは全て終わったことになる。今回の工事したところで、３０階（別ユニット）は湯沸かし器の交換が大きな出費になった。また、自宅はドアの交換をすると、追加で大きな出費になる。今まで掛かった費用は、材料費２万５千ペソと人件費８千ペソ。約３万３千ペソ（８万円）の出費で終わった。
フィリピンでは内装をする職人をエンジニア（ｅｎｇｉｎｅｅｒ）と呼ぶ、カーペンター（Ｃａｒｐｅｎｔｅｒ）より一般的な名称になるらしい。今回のエンジニアを紹介してくれたのは、家内の弟だった。義弟のところで働いているエンジニアなので、顔は前から知っていた。
１日１０００ペソだけ払ってくれたら良いと、義弟から言われている。仕事は日本人の下で働いているので、何を頼んでも丁寧に仕上げる。そこで彼に今後のスケジュールを聞いたら、押し迫った仕事は無いという。これ幸いと懸念だった川崎レストランの、内装仕上げを頼むことにした。
前回の記事で、内装を途中で放り投げられた話を書いたら、アドリアティコ通りの店でも同じことをしていた。偶々、元ソシアリスタの陽子ママと知り合いの日本人で、私のブログの訪問者らしい。アイツならバンブーオルガンのある教会近くに住んでいるので、直ぐに見付かりますよと教えてくれた。
探して仕事をさせても、経験や仕上げを見たら任せる気にはなれない。探すこと自体が無駄な努力に思え、おかしな奴へ関わり持つのも得策でない。人を見る目が無かったと諦めることにした。とは言って中途半端で止まっている、川崎レストランの内装工事は、完全なモノに仕上げないと見っとも無かった。
川崎レストランの内装で、中途半端になっているのは、調理場のステンデス張りと、正面のタイル張りやカウンターの張り替えだ。前の店の看板も取り替えなくてはいけない。今の内装で半年営業しているので、問題点も色々見えてきた。話しが長くなって来たので、明日か明後日に続く。
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マニラ暮らし、飲食店内装への考え フィリピン
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先日やっとのことでテナントが見付かった貸オフィス、大手学習塾が借りてくれて一安心した。それまでは上場企業の居酒屋チェーンと、条件面で交渉して一度断っている。要因は飲食店へ貸すことへの抵抗と、足元を見たのか家賃の値下げを要望してきた。家賃を下げて飲食店へ貸すなら、交渉する余地は無いと断念した。
ところが半年後に仲介不動産屋を替えて、もう一度貸してくれないかと言ってくる。半年前に相手が折れていれば、半年分の家賃が貰えたと悔んだ。ところが相手と交渉の最中に、同じ不動産会社の本社扱いで、大手学習塾を紹介してきたのだから、此方から断る必要もなく決まった。
副産物は看板の使用料やその他の収入で、半年分の家賃は１年半で回収できる。デメリットは３階に同種の学習塾が入っていて、次回の契約更新に問題が出そうだ。ま～学習塾が入居するなら、ここが出たら一緒に借りてくれる条件もあるので、学習塾の規模から考え様子を見るしかない。
と自分の物件なら飲食店へ貸したくないのは、臭いや害虫、火事になる確率も高いからかもしれない。そうは言っても大手メガバンクの再編で、都心の一等地ですら、大きな空き店舗が出てきている。またそれらはオフィスへ貸すことを断念して、ファミレスなどの飲食店へ貸すところが増えてきた。武士は食わねど高楊枝気取りも、税金や維持経費を考えれば我慢も限界があるようだ。
同じ考えがマニラにもあるようで、川崎レストランの移転先探しも好い場所は見付からない。空いている賃貸物件の殆どが、飲食店で交渉すると断られている。今の店の難点は場所が分かり辛い。その上、大雨が降ると川崎レストラン前は大丈夫ても、廻りの道が洪水（バハ）で通行できなくなっていた。
良く川崎レストランの場所を、教えて欲しいとコメントが入る。在比邦人でも分かり辛いのに、観光客で探すのは無理があるので、住所は載せてない。そなときは川崎の携帯番号（０９１-７８７２-１０２２）を教え、運転手に代って貰うか、一緒のフィリピン人へ説明するしか無い立地状況だ。
もう一つは、自分が出資している店を宣伝する後ろめたさもある。また逆に川崎へ金を貸したのでなく、あくまで出資しているので、店が潰れてしまえば回収不能になる。それならバンバン宣伝すれば良いモノを、ブログで利益を出さないと決めているので、ブログネタにしても積極的な宣伝は遠慮していた。
半年前に８０％の内装仕上がりで、再オープンした川崎レストラン。見てくれは前より良くなったが、内装は安普請で厚みはない。半年もするとボロが見えて来て、飲食店経営者で経験者としては、アラばっかりが見えてしまう。常々、フィリピンの飲食店内装を、映画のセット見たいだと感じて、あれやこれやと批判してきた。そんなことを言う手前、自分が手を出した店の内装が、似たようなモノては耐えられなかった。
一時は移店を考えていたので、誤魔化してきたが。良い場所が見付かる可能性も低いので、再度の内装と冷蔵庫の入れ替えを考えた。ま～たった半年でも、汚れて来ると安普請はアラが目立つ。今の状態を服装に例えれば、下着姿で営業しているようなモノだ。内装の肉付という洋服を着せないと、後半年で内装は崩壊してしまうだろう。
話しは長くなって来たので、明日か明後日に続く。
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マニラ暮らし、川崎レストラン改装で思う フィリピン
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自宅や川崎レストランの改装記事で、話しは長くなって来たので、明日か明後日に続く。と終わっていても、翌日は続きを記事にしてしまう。話題がないと言えばそれまで、生活日記なのだから、日常のことを書けば良いのだが。肺と肺の間に脂肪腫が見付かり、胸焼け・呼吸の乱れの要因が判った途端、無理な行動を自重し始めた。
身体の中心部に脂肪の塊、異物が混入した訳でなく、自分で作ってしまう不思議さに驚いている。ＣＴ検査で知らされたときは、何時もの日程の中で病理検査や、手術を受けることを考えたが。万が一を考えれば、病理検査だけでも早くすれば良かったと後悔している。
１～２週間に一度、胸焼けと呼吸困難に陥る。前までは原因が分からなかったので戸惑っていた。今は脂肪腫が呼吸器を捻じ曲げ、上大静脈を圧迫していると分かり、逆に無理な行動は臆病になってしまった。ま～急激に何かが起きることは無い、ただフィリピンで悪化することは避けたい。そんなことで、ＫＴＶ廻りも楽しめず御無沙汰している。
一日の日課を書いてしまえば、行動範囲は改装に必要な材料の調達以外、外出するのは夕食で川崎レストランへ行くしかない。自宅で変ったことは、子猫が四週を越して五週目へ入り、小屋から出て散歩するようになった。夜中にトイレへ行くときに、真っ黒いので踏みそうになって、慌てたぐらいしか無い、平凡な日々が続いている。
では川崎レストランの改装工事を書こうとしても、工事のスピードは日本の三分の一以下だ。スローモーションを見ているような早さに、現在カウンターの張り替えが終わった程度しか進んでない。そうは言って職人の手が遅いのかと言えば、フィリピン人にしては早い方だと思う。
ただ、何たって道具を持ってないのには驚く、簡単な工事器具のタイルカッターですらない。そのためにタイルをカットするのは、手持ちの電動カッターを使う。これでタイルをカットすると、一枚カットするのに２～３０分は掛かる。タイルカッタ―なら数十秒で終わる作業に、電動カッターなら１００倍の時間だ。これで早くしろと言っても、出来るモノでない。
フィリピンの内装と言えば、人海戦術で全て済ましてしまう。使い慣れない器具を与えて、壊されたり間違うことを考えたら、黙って彼らのやり方に従うしかない。例えタイルカッターを与えても、使いこなすという保証は全くなかった。タイルを無駄にされるなら、今の方法が一番良いのかもしれない。
義弟から紹介された職人（エンジニア）は、１人で何でもできる。ロックウェールやアラバンの内装工事をしていたので、仕事は丁寧で抜かりはない。材料の調達にしても、後から何が無いという買い忘れもなく、淡々と仕事をこなして行くタイプだ。
助手を連れて来て良いと言っても、１人で十分出来ると言い、一人で黙々と仕事を進めている。今回の改装工事に掛かる費用を考えたら、日系レストランが何故改装しないのか不思議だ。ここで考えるられるのは飲食店の経験不足と、内装費に対して日本感覚になっているのかもしれない。
日本で改装すると莫大な費用が掛かり、水周りをチョット直しても数十万円は掛かる。現に両国のマンションの内装など、改装工事に３００万円くらい掛かった。間に工務店が入り、設計者も入るので、仕上がりは心配する必要はない。ただ、職人と直接じゃないだけ人件費はかさみ、材料費も言い値に近いので、全体の工事費は高くなってしまう。
それに比べたら、フィリピンの内装は全く逆で、材料は施主が用意して、人件費も人数×日数で払う。これ程合理的で透明感のある内装は、日本では全く考えられない。チョット直したら数十万円と、日本人ならインプットされ、改装工事に対して大金が必要と間違った感覚になる。
その辺が、フィリピンで騙される要因かもしれない。実際は材料をホームセンターで買い、職人は日給で雇う。例えペンキの塗り替えにしても、平米数でペンキの数が決まり、使用する器具と言っても大した金額でない。これらのことで感じる話を、明日か明後日に続く。
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マニラ暮らし、川崎レストラン改装までの経過 フィリピン
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今年の四月に東京・両国の自宅から、元の墨田区菊川の自宅へ戻った。このときは事務所や倉庫の荷物も有ったので、２トンロング５～６台の量を運んだことになる。２度と引っ越すことはないはず、と思いつつ無駄なことをしてしまったと後悔している。
何が無駄なのかというと、引っ越しで家具を運ぶ事だ。同じ間取りなら未だしも、間取りは違うのに前の家具を使おうとする。例え冷蔵庫にしても、台所のスペースが変れば、同じ物が使えるとは限らない。まして事務所に在った物など、仕事が変ってしまえば、例え何かを始めるとして、必要な物は少ないはずだ。
理想の引っ越しと言えば、全ての家具を処分して新しい物を買う。何か勿体無いと感じる半面、そうすれば新しい部屋を無駄なく使える。現にリサイクル業の友人から、家具一式を引き取り、間取りに合った家具を購入する客がいると聞いた。
リサイクル業者に家具を全て売り払い、中古の家具を間取りに合わせて購入する。こうすると無駄なような気もするが、スペースの有効利用になるし、差額は引っ越し代を考えれば大きな出費にならない。
引っ越しに対しての感覚は、国によって代って来る。香港やシンガポールの高級マンションなど、家具類の移動はない。購入しようと物件を見に行くと、前住人の家具が全て置いてある。捨てるか使うかは購入者の判断で、大抵は全て捨てて自分の好みに替えてしまうようだ。
この感覚は店舗でも変らず、同じ飲食店でも前の内装を利用しようとする日本。逆に全て壊してしまおうとするのは、内装費が安いか高いかで決まるようだ。川崎レストランが開店したのは去年の１１月、それまでの丼ぶり屋を引き継ぐ形で始めた。
初めて知った日のことを、今でも忘れない。川崎からマニラの携帯へ入ったＴＡＸの文面は、「小さな店をやってます。リノベーションもして無いので色気の無い店ですが、是非お立ち寄りください。Ｄｏｎｄｏｎ ｊａｐ ｒｅｓｔｏ ７５６３ｓａｎｔｉｌｌａｎ ｓｔ. Ｐｉｏ ｄｅｌ ｐｉｌａｒ ｍａｋａｔｉ ｃｉｔｙ.」。このＴＡＸを受信したのは、大腸憩室出血で入院（東京）している病室だった。
病み上がりでマニラへ１２月６日に帰って来て、川崎の店へ行ったのは８日、出された料理や店の雰囲気を見て驚いた。この店は長くても数ヵ月、早ければ来月まで持たないな。本人も客を呼べる体制でなく、何か好い仕事が見付かったら、働く話をしていた。
触らぬ神に祟りなし、潰れるまで知らん顔しようと決めたが。猫好きさんのブログ記事を見た、パサイのブロ友から連絡が入り、川崎がまだ営業していることを知る。そこから内装費を出資して上げる話に発展し、２月から内装を始めた。ここで大きな間違いをしたのは、既存の内装を利用して、僅かな金をケチってしまったことだ。
カウンターの内側が広過ぎるのは、何となく気なっていたが。私が出資することを決めたころは、１日の売り上げは３０００ペソ～５０００ペソ。最低１万ペソの売り上げが無いと、営業して行くことは難しい。それらを考えれば、出資する金額も決まってきて、カウンターまで資金が回らない状況だった。
先ずは最低限の内装と、ストックの冷蔵庫に調理器具を揃える。それまでの丼ぶり物を出す店から、洋風居酒屋に雰囲気を変えた。詐欺みたいな内装屋に騙されなければ、思い描いていた雰囲気と、ある程度の料理が出せる店へ変貌していたと思う。今回の改装は、２月に始めた内装の続きだ。
店と言う物は生きていると感じていて、何処で手を掛けて上げないと、死んでしまう見極めが大切だ。たった９ヵ月の営業でも、仮内装状態ならボロボロになるのは早い。使う頻度の高い場所や、見栄えで金を掛けないとイケない場所がある。
その辺の拘りとメンテナンスをしないと、店の雰囲気は保てない。小さな綻びが雰囲気を壊し、店のイメージを損ねてしまうことを、知らない経営者が多かった。話しは長くなって来たので、明日か明後日に続く。
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マニラ暮らし、金銭感覚の麻痺に驚く フィリピン
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体調を考慮して自重した生活をしていると、マニラでの生活費は掛からないモノだと驚く。今月の半月（１日～１５日）に、幾ら金を使ったか計算したら、生活費の部分は２万ペソ（４万８千円）で賄えた。内訳はメイド２千ペソ、運転手１万ペソ、管理費・光熱費は月額半分で計算して５千ペソ。後はガソリン代で３千ペソ、実質出費は２万ペソしかない。
ＫＴＶ代・飲食費が計算に入らないのは、何と今月に入って１度もＫＴＶへ行かず。食事にしても昼は自炊、夜は川崎レストランへ行っているので、お金の出費はない。その内、実質の現金は、運転手やメイドの給与だけで１万２千ペソ。とは言って、日本から買ってきた食料品や、川崎レストランからの配当を考えれば、半月で３万ペソ（７万２千円）の生活費になる。
ところが実際の出金を見れば、自宅改装に掛かった費用や、川崎レストランの改装も含め、１０万ペソ以上の費用は出て行っている。生活費の出費が少なくても、メンテナンスや維持に費用が掛かっていた。メンテナンス費用があるから、自重した訳でないが。これらを考えると、マニラ暮らしの生活維持費は、日本より高いかもしれない。
マニラの生活費が日本より高いと感ずるのは、何と言っても室内のメンテナンスや家電製品の破損だ。急にドアが閉まらなくなったり、蟻に食われることも想定外。家電にしても何かが壊れ、意味不明で使えなくなる。物の寿命は日本と比べたら、半分か３分の１で故障か使えなくなってしまう。
私の人生で１ヶ月に掛かる生活費を、幾らか計算したことはない。何時も収入を超えない生活を心掛け、そんな生活を４０年間実行している。そうなると収入の感覚だけで１年の出費を考え、収入を超えることは今までなかった。右肩上がりで増えて来た収入も、今の家賃収入だけになると、借り手がいないときは収入は頼りなくなる。
私にとってこの１年は、去年の１１月２９日から始まった厄年・天中殺だ。無論本当の厄年や天中殺では無いが、大病を患い貸部屋は空き収入は４０％も減った。朗報はこれらの災難が終りを告げ、空き部屋に借り手が付き、長く気になっていた体調不良の原因も分かる。この分で行くと来月中には、全ての問題が解決しそうだ。
そこで気になったのは、最悪な１年の収支決算かもしれない。収入が４０％下がったと言っても、４０％生活を切り詰める必要はないが。収入が下がれば何かと気になり、ついつい計算してしまい節約しようとする。特にマニラの生活費は、何となく少額の出費で、計算すること自体今までは、めんどうくさく感じていた。
少額の出費に感じてしまうのは、日本と比べてしまうからだ。何かを直す、または買う、遊ぶと。何となく高価になってしまう日本と比べ、１つ１つは非常に安く感じるフィリピン。これを何となく馬鹿にして、マニラ暮らしをしてきた。
ところが塵も積もれば山となるを実感し、少額の支払いの多さに、金銭感覚はマヒしている。特に円安ペソ高になると、為替感覚も着いて行かず、出て行った費用の計算が疎かになる。これは日本の生活でも現れ、食べ物などはマニラと比べ安いと感じて、無駄使いをしても気にならない。
フィリピンと日本の良いところばかり見てしまい。ＫＴＶや人件費は日本より安いと喜び、逆に食料品や食べ物、日用雑貨は日本が安いと買ってしまう。傍から見れば良いとこ取りの生活を、羨む人もいるかもしれないが。実際は大きな無駄使いで、生活費はドンドン増えて行った。
人間何かをするときは、言い訳や理由を付ける。私の場合は、日本より安い、フィリピンより安いを優先してしまう。日本より高い、フィリピンより高いが先行すると、無駄使いも減るはずだ。感覚的には安い物を探すのが癖で、３～４軒マニラのＫＴＶで飲んでも、日本の１軒分と考えてしまう。この金銭感覚のマヒが、日本とマニラの生活費を押し上げてると思った。
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マニラ暮らし、急なランキングアップの要因 フィリピン
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何をするにも気になるのはランキング、特にブログを開設していると、人の評価や訪問者の数、にほんブログ村のランキングも気になる。ところがこの頃マンネリ化してきて、訪問者の数も下降線をたどっている。後２週間に迫った連続投稿５年と、同時目標の観閲数７００万ＰＶの方が怪しくなってきた。
２週間後に今日で５年連続、観閲数７００万ＰＶ達成と書きたいところ、７００万の方は数日遅れそうだ。連続５年に７００万ＰＶの華を添えたいのに、世の中旨く行かないな。観閲数の差を計算して１４で割ると、１日６千ＰＶは無理かもしれない。そう諦めていた矢先に、昨日１日で観閲数３万８３２ＰＶ、訪問者に至っては１万８６１２ＩＰを記録した。
これは何かの間違いだよね、プロク村のＩＮポイントも昨日は２８１０（普段は６００～８００）、今日は朝７時の時点で３３００に達している。お陰でｇｏｏブログのランキングは２０７万７３６７サイト中６位（普段は１４０位～１７０位）、ブログ村も海外生活２位（前日まで４位）、フィリピン情報１位（前日まで２位）へ躍進した。
オイオイ幾らなんでもおかしい夢じゃないのか、何か間違ってないかと狐・狸に化かされた気分だ。数日前からブログ村のカウントがおかしい、記事を更新しても反映が遅い。そんなことで何か問題があって、ミスカウントしたのか調べて見たが。ブログ村には問題は無さそう、それならｇｏｏのブログランキングを調べたら。驚いたことに５月２９日の記事「退職者に辛い治安悪化」が、ｇｏｏの昨日人気記事ランキングで４位に入っていた。
何で今さら５ヵ月前の記事が、４位なのか不思議に思う。そこでその日の記事を読み返して見たら、フレンドシップの岩崎さん射殺事件を取り上げている。偶然に５ヵ月前の記事がヒットしたとは思えず、色々思い巡らして調べて見ると。【マニラ時事】フィリピン警察によると、１８日午後１１時半（日本時間１９日午前０時半）ごろ、マニラ首都圏ラスピニャス市の路上で、タクシーに乗っていた日本人男性トバ・シンスケさん（３２）＝漢字表記不明＝が撃たれ、病院に搬送されたが死亡した。」の事件記事に行きついた。
時事通信のヤフーニュースで、「邦人男性が撃たれ死亡＝タクシー内、バイクから発砲―比」が報道されている。その記事の関連として、５ヵ月前の私のブログ記事が載っていた。ブログ記事が参考・関連記事になるのは初めてだ。ブログ記事が紹介され、一気に訪問者や観閲数が跳ね上がったと分かった。ヤフーのニュース欄に載るのは怖いな、例えで載ってもこれだけの反響があるのに驚いた。
元々、誰かが殺されたとか、強盗・盗難などをブログ記事することは稀だ。偶々フレンドシップの岩崎さんは、元旅行会社の経営者として、知らない人でも無かった。そこで日本帰国中の「退職者に辛いシリーズ」で、マニラの治安悪化に失望と憂いを感じ、記事にした中で取り上げた。
それにしても訪問者１万８６１２人は凄い、普段の訪問者数を引いても１万７千人は、ヤフーニュースから来たことになる。ランキングが上がり、目標の観閲数も達成できそうで一喜一憂。ただ、人の不幸をネタにしてまで、事件事故を記事にすることは、これからも無いと思った。
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マニラ暮らし、キツネ（腐敗官僚）の逃げ場 フィリピン
昨日のマニラ湾夜景と今朝を載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
川崎レストラン改装のために、昨日もチャイナタウン（ビノンド）へ内装の材料を買いに行く。タイル類に関しては、マカティのウエルコムの方が、商品も豊富で値段も変らない。ただ、内装の素材としての品揃えは少なく、チャイナタウンへ行かないと買えない物もある。
内装工事の人間に買いに行かすのは、逆に高く付くので、内装を頼む方が材料を揃えるフィリピンスタイル。前回、ステンデス板を買おうとしたら、マカティまでの配送は有料で、１４００ペソ（３４００円）と言われた。３０００ペソ前後のステンデス２枚で送料は１４００ペソ、何か勿体無い気がして、自分の車で運ぶことにした。
調理場の壁に張るステンデスなので、厚みは要らないが。上級品０.６ミリ（２３８０ペソ）を注文すると、その上の商品（３０５０ペソ）しか、今は在庫が無いと言われ、仕方なく０.８ミリを買う。それにしてもビノントの道路は混雑していて、一方通行のオンピン通りでさえ、通り抜けるのに３０分以上掛かっていた。
これだけ混雑している要因は、コンドの建設ラッシュだ。小さな家や３階建てのビルが犇めいていた一画に、アレヨアレヨと言う間に、大きなコンドが３棟建った。それだけでなくデビソリアも建設ラッシュ、チャイナタウン周辺が今一番人気と言われている。
マカティ・グローバルシティ・アラバンより、何でチャイナタウンのコンド需要があって、一番高いのかと不思議に思っていたら。コンド販売業者の販売方法を知って、呆れたというより感心してしまった。何とコンド販売の景品がフィリピンの退職者ビザ（ＳＲＲＶ）、５０才以上には無条件でＳＲＲＶを付けていた。
但し、ファミリータイプで１００平米以上、１０００万ペソ（２４００万円）のコンドを購入すると、２万ドルのＳＲＲＶが付いている。そこで販売スタッフへＳＲＲＶを持っているなら、その分値引きをするのかと聞いたら。答えはフィリピン国籍を取らないかと言われ、意味が分からずにその場を離れた。
確かにフィリピンで暮すなら、フィリピン国籍を持っていた方が有利だ。現にフィリピンへ帰化して、二重国籍を持っている日本人や、韓国人を何人か知っている。日本や確か韓国も二重国籍は犯罪になるが、フィリピンは二重国籍を認めているので、堂々と国籍の斡旋をしている。
それにしても、土地の購入や事業でも初めない限り、フィリピン国籍を取得する意味はない。老後をマニラのコンドで過ごすなら、ＳＲＲＶだけ持っていれば良いはずだ。何故、セールストークで国籍取得を持ち出すのか、不思議な気持ちでいたが、一昨日のニュースを見て何となく納得した。
【シドニー、北京時事】「オーストラリア政府は、腐敗撲滅キャンペーンを展開する中国の習近平指導部に協力し、不正蓄財した資産を持って豪州に移住した中国系の元「腐敗官僚」の摘発に乗り出す方針を決めた。連邦警察幹部は２０日付の豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドに対し、数週間以内に摘発に乗り出すと明らかにした。中国政府は７月、国外逃亡を図った経済犯罪容疑者の摘発作戦「キツネ狩り」を開始した。豪州は米国やカナダと並び、賄賂や詐欺で不正蓄財した中国人富豪の逃亡先になっているという。」
ＳＲＲＶを維持する条件には、有効なパスポートが必要になる。パスポートの有効期限が切れると、ＳＲＲＶの更新は出来なくなる決まりだ。中国系の元「腐敗官僚」は、本国を逃げるときに有効なパスポートを持っていても、パスポートの更新はできない。有効期間が５年か１０年かは知らないけど、何時かはＳＲＲＶの更新で有効なパスポートが必要になる。
これを免れるために、一番手っ取り早いのはフィリピン国籍取得だった。中国から逃亡先として人気は、豪州・米国・カナダらしいが。今回のように何時情勢が変わり、摘発されるか分からない。その点、中国と領土問題で敵対するフィリピンなら、簡単に国籍を取得してしまえば、万が一でも摘発され追放されることはない。マニラのチャイナタウンは言葉も通じ、キツネの逃げ場として最適な地域だと思った。
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マニラ暮らし、平凡な日々なら何処で暮す フィリピン
今日のマニラ湾朝焼けを載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
今月もやって来ました帰国日、今日の午後便（ＪＡＬ７４２）で東京へ帰り、マニラへ戻って来るのは何時もなら３０日か３１日だ。ところが２８日の脂肪腫検査結果を聞くために、来月の初めまで東京にいることも予想される。東京の平均気温は最高で２１度～２４度、最低は１３度～１７度になるらしい。
もし滞在が長引くなら、埼玉の秩父か長野の松本へ、紅葉を見に行くのも悪くない。そんなことを考えながら帰国するのも久し振りで、何時もならマニラへ帰る日だけはシッカリ決めている。年間の滞在日数は、マニラの方が１０年近く多いと、東京に長く滞在しても、やることが無くて時間を持て余す。
ではマニラに居たら何をするのか、長閑な日々しかなく、退屈な生活が待っているだけだ。東京へ暮らしていたとして、何も変わらないかもしれない。それなら何故マニラ暮らしをしているのか、東京から逃げたのかと聞かれら、何て答えたら良いのか分からなくなる。
海外で暮そうとする人は多くても、明確な理由がある人は少ないだろう。そんな人達に何故故郷でなく海外、何が良くてと問うても、何となくとしか答えられないはずだ。暮し易さや生活環境を考えれば、自分の故郷の方が気楽に暮らせると思う。
なら何故海外へ住もうと考えるのか、何となく永遠のテーマに思えるけど、私の場合は諦めと保身かもしれない。競争社会の日本で暮していれば、もう一度何かをやりたくなる。俺はまだまだ負けてない、何をしても旨く行くはずだ。そんな気負いが日本なら出てしまい、無駄な努力と浪費に繋がってしまうようだ。
ポギー（色男・牡犬）と呼んでます。
現に友人達の中でも、知らない世界へ入り込んで、要らぬ苦労している人がいる。還暦過ぎた年寄り（高齢者）が、若者の仕事を奪って、成長の芽を摘むこともない。生活できるなら静かに暮せば良いのに、何故か現役に拘り居座っていた。
ま～私達の世代は仕事人間の成れの果て、気が付いたら帳場に座り１日を過ごす。そんな暮らしをして何が楽しいのか、諦めの心境に成らないと、仕事をしながら死んでいくのは嫌だと悟った。友人の医者や不動産屋、個人商店の経営者は諦めが悪い。何時までも現役でいられると錯覚して、仕事にへばり付いてしまうのを見てきた。
俺はああなりたくないと思い、資産を不動産に替え家賃収入を選んだ。新たに事業を始める野望は、今の金儲けに着いて行けないと気付く。私達の世代の経験は、今の日本では通用しない。新たな情報をキャッチ出来ないし、それらを理解することも難しくなっていた。
今まで色々な職業に手を出したけど、最後に役に立ったのは不動産屋の経験だ。高級クラブや飲食店、インターネットカフェも経営したし、ドル紙幣鑑別機や浄水器、不動産屋も携わり経営した。これらの仕事で現在でもやれそうなのは、飲食店と不動産業しかなかった。
今から初めて旨く行ったとして、１日中帳場に座る日々が待っているだけ、事業に失敗すれば老後の生活はまま成らなくなる。勝負するには年を取りすぎたし、金持喧嘩せずでもないが。新たな意欲を抑える意味で、事業するにはハンデがあり過ぎるマニラ暮らしを選んだ。
老後（退職者）の平凡な日々なら何処で暮すと聞かれたら、欲望の湧かない地域（国）が暮らし易いと、私なら答えると思った。
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マニラ暮らし、年末はＪＡＬ格安ビジネス フィリピン
東京滞在中でもマニラ湾風景を載せてます。美しいと思った人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
年が押し迫ったと感じるのは、私の場合年末のマニラ行き予約かもしれない。アップグレードや格安航空券で、ビジネスクラスへ乗ることを繰り返しているが。日本の三大連休は、毎回頭を悩ます。前以て予約を入れて確保するしか術が無く、成るべく外すことを心掛けていた。
とは言って、ゴールディンウィーク・盆休みは逃れても、年末のマニラ行きだけは当たってしまう。今年は曜日の配列に助けられ、その上、人気はＡＮＡやＰＡＬの羽田・マニラ線だ。ＪＡＬは５千円のキックバック（午前便７４１限定・来年の３月まで）をして、客の確保をしているが、昨日も空席ばかりで飛んで来たと、ＪＡＬ７４２（マニラ発午後便）のＣＡが話していた。
そう言うＪＡＬ７４２にしても、３０席あるビジネスクラスへ客は５人しかいない。今日行くソウルは羽田・金浦は満席、座席が取れるのは成田・仁川しかなかった。嫌韓ブームでバカにしていたら、成田発の最終便が辛うじて席を確保できた。それにしても成田線の人気は最悪で、成田・仁川のビジネスは１２席しかない。羽田・金浦の３０席に比べたら、惨めになってしまう。
現在、私の自宅は墨田区菊川、自分の車で行くなら、駐車料金で羽田は使えなくなる。毎月２０日から２５日の駐車料金を考えれば、３０日で６千円前後の成田を利用するだろう。ただ、一昨年の１１月に車を処分して、タクシーとバスで自宅・空港を往復していると、やはり羽田から発着したくなるのは利便性からだった。
幾ら人気が無くなったと言っても、アップグレードや無料航空券（マイレージ）では年末は予約できない。治安の関係で午前便しか乗らないと決めているが、３１日や２７日・２８日は用事が有りそうで避けた。今年は３０日（火曜日）の午前便だな、無論、日本で購入すると、１ヵ月の有効期間で２７万７１１０円になる。
マニラから購入するアップグレードにしても、３０日午後便で１０万円以上していた。簡単に取れるマニラ発券のビジネスは、１８８０.８０ドルで２０万円以上している。そこで考えたのは、今年最後のソウル行きだ。ソウル発券なら三大連休も関係なく、寒さを考えたら１０月が限界かもしれない。来年の４月まで行かなくても、ソウル発券なら有効期間は１年あった。
ただ、予定外は円安・ウォン高、何時ものハナビツアーへ予約したら、航空券は９０万ウォンで諸経費入れて１２１万８８００ウォンしている。日本の口座に振り込金額は１２万４千円、アップグレードで午前便を聞いたら１５万５千円だった。差額の３万１千円でホテル代とバス代、日帰りで帰る事も考えたが。そうなると半年先までソウルへ行く予定が無くなる。
また、来年のステータスを考えたら、１２５％のビジネスクラスは取って置きたい。年間８～９回ソウルか沖縄を利用し、後の３～４回はマイレージ無料航空券のパターンが、ダイヤモンドステータス取得の理想かと思う。ま～プレミアなら５～６回の利用でよく、２ヵ月に一度ソウルか沖縄へ行けば達成できる。
何か航空運賃に金を掛けすぎているように見えるが、無料航空券を入れて計算すると、成田・マニラの往復ビジネス航空券を、８万円で購入していることになる。前回のマニラ行きも無料航空券なら、今回も無料航空券利用する予定だ。ピークの時に利用するソウル発券、寒い時期の沖縄行きも悪くない。
問題は円安・ウォン高のソウルと、全く友人のいない沖縄旅行だ。もし沖縄在住の訪問者の方がいらしたら、沖縄の良さを教えて貰いたい。そしてできれば、来年の１月か２月にお会いしたいと思った。
追伸、今年の３月から始めた帰国中のシリーズ、沖縄と比較したら、ＧＲＯの内情、退職者に辛い、生活費の勘違い、何が良くて、仮免生活。そして先月の幸福度、これだけ書いてしまうとネタ切れになる。来月の４日が連続投稿の満５年、それ以後、ブログネタが無いときは簡単な文書にしたり、肩の力を抜いて更新していく心算だ。
私のブログは、家内への安否確認やマニラ生活の報告も有るので、毎日の更新に重要性がある。ある意味でブログをやめるのでなく、写真だけの日や他愛の無い日常を短文で紹介したり、スタイルを変え更新して行く予定だ。
ただ、今回の帰国中でも全力投稿したい。最後のシリーズになると思うが、移住先をテーマにして考えて見ることにした。マニラだけでなく、ダバオやセブ、他の国なら何処が住み良いか。マニラへ帰るまで続くか判らないけど、楽しみにして下さい。
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マニラ暮らし、移住先を何処にするのか フィリピン
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移住先を何処にするのかは、生活習慣と生計で違ってくるのかもしれない。今までの環境と楽しみは中々捨てられず、暮らしに対しての考えは人それぞれだと思う。私自身最初からフィリピンと決めた訳でなく、今でも移住先を探している状況だ。では何故日本脱出を決めたかと聞かれたら、１３年前（２００１年）の大きな事件に遡ってしまう。
私が退職者ビザ（ＳＲＲＶ）を取得したのは２００２年４月、５０歳を過ぎてＳＲＲＶが取得し易くなったこともある。また、家内の姉弟がマニラへ住んでいて、マニラは２０年以上前から馴染みがあった。それらがコンドを購入する切っ掛けとなり、ならＳＲＲＶの積立金を利用すれば、コンド購入の資金でＳＲＲＶも取得できた。
当初移住先として考えていた香港は、１９９７年に中国へ返還されてしまい。共産圏に住みたくないと香港は諦め、似たようなシンガポールも考えたけど馴染みが全くない。そこでマニラを拠点にしたら、東南アジアなら何処へ住んでも便利で、庭みたいなものだった。
ま～一応マニラへ拠点を作り、それから移住先を探すか。そんな軽い気持ちでマニラへ住み始めたのに、１年の４分の３をマニラで暮らすとは考えてもいなかった。元々、旅行会社を経営していた時に、商品だったのがマニラ・ソウルツアー、通信販売を経営していた時は香港と、仕事絡みで馴染みはあった。
子猫の母親キナを載せてます。
３０代４０代のころは香港へ住むことを憧れていたら、中国へ返還されてしまう。中国が約束した一国二制度なんか、５０年続く訳がない。もし５０年続いてくれたら９６歳か、それまで生きていないとしても、一国二制度何か信用できない話だった。
移住先としての考えの中に、共産圏嫌いとムスリム国家は遠慮したい。この２つを除外していくと、東南アジアで残る国（地域）は少ない。ＳＲＲＶを取得した当時は、５年もすれば仕事に一区切りつくだろう。それから改めて移住先を探すか、何と言ってもマニラは東京まで４～５時間（飛行機）の地域で、何か有ったら直ぐに帰国できる。
毎月なら一回のフライトで４～５時間が限度、７～８時間のバンコクやシンガポールなら、直ぐに帰国するには体力の限界を感じ難しい。そんな考えでマニラ・香港・台北・グアムの中から、先ずはマニラへ拠点を作ることにしたが。他に旅行関係の友人達も多いので、韓国・ソウルにも部屋を持っようになった。
１年のうち移動する生活が長くなると、マニラ・ソウル・東京に疲れを感じてしまう。徐々に東京と気候が似ているソウルは、維持するのが億劫になってしまった。理由として遊ぶところが少ないストレス、何をするにも東京より高いと感じる割高感。クラブやバー・ＫＴＶへ飲みに行っても前提条件が買春、マニラや東京のように会話を楽しむ雰囲気は韓国にない。
システムの違いと言ってしまえば、バンコクも似たようなモノかもしれない。日本のクラブやバーの雰囲気に馴染んでいると、マニラに根付いてきた日系ＫＴＶは心地よい。人間幾ら歳を重ねても、遊び心は衰えないモノだ。特に、まだまだ現役だと言う世代は、家でＴＶやＰＣで過ごすなら、移住する意義はなく、何処で暮らしても同じだと思った。
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マニラ暮らし、移住先は楽しくなければ フィリピン
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今回の帰国シリーズは移住先を選ぶ、利便性と有意義な暮らしをテーマにして、枯れない生活を考える。「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」はウィンストン・チャーチルの名言だと思っていたら、ダグラス・マッカーサーの言葉だった。年を取れば取るほど、この言葉に感銘を受ける。
そうは言っても気持ちは枯れないのに、何と無く貴方の人生終わったよと隅に追いやられる風潮が怖い。逆にＪＡバンクのＣＭではないが、定年退職の日に颯爽と第２の人生へ船出したい。そうなら日本を脱出して、自分が思い描く暮らしをするしかない。日本にいたら長老でも、海外なら青年の暮らしができると、海外移住を決断した人も多いはずだ。
日本で暮らせば若い子にオッサン（オジサン）と言われ、ショックを受け見縊られ年寄扱いされても、外国なら言われている意味が分からないだけマシだ。フィリピンならロロ（老人）になるが、面と向かってロロと言う人はいない。還暦過ぎた老人社会に成りつつある日本と比べ、平均年齢２３歳のフィリピンなら年寄の地位は高く、良いことは有ってもさげすまれることはなかった。
老後をノビノビした人生で過ごしたいと考えれば、平均年齢の若い国で暮らすのが最適なんだろう。レストランや居酒屋へ入ったら同年輩が働き、タクシーに乗っても自分より年上が現役では、働けるだけ良いのかもしれないが。見ているだけで可哀想になって、気軽に物を頼めなくなってしまう。そんな日本を脱出しただけ、今の暮らしは幸いだと思っている。
ただ、闇雲に移住しても、自分の趣味や生活パターンがついていけない。出来るなら定年退職前の暮らしがしたいと考え、移住先を選んだら、私の場合はフィリピンだった。人それぞれ価値観と趣味・生活パターンに愛着があり、一朝一夕で変えることができない。もし、私が東京で生活していたら、毎夜毎夜の飲み歩きはやめられない。
私の場合は経営していたので、終生似たような暮らしができる。ただ、普通の退職者なら現役時代の遊びは、退職してしまうと夢のような世界になる。会社の金で飲み歩いた分を計算すると、キャバクラどころか居酒屋でも躊躇ってしまうのが現実だ。この飲み歩きしか趣味のないのが、仕事人間の成れの果てかもしれない。また、一番老け込んでしまうのも、このタイプだと言えよう。
若い女の子にチヤホヤされていれば、自然と身なりも洗礼されてくる。ところが退職して１日中何もしないと、身なりは無頓着になり実用性を重視する。現にフィリピン在住者でも、ＫＴＶなどへ行かない人は老いを早く感じてしまう。楽しさの追求が若さの秘訣と悟り、私はマニラを選んだ。
飲み打つ買うと三拍子揃っている国は多いが、飲み打つには限度があるし、買うと言っても味気なく続くものでない。日本ならバー・キャバクラ・高級クラブや、色々な国の女性が居る飲み屋がある。彼女達と戯れストレスを発散するタイプは、海外移住先で時間を持て余し、逆にストレスをためてしまうようだ。
自分の趣味と生活パターンを維持できる国（地域）を探す、これが長続きする秘訣でもある。一昨日、ソウルへ着いて友人達と飲もうとしたら、時計屋は奥さんの兄さんが交通事故で死に、別な友人も上司が来たので忙しい。結局、バック屋の女経営者とレストランのママ、二人の大年増に囲まれてた夕食だった。
ま～友人達と飲み食いしたとして、似たようなモノだけど、ソウルは一人で飲み食いできる店はない。例え一人で店へ入ったとして、料理は何を頼んでも２～３人分出てくる。結局、誰かと誘い合って行くしか昼飯も食べ辛かった。
自炊すれば食材は日本と似ている韓国、日本食しか食べられない人には、食材の安さで暮し良く見える。ただ、グループ行動がお国柄なのと、気楽に飲みに行ける店は少ない。飲み歩きしか楽しみを感じないタイプは、韓国移住は難しいと思った。
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マニラ暮らし、移住先選びは物価と為替 フィリピン
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海外の移住先を決める中で重要なのは、物価上昇率と為替かもしれない。今回ソウル・明洞で驚いたのは、５千ウォン（５１５円）で食べられるランチが少ないことだ。ランチの定番としては、コムタン・サムゲタン（参鶏湯）・冷麺・キムチチゲ・豆腐チゲなどがある。
この中で冷麺・キムチチゲ・豆腐チゲなどは、５千ウォンで食べられた。今では冷麺は８千ウォン、キムチチゲ・豆腐チゲでも７～８千ウォンしている。８千ウォンのコムタンは１万２千ウォン、９千ウォンのサムゲタンは１万５千ウォンまで上昇していた。
７～８年で物価は１５０％～１６０％、国のウォン安政策に乗って上昇してきたが。昨日の円レートは１万円/９万７２００ウォン、数年前の１６万ウォンと比べたら、４０％円の価値が落ちている。１６万ウォンでなくとも１４～５万ウォンのころ、韓国へ移住した人なら、月２０万円の収入を韓国ウォンで計算すると、１３～４万円の価値しかならない。
急激なウォン高に苦しむのは韓国でも一緒、ウォン安のときに上昇した賃金は、ウォン高になっても物価は上昇しているので、下げる訳にはいかない。ドルベースでの賃金は上昇しすぎて、韓国国内は疲弊し始めた。大企業は海外移転や人減らしで凌げるけど、中小や個人経営は破産へ向っている。そしてウォン高で一番苦労するのは、円収入で生活する日本人移住者だと思う。
フィリピンの場合、韓国ほどではないが。一時の円高時代に、２０万円で暮らしていた人は、当時なら２０万円は１０万ペソを下回らない。現在では８万３千ペソまで落ち込んで、１０万ペソ以上の生活に慣れた人は、円安に耐えられず帰国を考え始めた。物価上昇と円安のダブルパンチの弊害は、韓国・フィリピンとも似たような状況だ。
老後の移住先を考えるなか重要なのは収入、年金収入に頼る移住者も多いので、円安は切実な問題になる。私の場合でも例外でなく、家賃収入と言っても、建物が古くなれば家賃相場は下がるしかない。その上、新しいマンションができれば、賃貸者は新しい所へ移動し始める。そうなると空部屋率が高くなり、安定収入は遠い昔の話になりつつあった。
ある程度の数を持っているので、直ぐに困るわけでもないが。毎年家賃収入は確実に下がり、物価は確実に上がっていくのが現実だ。物価が安いだけで海外移住を考えたら、大きな間違いだと思い知らされる。５年後の為替は判らなくても、物価の上昇はある程度計算できた。特に途上国ほど物価上昇のスピードは速く、収入の６～７０％以内で生活しない限り、５年暮らしたら日本へ逃げ帰ることになりそうだ。
行き過ぎた円安に翻弄されるのは、日本でも海外でも高齢者なのか。国を信用して年金を積み立てたら、貰える歳は伸び金額は下がる。生活し易いだろうと海外へ移住したら、円高是正の円安政策で蹴落とされる。何か急激なダイエットしたような感覚に陥り、このリバウンドに何が起きるのか、恐怖を感じてしまうと思った。
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マニラ暮らし、移住先のカルチャーショック フィリピン
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カルチャーショック（Ｃｕｌｔｕｒｅ ｓｈｏｃｋ）を気にしたら、途上国どころか海外で暮らせる国（地域）は無くなる。日本人の衛生観念は他国の人から見たら異常な世界、ここまでやるのかと溜息が出てしまう。一番驚くのはトイレ、昨日、今流行りのウォーキングシューズを買いに、東京・木場のイトーヨーカドーへ行った。
ウォーキングシューズと言っても、中高年御用達のチャック付き。早い話はロロ用（老人は抵抗が有るのでロロにする）シューズで、世界中探しても日本しか無さそう。首のヘルニアを患い、今日は呼吸器周辺に出来た脂肪腫の病理検査だ。こんな時は楽なシューズが欲しくなり、駐車場無料で感謝セール（プロ野球）中、１０％か２０％安くなるので買うことにした。
自宅周辺（墨田区菊川）で友人と話しをするには、適当な喫茶店などはない。在ったとしても駐車場が気になり、ではファミレスで飲み物だけでは気が引ける。友人の車で移動なら、木場のイトーヨーカドーが買い物や、食事も出来て最適だった。ところが腹の具合が悪く、珍しくトイレへ行きたくなった。マニラならホテルを探すところ、ここは日本だ清潔だとトイレに入った。
無論、ウォシュレットは当たり前だが、驚いたことに便座を拭く液体まで備え付けだ。あ～あ～、海外にこんなトイレが在ったら、例え有料でも行きたくなる。もしマラテ（マニラ市）に在ったら、１００ペソ（２４０円）２００ペソ払っても利用しただろう。マニラ暮らしの中、トイレが綺麗で食べに行くところは多い。逆に友人を連れて行ったら、トイレが汚くて帰られたことも有った。
あんな汚いトイレを見たら、料理が幾ら旨くても食べられないよ。と言われてしまい恥を欠き、それ以来行かなくなったが。海外の途上国レストランで、トイレを利用しようとするのが間違っている。私なんか小便以外の利用は年に数回有るか無いか、自宅で済ませないと外出しないことにしていた。
これは男感覚で女性なら如何するのか、あんなに汚く便座もないトイレ見たら。日本女性なら涙を出して諦めるか、自分で掃除して使うだろう。衛生観念の違いと言ってしまえば簡単だけど、気にせず使用しているフィリピン人感覚に驚く。例え美人のフィリピーナでも、使用している姿を思い浮かべたら、興醒めしてしまいそうだ。
何もカルチャーショックは、トイレや衛生面だけでない。野菜を買いに行けば、日本なら捨てるような物まで売られている。市場へ行けばハエが集った魚や肉、何時生産されたか分からない玉子、気にすれば何も買えなくなる世界だ。それらの食材を使って、料理を作るレストランを考えたら食べたくなくなる。
あんなの使って料理を作るだから、油で揚げる料理が多いんだろうな。それでも心配で鼻で臭いを嗅ぎ、品質を確かめるのが、フィリピンの常識と言うより、途上国では当たり前の確認方法だ。日本人なら臭いを嗅ぐ仕草をされただけで、食べようという気にはなれない。特に育ちの悪い現地人ほど、食べる前に臭いを嗅いで判断する癖がある。
日本人の通常の感覚なら、レストランへ行っても料理の賞味期限を心配し、市場でも食品の品質に疑問を感じる生活が出来るか。海外の途上国で移住先を探すなら、衛生面と食材の信頼は、当てにしない方が良いと思った。
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マニラ暮らし、移住先の収入は難しい フィリピン
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自分の生活観だけでブログ記事を更新していると、同じ暮らしができる人には参考になるはず。ではそれ以外の人から、マニラは月に幾ら生活費が有れば理想か、平均年金（夫婦）の約２０万円なら大丈夫かと聞かれたら、少し足りないか慎ましい生活をすれば・・・と、言葉を濁してしまうだろう。
無論知り合いの在住者の中にも、はたから見れば慎ましい生活をして、月に１０万も掛からないように見えるが。生活費を聞くと、月２０万円前後の出費はあるという。マニラ暮らしをエンジョイして、ストレスの溜まらない生活をしていると、最低２０万円は必要だと聞いている。
こんな話を書くと幾らなんでも海外移住で、月に２０万円は使えないよと言われそう。そんな収入は期待できない人へアドバイスするなら、１６～７万円ならセブ、１３～４万円ならダバオ。１０万円前後ならドマゲッティ（ネグロス島）・タグビララン（ボホール島）・タクロバン（レイテ島）などの地方都市を勧めてきた。
ただ、台風や地震でタグビラランやタクロバンは、私が知っている時代と変わって、今は治安やインフラに問題が有りそうだ。それでもセブとダバオ周辺の地方都市なら、治安は良く物価も安い。それなら国民年金（ 老齢基礎年金満額）で貰える７７万８５００円（月額６万４８７５円）なら、何処が良いかと聞かれたら、フィリピンでは難しいと言ってしまう。
低年金・低収入の人が、海外移住で簡単に考えるのは、足りなければ何か働けば良い。そんな考えで移住してくる中高年の多くは、働くことの苦労を思い知らされる。日本でも外国人の労働が難しいのは同じで、外国人になってしまうと簡単に働ける国（地域）は存在しない。
フィリピンの場合、退職者ビザ（ＳＲＲＶ）を取得して、就労申請をすれば働けるらしい。現に私の息子は、ＳＲＲＶの家族枠で就労許可を取って働いている。確かにＳＲＲＶは子供も一緒にビザが貰え、それらの子供が大きくなれば、働くことは仕方ないだろう。
ただ、ＳＲＲＶの家族枠で就労許可を取るのは難しく、直ぐには貰えなかったと聞いている。でもＳＲＲＶの家族枠は資格がなくなれば、就労できなくなるようだ。資格が無くなるということは、ＳＲＲＶ取得者が亡くなるか、放棄して帰国してしまうことを指す。
定年退職をしてＳＲＲＶを取得したら、例え労働許可を貰えたとして、平均年齢の若いフィリピンで何年働けるか疑問だ。息子の場合はまだ２０代、働く気になれば仕事は見付かる。還暦過ぎたオヤジは、特技がなければ雇うところは少ない。
日本なら高齢者でも、パート収入は稼げそうだが、フィリピン人でも中々仕事はないのに、日本の中高年を欲しがるところはマレだ。一番良いのは長閑に働かないで暮らせるところ、勝手の知らない国へ来て、働こうと考えるのはそもそも間違いだった。
日本での収入が少ない高齢者は、割安感を求めて途上国へ移住したがる。実際に移住してみれば、異国で暮らす難しさを嘆く人も多い。日本人全て金持ちと考える現地人との付き合いや、在住邦人との人間関係にも疲れるようだ。海外移住ブームと言っても、安かろう悪かろうで生活することになる。そんな苦労する海外移住なら、日本人は耐えられないし向かないと思った。
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マニラ暮らし、移住先の治安とインフラ フィリピン
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日本人がタダだと感じて安心しているのは、安全・空気・水と言われてきた。現状は水道水を飲まなくなったり、空気清浄機を使用する人が増えている。では不安が有るかと言えば、誰しも考え込んでしまうだろう。例えば東京にしても、石原慎太郎元都知事の排ガス規制以後、空気は見違えるように綺麗になり、水道水もペットボトルにして売るまでになった。
そして犯罪の発生率から見たら、東京は世界でも上位の治安を誇っている。ではフィリピン、マニラは如何かと聞かれたら。空気は数十年前の東京と変わらず、水道水は信用されてない。安全面で考えたら、数字上、凶悪犯罪件数は少ないが、殺人事件は多い。それらを考えて見たら凶悪犯罪が起きても、被害届を出さない人が多く。隠しようの無い殺人事件だけが、数字に表れているんだろう。と言えるぐらい犯罪発生を感じるし、強盗や引ったくりの現場に遭遇したこともある。
海外移住を考えたら、日本で考えられない苦労をする。特に治安が悪い都市へ行ったら、一瞬の気も抜けない世界だ。治安の悪さだけなら、香港なんかは最低かも知れない。マンションの窓には鉄格子、部屋の入り口は二重ドアにして暮らしている。その点マニラはマシな方で、鉄格子などで警戒しているのは下層のコンドだけだ。現在、私が所有している部屋には、全ての窓に鉄格子はない。
そしてマニラを楽観して勘違いしているのは、途上国の首都でも治安やインフラに問題がある。と知っていても、平気で危ない地域に立ち寄り、犯罪に巻き込まれてしまう。それは平和ボケした日本人の油断で、この地域は何時も来ているから大丈夫と、思い込んだ行動に落とし穴がある。
例えばショッピングモールでも、出入口が違うだけで危険度は変わってくる。ロビンソンエルミタはアドリアティコ通り側が危ないし、ハリソンはマック側とか。知っていれば、犯罪に合うことは少ない。問題ないと何時もの通りを歩いても、時間によって薄暗いところは注意が必要だ。犯罪は何処の国にも起きるし、狙われたら防ぎようがなかった。
私が財布を掏られたのは香港で２回、子供の手を繋いでいて、注意は散漫になったのが要因だ。ところがマニラやフィリピンで、一度も盗られたことはない。最初から危ないと警戒するので、財布の入っているポケットの周辺に、人影を感じると無意識に防ぐポーズになっていた。そのぐらいの警戒心が無いと、途上国で暮らすことは出来ない。
もう一つタダだと思っているがインフラ、日本の何処へ行っても道路は整備され、一つのゴミでさえ落ちてないと、日本へ来た外国人観光客から賞賛されている。これも毎夜毎夜、道路を清掃する車が走り回るからで、インフラには莫大な費用が掛かる。先進国で経済大国の日本と比べたら、途上国の国家財政など、東京都より少ない。東京都の財政規模は６兆２６４０億円（２０１４年度）、フィリピン政府の２０１３年度予算が約４９０億ドル（５兆２９２０億円）だ。東京都と比べ面積は１３６倍、人口は７.５倍多いフィリピンで、予算規模の違いを考えてしまう。
海外移住では自分の身を自分で守り、インフラは当てにしないことから始まる。治安やインフラを気にし過ぎる人は、海外移住は向かないし、日本からの脱出は無理だと思った。
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マニラ暮らし、移住先の医療事情に覚悟が必要 フィリピン
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海外移住で一番気になることを聞かれたら、治安や物価上昇・為替・インフラなどより医療かもしれない。他は金さえあれば如何にかなるし、全てお金で問題は解決できる。どんな国（地域）でも金持ちは居て、それらと同じ生活が出来たら快適なはず。後は日本より安いか高いか、そんなことは人それぞれの価値観で、判断するしかない。
私は還暦過ぎまで散々使い古し、無理をさせた身体に、楽をさせようとマニラ暮らしを選んだ。温暖な地で過せば負担は少ないだろう、寒い時期の日本なんか真っ平、とは言ってマニラも暮らし辛い季節はある。理想は夏の函館、春秋は東京かマニラ・沖縄、冬はマニラで暮らすのが最良かもしれない。
一番過し易い時期の良いとこ取り、そんな生活がしたいと函館には拠点を持っている。ただ、こんな渡り鳥生活を１人でやっていたら、孤独に耐えられなくなりそうだ。ま～取り巻きを引き連れて生活するまで裕福なら、面白いと思うが。気の合う友人や馴染みの店を作り、それらを維持するのは難しいと感じている。
もう一つ気になるのは医療水準、フィリピンナンバーワンの病院でも大病をしたら？。現に大金持ちや政治家は、海外へ行き治療している。今回、脂肪腫の中でも稀な、消化器・上大静脈周辺に出来た縦隔脂肪腫。大きさやＣＴ検査で医師は良性と判断したが、念のために造影剤を使ったＭＲＩを一昨日（２９日）撮った。来月は縦隔脂肪腫の大きさを見るため、やはり造影剤を使ったＣＴを撮り、その日に摘出手術の日を決めようと言い出した。
一部脂肪腫を取って病理検査をすることもなく、簡単に良性と判断されたのは良かったが。もし、フィリピンなら良性と言われて信用できたか、多分、もう一度日本で検査したと思う。まして脂肪腫の中でも稀なところにでき、自分が患わなければ一生聞かないような病名だ。例え疾病保険で全てカバーされるとしても、簡単にフィリピンで摘出手術する気になれない。なにも今すぐに摘出しなくても命に別状ないので、来年中に最良の方法で手術を受けるか悩んでいる。
やはり医療は日本だな、こんな難しい病名を聞いても理解できない。まして英語で言われたとして、通訳の人から何て説明されるか。聞くところによると脂肪腫の中でも、滅多に無いらしい。悪性が報告された症例も無いらしく、腹部の骨や臓器の影や形を見れば、簡単に良性と判断できるようだ。持病以外で気になっていた症状の要因が、今回分かったので安心している。ただ、日本でも中々気付かない症例に、外国の医療機関なら発見してくれたか疑問も残る。
特に途上国の医療機関で気がかりなのは、技量だけでなく費用もある。移住者なら滞在地の医療保険（疾病保険）へ入ってなければ、日本の保険は一切使えない。そうなると保険が無ければ、盲腸の手術でさえ莫大な費用が掛かると言われている。現にフィリピンでも先端医療費は高く、肺癌を患ったＫＴＶ・ＧＲＯの父親は、医療費が払えずステージ４までいってしまった。フィリピンの庶民の場合、癌と分かれば諦めてしまう。そんな医療事情の国へ移住するなら、命の次に大切なのは金と医療保険だ。
俺（私）は今まで大病をしたことは無い、掛かり付けの病院で血液検査をしても、何時も健康だと言われている。そんな友人が肺癌と付随する脳梗塞になり、念のために入っていた癌保険（５００万円）で、助かったと言っていた。その他にも入院保険があるので、治療費は全て賄えるらしい。ただ、彼の場合でも移住じゃなくてロングステイ、帰国中に発病したので助かっている。日本に拠点がなく移住したら、医療事情に振り回され、命も危なかったと思った。
追伸、今日の午後便（ＪＡＬ７４５）でマニラへ帰る。マニラ・成田間のＪＡＬは全滅だと思っていたら、午前中は満席が続いていた。何故なのか分からないので戸惑い、理由が判明したら記事にしたい。ただ、悪名高きマニラ空港ターミナル１、特に午後便の税関は性質が悪いので緊張している。こちらのレポートの方が記事になりそうだ。
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マニラ暮らし、ＪＡＬ７４５便を利用する フィリピン
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昨日は年に１度有るか無いかの午後便利用、ＪＡＬ７４５便でマニラへ帰ることになった。何と言っても治安が悪いマニラ、空港周辺の午後１１時前後は何があっても可笑しくない。出来るなら避けようと、前日までＡＮＡ便（羽田発午前便）にもトライしたが、儚いもがきで終わってしまい。結局、一番嫌っていた午後便へ乗ることになる。
フィリピン在住邦人はマニラ発に午前便を利用して、帰りは午後便へ乗るのが一般的だ。私は午後便帰国の午前便帰り、観光客が好むパターンでマニラ・成田を往復している。ま～仕方ないか、確か７４５便は１・２・１配列のビジネスクラス、１８０度横になって寝られる。そんな気休めも１０月から運行便が変わり、何時もの２・２・２へ乗る嵌めになった。
予定が狂うとこんなモノで、全て裏目裏目へ出てしまう。一番嫌な午後便へ乗って、最悪なビジネスクラスで移動する。何故、午後便を嫌うかと言うと、治安の問題だけでない。何と言っても、３年連続ワーストトップ（今回は４位）のターミナル１。その中でも深夜のスタッフは、何かとイチャモンを付けるので有名だった。
頼まれ物で荷物が満杯なら、税関員はチップ（裏金）目当てに集って来る。カモがネギを背負っているような状況を思い浮かべたら、面倒でなるべく避けたくなる。それともう一つは、自宅へ午後１１時過ぎに帰ったら、中途半端で寝ることも出来ない。それでいて神経は張って、酒を飲みたくなるジレンマが疲れる。
ただ、午後便の良いところは、ブログ記事をゆっくり書けて、買い忘れを思い出させてくれる。移動日と言っても気楽は気楽、午後３時３０分にタクシーを予約したら、トヨタの大型バンアルファードでやってきた。荷物が多いときのアルファードは有難い、ゆったりした気分で運転手と話したら、土日月の３連休だと運転手に教えられた。アッ、１１月３日は祭日か、そして３１日はハロウィーン。
ハロウィーンの方は知っていたが、日本の祭日を忘れている。日本が３連休なら、人気の無い成田・マニラ線が満席なのも頷けた。そうと知っていたら、早めに予約を入れて置いたのに、バカな努力をしていると笑ってしまった。この辺から運勢は変り、裏目裏目が逆に成りだした。ＪＡＬラウンジで訪問者とお会いして、気分良くＪＡＬ７４５便に乗れた。
マニラ空港へ着いたら、入管審査はガラガラでスムーズ。何時ものように大量の荷物を持って税関へ行くと、職員から手招きされ嫌な予感が・・・。何てイチャモンを付けるのか、生卵は言って来るだろうな。持って来た荷物を思い浮かべ、色々覚悟して税関カウンターへ向かうと、見覚えがある職員を見付けた。
前回の９月３０日に、フィリピン独特の言い回で、仕方なく１０００ペソ（２４５０円）をミリエンダ（オヤツ）として、渡したときの職員だ。カウンター担当では無いけど、一般の職員より地位はありそう。彼へ合図を送ると、カウンターの職員も気付き、暗黙の合図で荷物検査を諦めてくれた。後は彼と握手して税関を素通り、ターミナルの出口には旅行社の車が待っている。これなにスムーズに行くなら、ＪＡＬ７４５も悪くないと思った。
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マニラ暮らし、為替レート１万円/３９９０ペソ フィリピン
昨日のマニラ湾夕昏と今朝を載せてます。美しいと思った人、天気の参考になった人はフィリピン情報をクリックしてくだて下さい。（笑）
マニラへ帰って来たときの定例は、日本から頼まれ持って来たモノを、友人（パサイ市）や川崎レストラン（マカティ市）、纏の社長（同じコンド）が引き取りに来ることから始まる。ところが一昨日は午後便でハロウィン、そこで昨日の朝に来て貰うことにしたら、我家の冷蔵庫と冷凍庫は満杯になる。それでも慣れない午後便なので、何時もより２０ｋｇほど少なかった。
元々、纏のアイスコーヒー用ミルクを、日本から持って来て上げることから始まった。その内、川崎レストランの応援をするようになる。ところがその前からパサイの友人に頼まれ、日用雑貨などを持って来ていたが。この頃は食料品の要望も有り、私が食べたいと思うのを、多く買って来て分けている。
今回は前にブログで紹介したボケ防止サプリ、Ｄｏｃｔｏｒ’ｓ ＢＥＳＴ社製、アセチル-Ｌ-カル二チン塩酸塩（Ａｃｅｔｙｌ Ｌ-ｃａｒｎｉｔｉｎｅ）を２個頼まれている。それらを入れて日本円で１万３５００円、ペソで良いてすかと聞かれ、為替のアブリでレートを見たら、１万円は４千ペソ丁度だった。１万３５００円が５４００ペソ・・・、前は１万円が５４００ペソ前後だったよな？？？。
今回の円安要因は、黒田日銀が実施した追加緩和（黒田バズーカ砲第２弾）だ。何が何でも消費税１０％・物価上昇目標２％、デフレマインドからの脱却へ向けた強い決意を示した。でもこれで良かったのかな、通貨が弱くなるという悲劇は、フィリピンで散々見て来た。１ドル２ペソ（当時のレートで１８０円）のころのフィリピンは、アジア第２の経済大国（当時１位は日本）だった。
ま～私のブログ記事で日本経済の話しは馴染めない。書くとしたら円安に苦しむ在比邦人の苦労話か、今のマニラ・フィリピンへ移住（ロングスティ）する費用ぐらいだ。後はペソから日本円に直したら、決して物価は安くないという警告になってしまう。円安のときは日本でジッとしている方が、物価上昇は緩やかなので暮し易そうだ。何と言っても海外では、円安の進行は瞬時で、１日の違いで切実な悩みになる。
エット～驚く、１万円４千ペソの計算も、これも為替アプリだから良い方かも知れない。マビニー辺りの両替屋なら、４千を切っているだろう。そんな話をしながら今朝のまにら新聞で確認すると、３９９０ペソで両替されていた。ヤッパリ、終値で３９９０ペソを付けてしまったのか。昨日一緒に日本から来た人は、あまりにも安くなったので戸惑っているだろう。
今度こそドル預金を使うしかないか、持っている不動産の売り時期かもしれない。これだけ下がってしまうと、円安で得をすることを考えたり。円を如何に使わないかの、塩漬け宣言をするしかない。とは言って持っている外貨で何ヵ月持つか、幾ら節約しても結局円を両替することになりそうだ。
このごろ考えるのは円安での踏ん切り、マニラから沖縄へ移る時期を真剣に考えようか悩む。このコンドを購入した１３年前の為替レート、１万円３８００ペソが私にとって、行動の時期かも知れないと思った。
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